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Windows 10シリーズに必要なハードウェアスペック

2015-07-24 12:30:00 | IoTデバイス
Windows 10の各エディションを搭載するのに必要なハードウェアのスペックが
MSDN内に掲載されていますね。
ページ「Minimum hardware requirements」はこちら


Windows 10 IoT Coreであれば、
・CPU:400MHz以上のx86/x64(PAE、NX、SSE2をサポートしていること)またはARM SoC
・RAM:ヘッドレスデバイスの場合は256MB以上、ディスプレイを使用する場合は512MB以上
・ストレージ:2GB以上
と記載されていますね。

Windows 10 Iot Enterpriseについては、Windows 10 for Desktop Editionと同じだそうです。


Bluetoothのサポート状況についてはこちらのページに記載がありました。

こちらのページにはWindows 10 IoTに関する記述が無かったです(-_-;)




MicrosoftのIoTセミナー

2015-07-23 10:00:00 | IoTデバイス
来月8/4に、マイクロソフト品川本社ので、
Internet of Thingsに関するセミナーが開催されます。
⇒「Microsoft のテクノロジーで実現する! Internet of Things

機器からデータを収集し、さらにそれを分析するところまで、
Microsoftのサービス/製品で実現する方法を解説されるようです。

地方でも同じ内容でセミナー開催されないかなぁ・・・。

GoogleのオープンBeacon規格「Eddystone」(2)

2015-07-22 07:00:00 | IoTデバイス
ベイシスイノベーション社から、Eddystone対応のビーコンが発売されたそうです。
ニュースリリースはこちら

正確には、アメリカのBluvision社のEddystone対応BLEビーコンを国内で販売する、とのこと。

ベイシスイノベーション社では、ビーコンとIoTゲートウェイを使った
O2O分野向けサービス「beaconnect(ビーコネクト)」を展開しています。
カスタマイズ性があるなら、このサービスをベースとしたソリューションを検討するのもいいかも。

サービスページを見てみましたが、ビーコンの価格は書いてませんでした。
評価用に調達したいけど、個人向け販売はしてなさそうだなぁ(-_-;)


GoogleのオープンBeacon規格「Eddystone」(1)

2015-07-21 10:00:00 | IoT,M2M
様々なIT関連メディアでも取り上げられていますが、
Google社がiBeacon(Apple社が提唱しているBeacon規格)と競合する規格を公開しました。
その名も「Eddystone」。どこぞの建てられている灯台からとったそうな。

参考記事はこちら
Google、Appleの「iBeacon」競合の「Eddystone」をオープンソース/マルチプラットフォームで公開
グーグルついにビーコン発表 アップル「iBeacon」対抗へ
Lighting the way with BLE beacons


オープンソースでAndroidだけでなく、iOSにも対応しているとのこと。

既にmbedを使ってEddystone対応Beaconを作ってみた方もおられるようです。
mbed HRM1017 をつかって、Eddystone対応のビーコンを作ってみる

この記事を見る限りですが、iBeaconのUUIDやMajor/Minorコードが入っているペイロード部をEddystone規格にしているだけのようですので、
案外簡単にWindows 10のアドバタイズメッセージ送信にも組み込めるんじゃないかと。

まずは、Eddystone規格のメッセージを受発信するAndroid環境をつくらねば・・・。

国内発のIndustie 4.0関連団体発足

2015-07-20 20:24:58 | ビジネス一般
Industrie 4.0の情報はいろいろ流れてきていますが、
日本国内でも、標準化を目指した団体が立ち上がったそうです。
Industrial Value Chain Initiative

設立経緯は把握していないのですが、どうやら日本機械学会のつながる工場研究分科会が設立母体となっているようです。

すでに製造業大手含む50社程度の企業が正会員・サポート会員として加盟していますね。
法政大学デザイン工学部の西岡教授が発起人で理事長だそうです。

こういった取り組みは非常に重要だと思うし、
できれば日本が世界の産業のイニシアチブを取っていけるといいのですが、
こういった取り組みが実際にうまくいくかは・・・自分は少し懐疑的。

