浜風に吹かれて・・・・

阪神タイガースの話を中心に、
大好きな野球の話を、感じるままにわがままに・・・・

連敗で感じたこと

2016-08-28 02:41:45 | 素人考察

連敗は残念ですね・・・・きついです。

この試合で、2つのテーマが浮かんできました。
まずは・・・・

ちょっと、思い切りましたね・・・・
4:大和選手、5:上本選手、6:北條選手。

この3人なら、4:上本選手、5:北條選手、6:大和選手というのが「普通」だと思います。
スローイングに難のあるウエポンをサードにというのは、かなりの冒険です。
普通なら、怖くて出来ませんが・・・・(笑)

「ショート北條」
すべては、ここが基本なのだと思います。

「鳥谷選手の使い方」を考えたとき、「サード鳥谷」は私は無理だと思ってます。(反対です)
ベンチも、同じ考えではないかな?
だから、「サード上本」であり、「大和選手はスタメン選手ではない」ということだと思います。
(「セカンド鳥谷構想」ありで、この試合は左腕、石川投手の先発) 

SNSにて、お話しさせていただいている方の一人(N氏)も、
「二遊の選手がサードを守るのは反対」と言われています。
私も同じ考えです・・・・「タイガースには現在、三塁手はいない」

「サード鳥谷」を実現させるには、まず本人のやる気が問題ですし、
技術的にもかなりハードルが高い・・・・と思っています。

以前にも書きましたが、名手:前田大和選手においても、サードではエラーが多い。
そして、彼も本職はショートです。
投げる角度以前に、打者との距離の違い・・・・打球の質の違い。
これは実際、ソフトボールでも野球でも、やった人ならわかると思います。
別世界ですから・・・・

そういう面で、北條選手はすごいと思ってます。
今成選手もすごいですが、打者との距離という観点からしたら、「捕手よりは遠い」

中日の落合さんが、アライバをコンバートしたことがありましたが、
良いか悪いかは別にして、可能なコンバートです。
二遊間の入れ替えですから。

私は「鳥谷サード」なら、陽川選手や中谷選手を使う方がいいと思ってます。

この試合の起用を見て、「セカンド鳥谷」があると思いました。
条件は、鳥谷選手自身が承諾するか否か・・・・
プライドを優先するなら、今の状態が続き、試合に出たい欲求が強ければセカンドに・・・・
と、私は勝手に思っています。

長年ショートをしてきた選手が、サードに代わるって・・・・
そんなに生やさしいことではございません!
彼なら出来るとは思いますけどね・・・・。(失敗もあると思いますが)

ということで、私の「三塁手」について思っていることを書きました。

次に二つ目・・・・
これはこのスワローズ2戦目の敗因について書きます。

先制された場面は、丁寧に行き過ぎた青柳投手と、
高山選手のミスだということなのですが、直接的な敗因は「バレンティン選手のホームラン」です。

その前に、昨日書いた「鵜久森選手のグランドスラム」・・・・
坂本選手が要求したスライダーだと、試合後のコメント。
岩崎投手をかばっているかどうかは別として、スライダー要求は確かです。
ミットの構えも、ほぼ真ん中・・・・

「四球の後の初球、打者はまっすぐ一本で待っているはず、
         だから変化球で見逃しの1ストライクを取りに行った」

これが坂本捕手の考えだと想像してます。

実際、鵜久森選手も「ストレート待ち」だったと思いますが、
コースが甘かったので、自然に体が反応したのだと思います。
好調な選手です・・・・だからこそ、5番を任されているのですから・・・・。

初球から、ウイニングショット・・・・これが本来ではないでしょうか?
私なら、アウトコースのチェンジアップから入るかな・・・・

さて、土曜日のバレンティン選手のホームラン。
坂本捕手は「ウラ」をかいたつもりかな?
基本、ピンチのときこそ、オーソドックスを正確に行えばいいのです。

ホームランを含む長打だけは避けなければならない状況で、リスキーなインコースはどうなのか?
このチャートでは「シュート」ですが、実際は「ツーシーム」。
ただし、この日は風向きの問題もあり、あまり落ちていなかった。
それを踏まえ、インコースのツーシームを続けた坂本捕手は、結果論ではなく「違う」と思います。
 

頭脳派の捕手を標榜しているのかもしれませんが、意外と単純でいいのでは?
「裏をかく」のではなく、「リスクを回避」する場面であると判断することが、
本当の意味での「頭脳派捕手」ではないでしょうか?

単純に最後、アウトコースのスライダーで良かった・・・・
歩かせたら・・・・
次は左の今浪選手・・・・これはこれで最大のピンチになるのですが・・・・

フルカウントにしたことが失敗だったね。
スライダーにせよツーシームにせよ、四球をいやがったら甘くなります。

「割り切る」「四球でもOK」と思えなければ、結果は一緒でしょうね。

捕手の成長は時間がかかる。
そのことがよくわかった2試合だったと思います。

それにしても連敗はきついなぁ・・・・
岩貞投手云々より、山中投手をはやい回でマウンドから引きずり下ろさなければ・・・・

鳥谷さんの出番・・・・あるかもよ・・・・

追記:石川投手、150勝・・・・おめでとうございます。(15年目で150勝)
   「石川投手に抑え込まれた」と嘆くファンが多いが、実績は能見投手(12年目92勝)より上なんですよ!
   この試合前まで今季、タイガースに対して防御率3.8台であったことが不思議な投手といっていいのです。
   私は彼も偉大な投手・・・・「小さな大投手」だと思っております。 

 

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いつものようにyahooさんからチャート画像をお借りしました。
ありがとうございます! 


