昨夜・・・・
『軍師』と言う言葉・・・名詞を使いましたが・・・・
組織で行動する場合においては・・・・
複数人数の考えを統一し、一つの目標に向かう必要があると思います。
トップが独裁的に推し進める方式もありますが、継続性に問題があります。
中、長期的に見て、組織の崩壊は火を見るよりも明らかです。
これとは逆に、例えで言われることですが、「船頭が多くても、船は真っ直ぐに進まない」もの。
このあたりのバランスが難しいと思います。
今季のタイガースはどうだったか・・・・?
首脳陣の能力以前の問題ではなかったかと思われます。
一言で言うと「仲良しグループ」であり、「お友達感覚」だったのではないかと言うこと。
「信頼」といういかにも響きの良い言葉にだまされそうですけどね。
組織は“個”の集まりであり、その“個”一人一人に“感情”があります。
同じように、首脳陣、コーチ達にも“個”はあるはずです。
自分の管轄外であっても、あまりにもおかしいと感じる部分があれば指摘すればいいことです。
しかし、それにはルールもありますし、手順もあります。
それを調整するのが『ヘッドコーチ』ではないでしょうか?
監督は船長であり、てきぱきと指示を出す。
ダメなら、責任をとる。
各部署の責任者(コーチ)は、船長の意志を各乗組員(選手)に伝える。
(まず最初に直接、船長から乗組員に目的地とプランを伝えるはずですけどね・・・・)
船が安全に航海できるように、大局的に物事を見て判断し、船長にアドバイス・・・
あるいは指示を出すのがGMと考える事もできます。
実際は、船長の意志は乗組員に伝わらず、
あまりに無茶な操船が、不信を招く結果になってしまったと言えます。
『ヘッドコーチ』・・・・つまり『副船長』が実質不在の状態・・・・
しかも普通『ヘッドコーチ』は『航海長』や潜水艦で言うなら『水雷長』も兼ねます。
実に重要なポストなんです。
私は、このヘッドコーチがチームの浮沈を決めるとさえ思ってます。
監督は、選手の「ご機嫌取り」でもいいと思ってます。
選手をいかに掌握するか?
それが監督の手腕であって、ヘッドコーチは、読んで字のごとく・・・・
チームの『ブレイン』なのだと考えます。
来季、このヘッドコーチになるであろう黒田氏の手腕が未知数。
期待感もあるし、不安もあります。
まして・・・・GMが横やりを入れないか?と言う恐れもありますし・・・・
ということで・・・・
今季は、和田さんが人間的に悪い人じゃなくて、
ちょっと『野球脳』が足りなくて・・・・
でもいいんです・・・・誰でも完璧はないんですから。
でも・・・・足りない部分を、本来埋める人が、座ってるだけの人だったと言うことで・・・・
ABCの放送席で言ってたことと違いすぎたということですね・・・残念ながら・・・
期待した分だけ、反動は大きいものになってしまいました。
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