コンセプトにある「ゆるやかな標準」というのが、自分にはちょっと捉え辛い。
ちゃんと資料を読み込めてなくて勉強不足な点を棚に上げて書いてますが(汗)、
業務シナリオが各社相当違う中で、リファレンスモデルも企業間のインターフェースも、
そう簡単に決められるのだろうか・・・。
また、日本の企業のみでそれらを決めて、グローバルで見るとそぐわないものになったりしないだろうか・・・。
他にもIoT / Industrie 4.0(またはIndustry 4.1J)を取り組んでいる団体は国内外いくつもあるけど、
その中でIVIがどの程度優位性があるのだろうか・・・。

といっても、まだ設立されたばかりだし、Industrie 4.0が目指すシステムが現実的になるのもまだまだ先の話なので、
これから世界的に注目を浴びるよう頑張ってほしいと思っています。



Windows 10とBeacon(3)

2015-07-08 22:36:25 | IoTデバイス
BluettoothLEAdvertisementPublisherクラスを使って、
Windows 10のユニバーサルアプリからAndroid等のiBeacon検知アプリに対して
アドバタイズメッセージを送る方法がようやくわかってきたので、備忘録。


BluettoothLEAdvertisementPublisherクラスを使って、
Windows 10のユニバーサルアプリ間でのアドバタイズメッセージのやり取りは確認できていたけど、
iBeacon検知用に作ったAndroidアプリでなぜか受信できなくて。

アドバタイズメッセージのタイプが間違っているのだろうかと思って
関連クラスをいろいろ見てみたけど、それらしいプロパティを持つクラスもいない。


BluettoothLEAdvertisementPublisherで送信するデータは、
BluettoothLEManufactureDataクラスで指定するけど、
このクラスにはCompanyIDとDataプロパティぐらいしかない。

どうやらこのBluettoothLEManufactureDataクラスで、
iBeaconのCompanyID、Indicator、proximity UUID、Major/Minorフィールドを設定するみたい。
なので、Dataプロパティ側にCompanyIDを除くデータをセットする必要がある。

ということで、このページを参考にして、上記のデータを適当にセットし、
BluettoothLEAdvertisementPublisherクラスで配信させてみると、
AndroidのiBeacon検知アプリで無事検知できました!


これが本当に正しいかどうかは、現状のMSDNの記載レベルからではわからない。
BluettoothLEAdvertisementPublisherクラスのソースコードがあるわけでもないので、
動かして検証するしかないかな・・・。


これからラズパイ2のIoT Core用アプリに移植して試してみよう。





Windows Phoneの解説記事

2015-07-07 19:36:33 | Mobile関連
最近Windows Phoneの解説記事がちらほら出てきてますね。

「Windows Phone」がiPhoneとAndroidを駆逐、それとも返り討ち?
⇒記事を見るには会員登録が必要ですが、無料です。


個人的に思うことをつらつら書きますが、
一般コンシューマは・・・まぁ今のところはWindows Phoneを買わないだろうなぁ。
アプリの量が少ないというのもあるし、あえてAndroidやiPhoneから乗り換えるメリットが少ないので。

MADOSMAはSIMフリー端末として魅力的かもしれないけど、
SIMフリー端末を購入する一般コンシューマは、スマホユーザの一部でしかないわけで。


Windows Phoneを出荷したマウスコンピュータは、法人向けカスタムを受ける用意があるようなので、
ビジネスユースというか専用端末としてのWindows Phoneが期待されているのかな。
⇒iPhone/iPadのビジネスユースは進んでいるけど、カスタムは無理だし、
 Androidはいろいろ不安なんでしょうね、企業から見ると。