負けるべくして負けたゲーム

2016-08-27 01:53:44 | 素人考察

少々忙しく・・・・疲れ気味ゆえ、更新滞っています。

連勝が続けば、それでよし。
ブログは書かなくとも、安眠できます。

とりあえず、試合は観ていますので、寝床に入ったとき・・・・
「書くんだったら、こんなことを書く」というイメージはしています。

今夜も書く気はなかったのですが・・・・
「どうしても書いておこう」と思ったところをすこし・・・・。

鵜久森選手に満塁ホームランを打たれた場面・・・・
満塁になって、香田コーチがマウンドに向かいました。
ここで一息つかせ、何らかのアドバイスを送りました。

そして、試合再開した初球、真ん中に入ったスライダーでしょうか・・・・
打たれてしまいましたが、これはあまりにも「注意力散漫」であり、
岩崎投手の「未熟」な部分が出たと思っています。

追い込んでから、バレンティン選手を歩かせたことが「遠因」なると思いますが、
そんなに素直に、ストライクを投げる必要はなかったはずです。
それこそ、「何のために香田コーチが出ていったのか?」ということです。

坂本捕手は、「しっかり腕を振って、切って投げろ」とゼッシャーしていますが、
「広く、広く」・・・・あるいは、打ち気をそぐ牽制などを入れ必要があったと思います。
連勝のムードを引き継ぐために、先に点は与えたくなかった。

「不用意な1球」という典型例ですね。

最近、ゴメス選手が気になります。
以前にも書きましたが、好球を見送り、ボール球を振るという悪循環が続いてます。
勝つためには、ファーストに原口選手や他の起用の方がいい状態です。

一発は魅力ですが、振らないと当たらないし、ボール球を振っては当たらない・・・・
「かなり重傷」と私は見ております。

はからずも、5番打者の差が出た試合になったといわれても仕方がないです。

今成選手に「代打、鳥谷選手」
だったら、最初から使おうよ!
いつもいってますが、今成選手はチャンスに弱い。
単純に、調子は良いとは言えないと思います。

器用だから、バットに当たるんですよね・・・・
初球、難しい球を打って凡打なら、空振りの方がましですし・・・・。
結果的にですが、「空気を読めていないバッティング」は今季も健在なのですから・・・・

2点差まで詰め寄りましたが・・・・
たくさんの四球をもらいながら、3点は残念ですが、2死から1点とられた秋山投手。
私はここがポイントだと思っています。
この1失点は「余計」な失点です。

テレビで観ていて・・・・
上本選手が、一瞬ですが1,2塁間にスタートを切っています。

打者が大引選手なら、たぶん1,2塁間に飛んだでしょう。
しかし打者は鵜久森選手です・・・・リスト・・・・効かせましたね。

私は、上本選手が逆にスタートを切ったことより、
高めに投げた秋山投手に非があると思っています。

中継ぎ登板で抑えているように思いますが、1イニング、3人で終わっていません。
ほんと・・・・ここの1失点はメチャクチャ大きな失点ですよ。

こういうゲームをひらうと、勢いが加速します。
ビハインドで投げる投手は、「敗戦処理」という認識を持ってはいけません。

負けるべくして負けたゲーム。

試合終了後、そういう印象を持ちました。

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最後は、守備力の差で勝ったのだ

2016-08-22 04:05:16 | 素人考察

投手戦を制したタイガース・・・・といえるのかな?

先行逃げ切りを希望した私に、けんかを売っているのか?と思えるような逆転劇。(苦笑)

高木投手は、先発での結果が出ず、しばらく中継ぎを任されていた投手です。
タイガースの苦手な投手(苦手が多すぎますね)ということもあり、
このタイミングで、先発の大役が回ってきた感があります。

ペナントレースのことを考えれば・・・・
ジャイアンツは勝って、カープとの直接対決に臨みたかったと思いますが、
タイガースにとっても、「意地でも負けられない試合」でした。

はっきり言って、岩貞投手は良く投げたと思います。
逆に高木投手をもっと早くに、打ち込めることができたのではないかと思っています。

私はこの試合、ゴメス選手がスタメンということで、彼にも注目していました。
第一打席、詰まりながらもヒットを打ったのですが、その後が・・・・

ゴメス選手に対して各打席、必ず甘い球があったのです。
これを打ち損じているのではなく、見逃していました。
相手投手から見て、今のゴメス選手は怖くないと思いますよ。

中谷選手を8番に据えるという、ある意味「超攻撃型のスタメン」ですが、
今成選手の7番は、どうなんでしょうか?
サードで7番、長打が少なくチャンスに弱い選手って、個人的には納得がいきません。
この試合、坂本選手の好守備で、結果は残せなかったということを差し引いても、
今成選手の6,7番は、何を彼に求めているのか、よくわからないのです。

また、鳥谷選手をはずすのはがいかがなものか?とも思ってます。
ショートにこだわらず、ファーストでもやらせれば?
正直、今のゴメス選手より期待できますよ。
火曜日からは横浜でしょ?
狭い球場ですし、おそらく彼は、好きな球場だと思いますよ。
彼のプライドやこだわりは「関係ない」ということ。
目のことがあるので、ファーストも怖いけど・・・・

私の年代・・・・
子供の頃は「3番ショート、藤田平選手」でした。
その彼も晩年、ファーストを守っていたこと・・・・リンクされるのです。

試合の展開に話を戻すと・・・・
小林選手に打たれた場面ですが、2死となって一番警戒すべき長打を打たれたわけです。
原口選手も、アウトコース一辺倒のリードでした。
これは、わかります。
リスクを冒す場面ではありませんから。

ただ、1、2球目がボールになったことで、
今度は、四球を避ける気持ちも芽生えたのだと思います。

3球目、ストライクを安全にアウトコースに取りに行きます。
小林選手は捕手ですので、アウトコースストレートを読んでいたと思います。
なので、おそらく見逃せばボール球に飛びついています。(ファール)

平行カウントに戻すべきところ、アウトコースのスライダーを原口選手は要求しました。
外から入れてくる予定でしたが「逆球」・・・・

先にも書きましたが・・・・
「長打警戒」から、「四球はいや」という方向に、岩貞投手の気持ちが変わったと思われます。
打たれた瞬間の原口選手が倒れ込む姿・・・・私の気持ちを・・・・・
タイガースファンの気持ちを的確に表現してくれていました。

