連敗は残念ですね・・・・きついです。
この試合で、2つのテーマが浮かんできました。
まずは・・・・
ちょっと、思い切りましたね・・・・
4:大和選手、5:上本選手、6:北條選手。
この3人なら、4:上本選手、5:北條選手、6:大和選手というのが「普通」だと思います。
スローイングに難のあるウエポンをサードにというのは、かなりの冒険です。
普通なら、怖くて出来ませんが・・・・(笑)
「ショート北條」
すべては、ここが基本なのだと思います。
「鳥谷選手の使い方」を考えたとき、「サード鳥谷」は私は無理だと思ってます。(反対です)
ベンチも、同じ考えではないかな?
だから、「サード上本」であり、「大和選手はスタメン選手ではない」ということだと思います。
(「セカンド鳥谷構想」ありで、この試合は左腕、石川投手の先発)
SNSにて、お話しさせていただいている方の一人(N氏)も、
「二遊の選手がサードを守るのは反対」と言われています。
私も同じ考えです・・・・「タイガースには現在、三塁手はいない」
「サード鳥谷」を実現させるには、まず本人のやる気が問題ですし、
技術的にもかなりハードルが高い・・・・と思っています。
以前にも書きましたが、名手:前田大和選手においても、サードではエラーが多い。
そして、彼も本職はショートです。
投げる角度以前に、打者との距離の違い・・・・打球の質の違い。
これは実際、ソフトボールでも野球でも、やった人ならわかると思います。
別世界ですから・・・・
そういう面で、北條選手はすごいと思ってます。
今成選手もすごいですが、打者との距離という観点からしたら、「捕手よりは遠い」
中日の落合さんが、アライバをコンバートしたことがありましたが、
良いか悪いかは別にして、可能なコンバートです。
二遊間の入れ替えですから。
私は「鳥谷サード」なら、陽川選手や中谷選手を使う方がいいと思ってます。
この試合の起用を見て、「セカンド鳥谷」があると思いました。
条件は、鳥谷選手自身が承諾するか否か・・・・
プライドを優先するなら、今の状態が続き、試合に出たい欲求が強ければセカンドに・・・・
と、私は勝手に思っています。
長年ショートをしてきた選手が、サードに代わるって・・・・
そんなに生やさしいことではございません!
彼なら出来るとは思いますけどね・・・・。(失敗もあると思いますが)
ということで、私の「三塁手」について思っていることを書きました。
次に二つ目・・・・
これはこのスワローズ2戦目の敗因について書きます。
先制された場面は、丁寧に行き過ぎた青柳投手と、
高山選手のミスだということなのですが、直接的な敗因は「バレンティン選手のホームラン」です。
その前に、昨日書いた「鵜久森選手のグランドスラム」・・・・
坂本選手が要求したスライダーだと、試合後のコメント。
岩崎投手をかばっているかどうかは別として、スライダー要求は確かです。
ミットの構えも、ほぼ真ん中・・・・
「四球の後の初球、打者はまっすぐ一本で待っているはず、
だから変化球で見逃しの1ストライクを取りに行った」
これが坂本捕手の考えだと想像してます。
実際、鵜久森選手も「ストレート待ち」だったと思いますが、
コースが甘かったので、自然に体が反応したのだと思います。
好調な選手です・・・・だからこそ、5番を任されているのですから・・・・。
初球から、ウイニングショット・・・・これが本来ではないでしょうか?
私なら、アウトコースのチェンジアップから入るかな・・・・
さて、土曜日のバレンティン選手のホームラン。
坂本捕手は「ウラ」をかいたつもりかな?
基本、ピンチのときこそ、オーソドックスを正確に行えばいいのです。
ホームランを含む長打だけは避けなければならない状況で、リスキーなインコースはどうなのか?
このチャートでは「シュート」ですが、実際は「ツーシーム」。
ただし、この日は風向きの問題もあり、あまり落ちていなかった。
それを踏まえ、インコースのツーシームを続けた坂本捕手は、結果論ではなく「違う」と思います。
頭脳派の捕手を標榜しているのかもしれませんが、意外と単純でいいのでは?
「裏をかく」のではなく、「リスクを回避」する場面であると判断することが、
本当の意味での「頭脳派捕手」ではないでしょうか?
単純に最後、アウトコースのスライダーで良かった・・・・
歩かせたら・・・・
次は左の今浪選手・・・・これはこれで最大のピンチになるのですが・・・・
フルカウントにしたことが失敗だったね。
スライダーにせよツーシームにせよ、四球をいやがったら甘くなります。
「割り切る」「四球でもOK」と思えなければ、結果は一緒でしょうね。
捕手の成長は時間がかかる。
そのことがよくわかった2試合だったと思います。
それにしても連敗はきついなぁ・・・・
岩貞投手云々より、山中投手をはやい回でマウンドから引きずり下ろさなければ・・・・
鳥谷さんの出番・・・・あるかもよ・・・・
追記:石川投手、150勝・・・・おめでとうございます。(15年目で150勝)
「石川投手に抑え込まれた」と嘆くファンが多いが、実績は能見投手(12年目92勝)より上なんですよ!
この試合前まで今季、タイガースに対して防御率3.8台であったことが不思議な投手といっていいのです。
私は彼も偉大な投手・・・・「小さな大投手」だと思っております。
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いつものようにyahooさんからチャート画像をお借りしました。
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