今月末に予定されているWindows 10リリースによって、
ある一定量、パソコンやタブレットがWindows 10搭載になる。

Windows 10が流行ればWindows Phoneが流行るかというとそうでもないけど、
今回のWindows 10はかなりシームレスなプラットフォームになりそうで、
Windows 10のアプリとWindows Phoneのアプリを比較的簡単に同じように作れるようになるから、アプリの数は増えていきそう。

あとはWindows Phoneと基幹システムとの親和性が、Windows 10と同様ということであれば、
ビジネス向けに国内・海外のメーカーがWindows Phone端末を出してくるだろうし、
出荷台数も増えてくると思われ。


ただ、どうしてもWindows Phoneでないとダメという部分が出てこないと、
今の状況が大きく変わるような展開にはならないと思う。

次のマイクロソフト及び協業パートナー各社の一手に期待したいです。




7/8追記
こんな記事も出てますね。
マイクロソフトもついに本気に! 日本でもWindows Phoneは復活するのか






Windows 10 IoT Coreのセキュリティ

2015-07-06 23:00:00 | IoTデバイス
FFRI社が、Windows 10 IoT Core + ラズパイ2のセキュリティ評価を行ったようで、
そのレポートが以下のページに掲載されています。
こちら

Windows 10 IoT Coreは、まだInsider Preview版なので、
正式リリース時点では状況が変わっているとは思いますが、
ポートのチェックやデフォルトパスワードの変更など、
最低限チェックしておきたいポイントとして参考になるかと。

デフォルトパスワードの変更等については、
Windows 10 IoT Core Command Line Utilsで紹介はされているんですけど、
ちょっと見つけ辛いかもですね。



ラズパイ2で遊ぶ 5

2015-07-05 08:00:00 | IoTデバイス
前回の記事では、Windows PowerShellでラズパイ2にリモートログインしました。
ラズパイ2はWebサーバが起動していて、ブラウザでデバイスの情報を見ることができるので、その機能を紹介したいと思います。

ラズパイ2を起動し、LANケーブルをつないでください。
パソコン側でブラウザを起動したら、URLを以下のように入力してください。
 http://minwinpc.local:8080/
  または
 http://<ラズパイのIPアドレス>:8080/

そうすると、以下のようなログイン画面が表示されます。


ユーザ名とパスワードはPowerShellと同じで、デフォルトだと
 Administratorp@ssw0rd
です。

ログインに成功すると以下のような画面が表示されます。


左側にメニューが表示されているので、リンクをクリックしてみてください。

例えばProcessesをクリックすると、以下のような画面が表示されて、起動しているアプリ(プロセス)の一覧が表示されます。


Devicesをクリックすると、以下のような画面が表示されて、接続されているデバイスがツリー形式で表示されます。


次回はアプリを動かしてみます。


Windows 10のアップデートシステム

2015-07-04 08:00:00 | Windows 10
ちょっと前の記事ですが、Windows 10のアップデートに関する解説がITMediaエンタープライズに掲載されていました。
⇒記事はこちら

Windows 10のInsider Previewでは、FastとSlowというアップデート設定があって、
新機能やセキュリティパッチなどを早く試したい人はFastを、
安定してから取り入れたい人はSlowを選択するようになっていますが、
この設定は正式リリース後も運用されるんですね。

ビジネス向けにはアップデートをある程度コントロールできる仕掛けが用意されるようです。
重要な処理中にアップデートが走って再起動したら、そりゃ大変ですからね・・・。

ただ、通常のWindows 10ではなく、ProまたはEnterpriseエディションでのみ使用できるとのこと。
そもそも、企業でWindows 7/8.1を使ってて、Windows 10に無償アップデートした場合、
どのエディションになるんだろう?


そしてWindows 10 IoT for Industry devicesのアップデートシステムはどうなるんだろう。
Pro / Enterpriseと同様の仕掛けが用意されるとは思うんだけど。
アップデートだけじゃなくて、アクティベーションとかもかなり気になるけど。
⇒どうなるかによって、キッティングの手順などなど、出荷前後の流れをほんといろいろ検討しなきゃいけないし。