この試合、1軍昇格の上本選手を1番で起用しました。
個人的には、これでいいと思ってます。
そして、右には打たず、「センター返し」・・・・あるいはレフトへ引っ張る。
彼が右打ちしたら、ヘッドが下がるので凡フライ。
左脇が開くので、スライスした打球になりますね。
今日のホームランも、「打った瞬間」ってやつでしょ?
きれいに回転できました。

読みもあったと思います。
カーブが2球続いた後です。
私だって単純に「カットボール」は視野に入れますよ。
高木投手は「カットボール」で稼いでいるのですから・・・・
岩貞投手同様、2死ランナーなし、長打はダメという場面に、インコースストレートはほぼない。
仮にインコースまっすぐでも、2-1というカウントですから見逃せばいい。

両投手とも、長打警戒の場面で、それぞれカウント球が甘くきたということです。

こういう展開なれば、2番手投手以降の勝負です。
サターホワイト投手は、2死1,2塁のピンチを作り、なおかつ、フルカウントにしました。
これ、決して褒められたことではありません。
ただ、152キロのまっすぐで、村田選手にバットを出させました。

リリーフ投手・・・・
タイガースは松田投手・・・・
ジャイアンツは山口投手・・・・

どちらも悪かった・・・・

違いはその悪い投手をフォローした選手がいたか、いなかったか・・・・その差でしょう。

まずはジャイアンツ中井選手の2塁打ですが・・・・
打たれた瞬間、「やられた」と思いましたよ・・・・

本来なら・・・・
堂上選手で勝負ですよ・・・・後が長野選手ですから。
ただ、3-0になったので、ここからカウントを作り直すっていうこと、
鶴岡選手は「無理」と考え、歩かせました。

福留選手のプレー・・・・ここで書くこともないでしょう。
ヒーローは福留選手だと、みんなわかっていますから・・・・

10回表で勝ち越して勝ったゲームですが、きっかけは何だったか覚えていますか?
先頭打者は今成選手でした。

彼の役目は、福留選手の2つの好プレーを引き継いで、出塁することです。
形なんて、どうでもいいです・・・・出塁することです。

結果は、1-2から、スライダーを見逃し三振。
しかも真ん中高め・・・・
凡打なら・・・・空振りならかまいませんが、「予想していなかった球」がきたような見逃し。

山口投手といえば「シュート」ですが、この見逃しは、コメントのしようがないもの。

次打者の中谷選手の四球・・・・
これはやはり、長打警戒の結果でしょう。
このカードでホームランを打っていることが、ここで生きてきました。

大和選手に、1死から送らせたということ・・・・
打つ方では、信用度が低いようです。

上本選手を歩かせた理由も、「ホームランを打っているから」ということでしょうが、
ここで彼を歩かせたことは、ジャイアンツの判断ミスでしょう。
警戒しすぎが、徒(あだ)になった感じです。

北條選手がうまく右に持って行きました。
シュート中心に投げてくることは、誰でもわかること。

上本選手とは違い、北條選手は右方向に上から叩けます。
この違いは大きい!

テレビで見ていた私は、「ウエポン、かえってこい!」と叫びましたが、
後でテレビを見ると、ベンチの福留選手は、「止めろ!止めろ!」と叫んでました(笑)

でも、この2点目が大きかった・・・・

鳥谷選手の2塁打も、村田選手ならさばいていて不思議ではありません。
捕ったら最後、彼の送球は「正確無比」です。
鳥谷選手の足でも、アウトの公算は高かったと思います。

最後も、3人で終わりませんでしたね・・・・ウエポン・・・・やらかしました。
打者走者、橋本選手で余裕がなかった(上本選手自身が・・・・)ということ。
これ・・・・なおらないと思う(笑)
守備に対するコンプレックスは、場数を踏まないとなおらないと思いますよ。
誰かに教えてもらってうまくなるなら、もうとっくにうまくなってます。
平田、平野、久慈、高代コーチが教えてうまくならないのは「どうしようもない」ということ。
数を、馬鹿ほどこなすしか上達はないと思います。 

坂本選手のショートゴロ・・・・
あれ、かなり難しいゴロでした。
鳥谷選手ならではのグラブさばきです。
基本に忠実、下から上・・・・あれはマジで難しいゴロです。

よって、アンダーパスになった分、併殺はできませんでしたが、隠れた好プレーです。
上本選手も、半呼吸・・・・いや1/4呼吸遅れて、カバーに入っていました。
これは、それなりにコンビを組んだ二人の呼吸です。
鳥谷選手に合わせた分だけ、遅れはしましたが、坂本選手も懸命な走塁ですから、痛み分け。

また最後の併殺も、今成選手の好捕と、高くなった送球を、
素早く反応して捕球、送球した鳥谷選手のプレーも、私は拍手を送りたいと思います。

(この回のプレー、おもしろかった(私なりに)ので、何回もビデオで検証しました)

そういう意味でも、最後は守り切ったと言えませんか?

ヒーローは、「ライト、福留孝介選手」
これが、この試合の勝因第一なんですから・・・・

それと・・・・岩貞投手のナイスピッチングね!

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問題だらけやな・・・・

2016-08-21 13:17:47 | 素人考察

「これがベストメンバー」なのかどうかは別として・・・・

いくら「野球は守りから」を標榜する私でも、3安打はちと辛いですね。

大竹投手はそれほど良かったのか?
実はまだ、昨日の試合を完全に見終わっていません。
『家庭の事情』ということでして、昨夜夜中・・・・ポイントになりそうな部分だけは見ました。

大竹投手といえば『シュートピッチャー』
私が持っている彼のイメージなのですが、ビックリするほどよかったか?というとどうなのでしょうか?

おそらく・・・・試合前のミーティングでは大竹投手の基本的な攻め方、
投球パターンについての説明はなされていると思います。
ただ、実際に打席に立ってみないとわからないことがあって、
大竹投手の球筋、変化の具合などは、福留選手しかわかっていないというのが実状だっと思います。

特に初回は、あと一歩でした。
私の見る限り、高山選手も福留選手も『紙一重』であり、
少なくとも、1点は奪えた場面での無得点が残念でなりません。

残念ながら、このチャンスをものにできず、逆に1失点で抑えることができるところで
余計な2失点目を与えてしまいました。

この試合で、陽川選手が2軍に・・・・
凡ミスや、アウトにはなりましたが、送球も悪かった部分もあり、
野球の基本、『キャッチボール』からやり直さなくてはならないのでは?という結果になりました。

それより、監督の逆鱗に触れたのは「2打席連続見逃し三振」と言うところではないでしょうか?

準備の問題ではないかな?
準備ができていれば、彼だって問題なくこなせるはずです。
この経験、屈辱を忘れないでいただきたいものです。
多くのファンが、陽川選手に期待していることは間違いないのですから。

また監督は、「中堅が働いていない」点を憂いています。
この試合、中堅として起用されていた大和選手をはじめ、陽川選手に代わって登録されるであろう上本選手、
野手だけではなく、二神投手や鶴投手などの「中堅」といっていいでしょう。

当然、苦しい戦いは続きます。
中堅選手の奮起を期待します。
それが、若い選手の成長につながるようにも思います。

青柳投手は、やはり制球が・・・・
まとまって欲しくはありませんが、不用意な四球は、避けて欲しいものです。
球数が増し、今のままでは完投は苦しいと思います。
先日も書きましたが、力のある球を投げられるのですから、攻めの投球で相手を牛耳っていただきたい。

8回裏、藤川投手が打たれた場面ですが、ここでは絶対に失点できない場面・・・・
三者凡退で最後の攻撃を迎えたいという監督の思いに応えきれなかったことは、残念ですね。

リーチのある外国人選手に対して、アウトコース寄りのまっすぐ低目。
制球ミスでしょうが、最善の注意を払わなければなあらない場面です。
高めでも空振りがとれなくなって、低目への制球にも問題があるようでは困ります。

あのホームランがなくても、勝敗には関係なかったと思いますが、
それでもこの失点は、初回の1点とはわけが違います。

こういう部分を問題視していかなければ、チームは強くなっていかないと思います。

さて・・・・
そろそろ3戦目が始まります。
岩貞投手の心の中・・・・「1点もやれない」と思っているでしょう。
マウンドに上がる前に、先に点を取ること!

連敗の雰囲気を払拭する先制攻撃ができるか否か・・・・

先制逃げ切りしか勝てるパターンがない状態ですし、それがタイガースの野球でもあります。

北條選手、高山選手が攻撃の起点になって欲しいのですけどね・・・・

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まさに、「臥薪嘗胆」

2016-08-20 04:03:55 | 素人考察

試合終了後、すぐに寝てしまいました。

実は土曜日も仕事・・・・
デーゲームの第2戦は録画鑑賞になります。

出勤前の深夜ですので、試合前半は省略します。

5回の攻防・・・・
中谷選手の同点2ランで振り出しに戻った試合。
少しですが、「タイガース寄り」になってきた流れ。

ここで、メッセンジャー投手が踏ん張れなかったことが残念でなりません。
この回、乗り切っていれば・・・・できれば三者凡退であれば、勝っていたと思いますけどね。

6回表、この攻撃についてファンの意見はいろいろ分かれると思います。
代打、伊藤選手を起用して、チャンスができました。(1番の北條選手の四球があって・・・)

2死1,2塁で打者は大和選手。
2点を勝ち越されて、少なくとも1点でも返しておきたいところです。

ベンチは、「代打、今成選手」を選択しました。
「戸根投手に交代するかもしれない」という可能性を含めての起用と思われます。

「代打、鳥谷選手」だったら、間違いなく戸根投手に代わっていたと私は思っています。
ベンチはそれを嫌った・・・・あるいは、後半にもう一度、山があると考えた?

個人的には、代打ではなく、大和選手に任せるべきだったと思います。
今成選手は、あまりにもチャンスに弱い。
あっさり凡退で、非常に印象が悪い。
彼がチャンスに強ければ、もっと出場機会が増えていると思います。
勝負をかけるなら、今成選手ではなく、狩野選手でしょ?
「代打の切り札」という評価ではないのかな?ベンチは・・・・

ここでのチャンスを生かせなかったタイガース。
それでも試合中盤で2点差は、球場を考えれば、逆転可能ですよね。

一人出たら、ホームランで同点のシチュエーションです。
ところが3点差になったら、ランナーは二人出る必要があります。

私はここが分岐点(2点差か3点差か)だと思っています。

ランナー一人だと、基本的にベンチは静観します。
ただ二人なら・・・・つまりスコアリングポジションにランナーがいれば、
ベンチは何らかの動きをするはずなんです。
つまり、失点を抑える手段を講じます。
なので、差をつけらっれても、2点差以内にしておきたいのです。

ということで、6回裏の1失点が「余計」でした・・・・。

これ、「防げた」と私は思ってます。
肝は、「脇谷選手が3塁に到達したこと」です。

まず、1死から安藤投手は代打の脇谷選手に、ストレートの四球を与えています。
発端はここだということ・・・・忘れてはいけません。

次打者の長野選手・・・・
ここでのバントは、陽川選手の守備位置を見ての個人的な判断だと思います。
最悪、2死2塁を作れるという判断だったのでしょう。
とりあえず初球です。
チャレンジしてみる価値はあると考えたのでしょう。

ここで一番問題だと思ったこと・・・・
録画を何回も見直して、私が最初に抱いた問題点を検証しました。

バントの構えで、陽川選手はダッシュ。
北條選手はセカンドベースへ・・・・
ゴメス選手は、画面に登場せずで、安藤投手は1塁側へ降りてきています。
原口選手は、陽川選手が捕球すると思って、一瞬立ち止まりました。

そのとき、セカンドベース上の北條選手は「サード!」といいながら指をさす・・・・
脇谷選手は、無人のサードベースに走って行く・・・・

原口選手が、バントゴロを捕球するために走り始めたとき、
立ち止まらないでそのまま3塁ベースに走っていれば、脇谷選手は走っていただろうか?

無人だったので走ったのだと思うのです、脇谷選手は。

その後、橋本選手にライト前へ・・・・
あのあたりでは、セカンドからの生還はない・・・・。

どういう結果になったかは別として・・・・
ストレートの四球、バントという作戦を考えていなかった、
サードベースのケアを一瞬忘れたこと・・・・
これが2点差から3点差にしてしまったことにつながりました。
つまりこれらのことが、完全にジャイアンツペースにしてしまった要因だと思います。

最後に・・・・
7回表、2死1,2塁で「代打、狩野選手」
この起用は絶対におかしい!と思ってます。

結果は二の次・・・・
左投手でも先発に起用した高山選手ですよ・・・・
将来を考えないならともかく、次世代の中心選手と考えるなら、代打はおかしな判断だ思います。

山口投手は、スライダーが武器ではなく、シュートが武器です。
高山選手にとって、難敵だと思いますが、右打者もあのシュートが目障りなんです。 

正直に言うと、「金本もケツの穴が小さい」と思いました。
「なにが覚悟や」って・・・・
「我慢できないなら、和田とかわらんよ・・・・」って・・・・

これ、そのときの私の本音です。

我慢するのって、確かに難しいと思います。
勝つことが求められているのですから、相当の覚悟がなければなりません。

一ファンの私は、簡単に言いますが、当事者は大変・・・・それは理解しますが、
そういう立場だと、それこそ「覚悟を決めて」頑張っていただきたいものです。

おそらく監督は宿舎の部屋で、いろいろ考えていると思います。
監督・・・・いや、「指導者ルーキー」ですから、
私も余裕を持って観戦しなければならないと反省しています。

金本監督、頑張れ!
タイガース頑張れ!

今、この時期を「笑い話」にできるように・・・・。

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不敗へのこだわり

2016-08-18 23:35:45 | 野球大好き

少々、仕事が忙しく休み明けの今週は、かなりハードな日々を送っております。(精神的に)

さて、カープとの2連戦・・・・
残念ながら、勝つことができませんでした。

2戦目、2点を先制したにもかかわらず逆転負け。
先頭打者の北條選手をはじめ、『粘り』を感じることができたのは評価していいと思いますが、
結局『取り残し』た点があったのが、目に見える部分での敗因と言えるかな????

確かに、2点を取った後、今成選手が続いていたら・・・・
次の回、高山選手に1本出ていたら・・・・と考えてしまいますね。

そう、3点目をすぐに取ってれば、福井投手はKOできていた公算が高かった。
ただ、打線はこういうものだとも言えると思います。

カープサイドから見れば・・・・
福井投手が球数を要しながら、「2点で踏ん張ったから」こその勝利といえます。

先に点を取ったときほど、守りの重要性は増します。
相手の反撃意欲をそぐぐらいの追加点があげられればいいのですが、そうは簡単にいかないものです。

私の考えは、あくまで野球は『基本守備』なんです。
「相手より1点でも多くとれれば勝利する」と考えず、「0点なら負けない」と考えます。
目的が「勝つこと」と考えるか、「負けないこと」と考えるか・・・・

打線は、相手投手の「でき」に左右されます。
3割打てれば一流ですが、守備が3割では話になりません。

打つ確率を上げるのも必要ですが、守りの失敗を減らす方が確実であると思っていますので、
『エラーはできるだけ少なく』『無駄な四球』も、『野選』もなくすことが、勝利への近道だと思います。

この2連戦だけではありません。
3連勝したドラゴンズ戦にしても、大島選手に好きなように走られました。

走られただけではなく、その次の塁も与える始末・・・・
ショートの北條選手が捕球できないだけではなく、
名手の大和選手でさえ「抜かれる」センター前ヒットを「投げる」捕手。

それらのプレーが、失点に結びついています。
これは「防げるミス」です。(3進)

打てなかったことを非難するのではなく、普通のプレーができなかったことを憂うべきです。

金本監督がいう「力の差」は打つこともありますが、私は「守りの差」だと思っています。

試合によって『乱打戦』もあるでしょう・・・・。
ノーガードの殴り合いもありますが、やはり守りです・・・・基本は。

「あそこでもう1本でていればなぁ~」という試合は、「所詮打率は3割で一流」とあきらめられますが、
「あの四球がなぁ~」とか、「あの悪送球がなぁ~」という敗戦はめちゃくちゃ後にも響きます。

先に、『目的が「勝つこと」と考えるか、「負けないこと」と考えるか・・・・』と書きましたが、
それを消極的と捉えますか?

チーム打率3割を目指す(後の7割は失敗OK)のが積極的だとは思いません。(必要なことですが)
エラーなし、盗塁阻止率100%、無駄な四球なしを目指す方が積極的だと思ってます。

打ち勝つ野球よりも、守り勝つ野球が私の好きな野球。

もし私が高校野球の監督になったら、「投手を中心にした守りのチーム」を作りたい。
選手に、その重要性を説き、理解、納得してもらって一緒に汗を流したいと思います。

すべては、「負けることが大嫌い」・・・・それだけです。

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進歩がない!

2016-08-17 07:51:13 | 素人考察

前カードとは別チームのような試合内容に、残念な想いでいっぱいです。

能見投手は、新井選手に打たれすぎですが、制球が甘すぎです。
坂本選手のリード以前の問題です。

原口選手・・・・
打撃はすごいと思いますが、守備はこのままでは・・・・
捕手として定着する気なら、死ぬ気でやり直さなければならないと思います。

ジョンソン選手だから高山選手を外す・・・・
これは良くないと私は思いますが・・・・
むしろ、経験を積むのが必要な選手を、ケガでもないのに休ませる意味がわかりません。

昨夜、書く気にならなかったので、出勤前に「備忘録」として書いておきました。 

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#10 MR.Tに捧ぐ勝利

2016-08-15 01:59:42 | 素人考察

藤村富美男氏 生誕100年記念「永久欠番デー10」を勝利で飾ることができました。

こういう試合は、是が非でも勝っておいた方がいいです。
先日の『ウル虎の夏』同様、「企画ものがあれば勝つ」という『験担ぎ』・・・・
選手も関係者も、気にする人はとことん気にしますからね。

さて、試合の方は1回の表裏で決まったかな?と思える内容でした。

現状のタイガースとドラゴンズのチーム状況を考えれば、
ある意味、勝って当たり前と言えるほど、明暗がくっきり。

左腕の岩崎投手に対し、ナニータ選手を外してきました。
森代行は、勝利より来年以降に目を向けているということなんでしょう。

ビシエド選手の登録抹消で、ただでさえ打線に厚みがないのに、
ナニータ選手を外す理由は、それしかないのです、普通に考えれば・・・・

今季、ナニータ選手のVS右投手打率は.280です。
対して左投手打率は.298です。

まぁ、他チームの心配はこれくらいにして・・・・
初回の岩崎投手・・・・
誰もが注目する高めのストレート。

打者がこの球に対して、詰まるのかどうか・・・・?
詰まってくれれば、とりあえず2巡目くらいまでは大丈夫と安心できます。

先頭の大島選手に対しては、低目の変化球を引っかけさせてセカンドゴロ。
2番に入っていた堂上選手に対し、真ん中高めのストレートをレフト線に・・・・(2塁打)

高め、ボール気味の球をきれいにレフト線に運ばれたことで、
バッテリーは神経質になったのではないかと思います。
ただ、実際のところストレートは走っているとは思えませんでした。

3番の平田選手に対して四球。
続く、4番に福田選手を入れていたドラゴンズ。
個人的には、このオーダーは納得(笑)
私がドラゴンズの監督でも、3番4番はこの並びにします。

福田選手、結果はショート内野安打ですが・・・・
あれ、抜けていたらどうなったのかな?って思って、録画を何回かみました。

長打のある福田選手、初回ですから1点もやらないという状況ではない。
1塁に平田選手がいる・・・・
レフト高山選手は、定位置か若干さがっていたようです。
まぁ、3塁コーチは無理しなかったと思いますが・・・・。

それはともかく、1死満塁のピンチで高橋周平選手。
しかも3-0のカウントになってしまいました。

とりあえず1つストライクを取りましたが、2ストライク目・・・・
ベルトの高さ、アウトコース寄りのまっすぐを見逃し・・・・
これで助かりました。

「ここで見送る打者に、打たれたらあかん!」と心の中で叫びましたよ。
結果的に三振・・・・・
高橋選手が消極的で助かりました。

3-0になった段階で、『押し出し狙い』だったのでしょう。
彼が、今ひとつ飛躍できない理由がわかったような気がします。

逆にタイガースはその裏、先頭の北條選手は四球で出塁。
1球だけストライクがインローにきましたが、それ以外は明らかなボール球。

2番の大和選手が初球、送りバント。(たぶん高めのボール球)

投手はルーキーで、連敗ストップを託されている。
タイガースは1回表を0点で切り抜けたので、良い流れを変えたくないための安全策。

あなたなら、どちらを選択するか?バントか、強攻策か・・・・

私は、まず初球からバントって言うのは考えられないのですが・・・・
これ、大野投手とメッセンジャー投手が投げ合っているというならまだしも、
1点勝負になるわけがないと、誰でも考えませんか?
岩崎投手と、ルーキー投手ですよ。 

1点を取りに行く作戦に出て、江越選手のホームランで2点入った・・・・。
これが結果ですが、どうも納得がいかない・・・・。

3回裏、2塁打の北條選手を同じように大和選手は3塁に送りました。
これは納得できます。
3点目を取りに行く場面で、初回とは状況が違います。
岩崎投手の立ち直り、2回は三者三振、3回も三者凡退で流れは完全にタイガースでしたからね。

ちょっと、矢野さんの作戦は、解説者時代に話したいたこととは真逆のことをしているので気に入りませんが・・・・。

4回、ここでの3点追加は、事実上のダメ押しであり、これ以降は『左うちわ』
投手の岩崎選手に押し出しですから、ドラゴンズベンチもお手上げですね。

大和選手も『意地の一打』といいましょうか・・・・とどめ一撃でした。

昨日夕方に書いた『高山選手』の件ですが・・・・
左の小笠原投手に対しても、先発起用してきました。

2打席目のライトへの2塁打は、すばらしい打球でしたし、
3打席目のホームランは、推定飛距離は1回表の江越選手とほぼ同じのあたり。

あれは『流し打ち』ではなく、『左に引っ張った打球』です。
構えた場所で軸がぶれない、決して突っ込まない状態で、くるっと回る・・・・
しかも右肘をたたむというか・・・・右脇があかないので、打球が『スライス』しない。
打球が「ツーシームしない」という表現でおわかりいただけるか?

左打者でこういうホームランって、最近では筒香選手や、阿部選手しか打てないと思ってました。

マジで・・・・
「ええもん見せてもろた」と思ったのと同時に、絶対使い続けるべきだと確信しました。

1番で使うのは適当ではないと思います。
彼は『還す打者」です。
四球の少なさ、得点圏打率1位が単純にその根拠です。

原口選手の負荷を減らす意味を込めて、4番以降に据えるのが今は妥当かな?
いずれにせよ、後半戦フル出場をお願いしたい・・・・。
守備も、経験が必要ですしね。

この3連戦は、若手と中堅の大和選手、青柳投手などの活躍で、多くの収穫を得ました。
ドラゴンズには申し訳ありませんが、折り返しであたるカープ戦の間に、波を作ることができました。

今季、あまりにも簡単にやられているカープを、あわてさせられるような試合を期待します。

その後も、G,Deと続くロード後半戦。
虎の意地を見せつけて欲しいと思っております。

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選手起用について今、思うこと

2016-08-14 15:53:03 | 阪神タイガース


選手の起用に関し今、思っていることを書いてみます。

あくまで個人的な考え、想いですので、すべての方と共有できるものではないと思っています。
また私自身も、考えの変化は充分にあると思いますし、それもまた普通のことだと思っています。

『素人評論』とカテゴリーを作っていますが、早い話・・・・好き勝手に書いてるわけで・・・・
世間様にさらしているわけですから、自分の考え、想いを誤解を招くことなく書こうと努力していますが、
あいにく文才もなく時折、批判の域を越え、痛く傷つくこともありますが、
多くの方と同じように、『持論は簡単には曲げない』つもりです。
ただし、「間違ってたな~」「ちがうな~」と思ったときは素直に認めないといけないと思っています。

それでは・・・・
シーズンも終盤戦です。

ここまでタイガースは、オーダーを固定していません。
極端に言えば「固定できない」ということでしょう

監督は「勝つためのベストオーダーを模索している」というようなコメントを残していますが、
そろそろ、特定の選手に対しては『固定』しても良いのではないかと考えています。

現状を見てみると・・・・若手と呼ばれる選手の中では、
高山選手と北條選手は、一度もファームに落ちていません。
それだけ、『何か』持っていると、監督が認めている証でしょう。

投手では青柳投手、島本投手が若手の中では『特別』な扱いと言えます。
監督は『打者目線』に立って、投手を吟味していると思いますが、
その手法自体、問題はないと思っています。

ただ、将来のことを考えての『球数制限』であったり、『登板間隔』については、
香田コーチ、金村コーチの意見がどこまで反映されているのかは、少し気になっています。

前任者の中西氏は、藤浪投手デビュー時、徹底した『管理体制』を敷き、
あとわずか・・・・という規定登板回数クリアよりも、将来を重んじた起用を貫き通しました。
それ自体、良いことかどうなのかはわかりませんが、『功を奏したこと』は間違いないでしょう。

投手の話を続けますが・・・・
岩田投手が、完全に期待を裏切り、大きな失望感が襲いかかってきているのですが、
その穴を埋めるべく、首脳陣は青柳投手を大抜擢しました。

抜擢されるものを持っていたということは間違いないのですが、
正直私も、ここまでやってくれるとは思いませんでした。

確かに、課題も多い投手ですがこの経験と結果は、明日のタイガースを託す投手の一人として、
大いに期待できるものではないでしょうか?

そう、彼も『特別扱いしていい投手』になった・・・・といっていいのでは?

打者は高山選手と北條選手・・・・そして江越選手でしょうか?
外野手の二人は、打線の中心として働いていかなければならないわけですが、
タイプの違う左右の二人・・・・チーム内でのバランスを考えてもOKかな?って思います。

北條選手、江越選手は相手投手の左右に関係なく起用されますが、
高山投手は、違いますね・・・・

昨日、阪神地区ローカルのサンテレビでは、岡田彰布氏が解説でした。
「右打者に右投手は気にならないが、左打者に左投手は気になる」と・・・・

その感覚、すごくわかりますが、そんな岡田氏も高山選手の常時スタメンを推していました。
その理由が、とてもうなずけるものでしたので、サンテレビを観ることができない方に書きますね。

高山選手は・・・・
バットコントロールに長けた選手で、ボール球でもバットに当てるし、ヒットにすることもできる。
ボール球に手を出して、調子を崩す選手が多い中、彼はそれに当てはまらない。
調子の見極めが難しい選手で、調子の良し悪しは結果で判断しなければならない選手。
そのほかにもいろいろ話されていましたが・・・・

私は、得点圏打率が高いというだけで、彼の持っているものを感じます。
逆に北條選手が、チャンスに弱いのですが・・・・
彼は『還す選手』ではなく、『還ってくる選手』なのかもしれませんね。

1番打者として・・・・走力と出塁率。
ここが判断基準ではないでしょうか?

鳥谷選手の起用についても、岡田さんが彼なりの視点で話していました。

途中から守備に出た鳥谷選手。
左投手との相性でスタメンを外したと、この試合の後も監督インタビューで話していましたが、
7回の先頭打者として打席に入った鳥谷選手。

投手はこの回から、左の西川投手でした。
ここから、岡田さんの考え・・・・

実際のところ、この後の9番は代打なので、投手によって代打の選択はタイガースが決めること。
次の1番はあたっている北條選手、2番も右の大和選手で3番は江越選手。
右が続くことがわかっているのに、鳥谷選手に対して『ワンポイントではなく』
西川投手の起用は、後の対右打者より、鳥谷選手を警戒している証拠。
まず、鳥谷選手を打ちとることを最優先した投手起用である。

つまり、自軍(タイガースサイド)が思っている以上に、
相手(ドラゴンズ)は、鳥谷選手を警戒しているということだ。

私が感じていることは、新聞等では「鳥谷の代役、北條の活躍」と書かれていますが、
ショートを北條選手が守っているだけで、代役は新井選手ですよ・・・・。

申し訳ないけど、新井選手が『プリケツ見逃しの三振』の山を築くなら、
打てない鳥谷選手が打席に入る方が、1試合に1つは歩いてくれると思いませんか?

インコースのストライクに腰を引く、いちいちストライクかボールを主審に確認する・・・・
それをやっている間は、彼のホームランは、交通事故か宝くじと一緒!
左右にかかわらず、打順を工夫するという条件付きながら、今成選手の起用が妥当でしょう。
守備の観点からしても・・・・

新井選手の方が三塁手らしいと思いますが、今成選手の方が安定しているのは確か。
スローイングの差は歴然ですから・・・・
来年以降、西岡選手の復帰もあると思いますが、今までのようにはいかないことも確か。

首脳陣は、セオリーや常識に惑わされることなく、
選手が、その力を存分に出せる環境を作ることが責務です。

そもそも、セオリーや常識は時代によっても、チーム状況によっても変わっていくもの。

盟友、寅之助氏ともよく話すのですが・・・・
固定観念の排除と柔軟な発想。
そしてその判断に至った明確な根拠と自信・・・・
大切なことは、想いを選手と共有する(理解し合える)環境の構築が必要だと。

もうこれは、野球以前に『組織論』なのかもしれませんけどね。

とまぁ、半分くらい書いていた草稿の、半分削除して書き加えました。

削除した半分・・・・これはこれでネタ切れの際使えそうです。

それでは高校野球の第四試合、横浜高校vs履正社高校を観戦することにします。
って・・・・東邦高校、ねばってますね~
これ・・・・ひっくり返すよ、たぶん。 

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勝利の中で思うことーその2ー

2016-08-14 02:05:02 | 素人考察

得点の入り方からすれば『快勝』ですね。

ただ、タイガースファンの「悲しい性」です。
問題点を無視することができません。
が、しかし・・・・まずは試合を振り返っていきましょう。

連勝を狙うタイガースは、当然のことながら先取点が欲しいわけです。
それはドラゴンズとて同じです。
こちらとしては後攻ですので、まずは「1回表を0点で」ということになります。

昨日は書きませんでしたが、カード初戦のメッセンジャー投手の立ち上がり・・・・
江越選手が、先頭打者の大島選手の飛球を好捕しました。
「よし、今日はいけるぞ!」
そんな気持ちになれる江越選手のプレーを、賞賛することを忘れてすみません。

この試合は・・・・
まず、大島選手のセンター前ヒットから始まります。

テレビ解説の岡田彰布氏が話していました。
「1回の先頭の走者が、初球から抜群のスタートを切るのはクセがあるはず」

この試合、青柳投手に対して2盗塁、島本投手のときも走って3盗塁。
捕手の肩がいくら強くても、投手に癖があれば盗塁阻止は基本、無理です。

溝脇選手にも進塁打で、1死3塁の状況でクリーンアップを迎えました。
青柳投手に対して、3,5番を入れかえてきた森代行
(落合組 組長代行の森・・・・というように見えたのは私だけですか?www)

ここで、両助っ人を打ちとったことが前日同様、タイガースの勝利につながったと思います。

左右に2塁打を放った北條選手。
『好調』といっていいでしょうね。
ホームランもしっかり振り抜きました。
彼が悪いときは、『こねる』傾向にありますが、今日はしっかり叩けたと思います。

左打者の際に、思いっきり『抜ける』青柳投手。
『適度に荒れる』のはいいのですが、ちょっと度が過ぎていて、
球数を減らそうとしていることに反します。
同じボール球にするにしても、次への布石になる投球が望ましいと思います。

それと、6回で降板させた理由はなんだったのか?
7回、3番からの攻撃だったので交代したのだと私は推測していますが、
青柳投手の将来を考えれば、もう1イニングが妥当ではないか?というのが私の考えです。

『勝利最優先』で交代というのなら『理解』はしますが、
『育成』、『超変革』というなら『納得』はしません。
(サターホワイト投手に対する信頼感は正直、私はないのです。
    今夜もラッキーでした・・・・平田選手のファーストライナー併殺)

過去3打席、初回の犠打を除いて精彩がなかった大和選手。
このところ、打撃での結果は思わしくありませんでした。
内容も、とにかく立ち遅れに振り遅れと散々なものでした。

この試合の4打席目、彼に注文をつけるなら、「最初から2塁打と決めて走るな!」と言うこと。
本気で走っていたら、3つ・・・・いけたと思いますよ。

チェンジの際、高代コーチから何か言われていましたが、
たぶん、そういうことだと私は思っています。
『守備の人』から脱却するために、常に全力プレーが望まれます。

それでもこの3点目は、本当に大きな得点です。
まさに、『殊勲甲』の安打でした。

同じく『殊勲甲』は高山選手。
ここで無得点なら、逆転されるとさえ思われる場面で、よくぞ打ってくれました。
得点圏打率の高さ、ここで証明してくれたという感じですね。

さて・・・・問題点。
高山選手のタイムリーがなかったら・・・・(福留選手の3塁打がなかったら)
おそらく負けていたような気がするのは、私だけではないはずです。
そして、藤川投手の投球は、内容も結果も最悪でした。

監督は「スピードガンも出ている、球は走っているが制球が・・・・」と話していましたが、
スピードガンはどうでもいいでしょ?

藤川投手の全盛時は150弱で、わかっていてもあたらなかった。
しかし、大谷投手の160キロはあたる。
ストレートは『質』が大事で、ガンの数字は目安に過ぎません。

私の家内が「ピューン」じゃないないといっていましたが、
要するに『糸を引くような球』ではないとテレビを観ててもわかると言うことです。

初速と、終速の問題ですが、今の藤川投手の球は彼の『まっすぐ』ではなく、
『動く球』になっていると思うのです。
当然、動いた分だけ速度は落ちます。

腕が振れない・・・・下半身が切れていないので。
ストレートだけではなく、変化球の切れも悪く、変化し始めるタイミングが早い。
見切られやすい上に、ストレートはシュート回転で甘いコースへ・・・・
もう、「打ってください」に近い状態です。

先頭打者の高橋選手に、高めのボール球をレフト前に、実にきれいに打たれました。
昔は空振りがとれた球が、簡単に打たれた・・・・

だから、「コースに決めないと・・・・」意識したと言うことでしょう。

基本的に彼は、コーナーワークで打ちとる投手ではないです。

先日も書きましたが、プライドを捨てて「モデルチェンジ」をするか、
「火の玉ストレートの藤川球児」のままで一線を退くか・・・・
そういう段階まできていると思います。

現実を直視する。

アスリートは・・・・いや、人は誰でも衰えるもの・・・・

若いと言うことは、それだけで財産だと言うこと・・・・
衰えを感じない人なんていません。

いずれ、誰でも思い知らせれます・・・・現実を・・・・。

追記:
 前回書いた高山選手の件(左右で起用を代える件)
 書きかけている原稿があるので、3戦目が始まるまでに
 追記(一部訂正)して投稿を考えています。(予定ですけど)
 ほかにもやりたいことがあるので、そちらを優先しますが・・・・

 あっ、横浜VS履正社の戦いがあったな・・・・
 観ないといかんね・・・・
 高校野球と言えば、3戦目の先発は東海大相模(出身)の小笠原投手ですね。
 ・・・・監督・・・・また左ですけど・・・・(笑)

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