後味が悪い敗戦であり、俊介選手の状態が気になります。
脳しんとうではないかと思いますが、大事ないことを祈ります。
ここまでチームの成績が悪い、試合内容が悪くなれば当然、
責任の所在がどこにあるか?ベンチや、個々の選手にその矛先は向かいます。
今、もっとも「たたかれている」鳥谷選手。
彼については、最後に書きます。
まずはこの3戦目について、いつものように書きます。
この試合のポイントは2つあると思っています。
両方とも、攻撃に関してです。
ディフェンス面について・・・・これは後述いたします。
順序は逆になりますが・・・・
「これ、やばいんだよな・・・・」と不吉な予感がしたのは8回表です。
勝ち越した場面ね・・・・
鳥谷選手のライトフライで1死後、西岡選手のライト前、
福留選手の2塁打で勝ち越しました。
で・・・・ゴメス選手のレフト前で1死1,3塁となったところまでは良かったんです。
このシチュエーションになれば、是非とも欲しい「4点目」です。
単に、1点勝ち越しでチェンジになるのと、
1死1,3塁とチャンスを拡げた上での無得点とでは、雲泥の差があります。
ひとことで言って「取り損ね感が半端ない!」ということ。
犠飛でもいい、併殺崩れでもいい、バッテリーミスでも何でもいいからもう1点が欲しい。
そんな場面で、絵に描いたような4-6-3・・・・
ここで、5-4-3や6-4-3だったらあきらめがつきますが・・・・
ファーストストライクを、右の5番打者がセカンドゴロは残念です。
力んで振って、内野フライなら私は許しますが・・・・
差し込まれたんですよね・・・・初球と同じストレートですが、球速が・・・・
ここでも1点入っていたら勝っていたと思います。
もう一つは3回表。
岩貞選手のバント失敗。
逆転したイニングで目立ちませんが、このバント失敗は問題です。
2ストライク目は明らかに高い球をバントしにいき、バックネットへ。
目立ちますよね、バントができないっていうこと。
こんなことをやっている間は優勝は無理です。
たとえ采配面での是非があったとしても・・・・
「なんでここでバント?」っていうような場面でも、
バントのサインが出れば、できて当たり前のプレーです。
今季のバントですが、ホント・・・・ひどいですね。
岩貞投手・・・・
前日の能見投手同様、連続四球で失点した5回裏。
もったいない・・・・実にもったいない。
無安打で1失点です・・・・
新井選手に打たれたホームラン・・・・
これは新井選手を褒めるべきであり、仕方がないと思います。
でも、5回の失点は岩貞投手のミステイクです。
ここが一番の反省点ではないでしょうか・・・・
あっ、バントもね。
最終回、丸選手に打たれたのは、この日2本目のヒット。
新井選手のホームラン以外、抑え込んでいました。
だから、岩貞投手の続投(完投指令)になってしまったと思いますが、
私は、「ドリス投手で逃げ切れ!」と思っていました。
8回表、取り損ねていたことがありますし、
この試合は勝たなければならない試合だと思ったからです。
結果論で言うのではなく・・・・
岩貞続投で失敗すれば後悔します。
でも、ドリス投手で負けたら仕方がないと割り切れるので・・・・。
賛否両論あると思いますが、私はそう思います。
解説時代から矢野さんは投手の肩を持つ傾向がありましたが、
現状のチーム状況を考えれば、いかなる形であっても「勝利至上主義」でいいと思います。
勝ち試合で打ったこと、抑えたこと・・・・
チームの勝利に貢献できたという自負が自信につながり、
それが「育成」の根幹ではないでしょうか?
それにしても大和選手・・・・
彼のジャッジミスも「敗因」と言われても仕方がありませんね。
丸選手を追い詰めながら、1塁に投げればよかったのに・・・・
はっきり言って、「ちょんぼ」でしょうね。
最後にお約束通り、「キャプテンT.鳥谷」について・・・・
これは私の持論です。
昔から書いてきました。
金本知憲選手の現役時代から・・・・
「無事これ、名馬」
はい、その通りです。
「継続は力なり」もその通り。
個人的には、生きていく中で『継続』は重要課題であり、
このブログも家内より「何でもいいから何か続けてみたら?」と言われて始めました。
「ミスター三日坊主」でしたから・・・・
そんな私から見れば、金本さんも鳥谷選手も尊敬に値します。
しかし・・・・
一般の現実社会に当てはめてみたら・・・・
体調不良でまともに仕事ができない・・・・
熱は39度ある・・・・
でもその人は、職場において欠くことができない人。
自分も「俺がいなければ仕事に支障が・・・・」と思っている。
私がそんな社員の上司だったら、「早く帰って病気を1日でも早く治せ」といいます。
体調不良で1週間、まともに働けないなら、
2日休んで残りの3日で取り返して欲しいと考えますが・・・・
「皆勤賞」が欲しくて、まともに仕事ができない社員は、現場では邪魔なだけ。
違いますか・・・・?
私は金本選手の「連続~」はすごいと思いますが、
骨折してヒットを打ったことはすごいとは思いません。
1本のヒットで「美談」にすることはおかしいと思ってます。
それ以外は、まともに打てていないのですから。
打てるわけないじゃん、骨折してて・・・・そんなに甘い世界ではないでしょ?
2年前かな?
上本選手が骨折したが、最短期間で戻ってきてそれなりに打ってくれました。
それが本来の姿だと私は思います。
鳥谷選手も、打てないことが体調なのかそれ以外の理由があるのかわかりませんが、
現実、チームにとってマイナスなら、それなりの対処のしようがあるはずです。
彼自身が判断することでもあります。
それなりに重要な立場に立っているのですから。
実績ではなく結果・・・・
こんなこと、タイガースでは昔から我々ファンは言い続けていたこと。
鳥谷選手、大好きです。
彼がキャプテンとして頑張ってくれることを期待していますが、
現実は直視しなければならないと思います。
金本監督就任時、「福留、ゴメス、鳥谷以外はポジション、あいてるよ」っていいました。
これは逆に、「この3人はやってくれると計算している」と言うことであり、
ハードルを上げたのだと思っていました。
福留選手は頑張っているし、期待にも応えてくれていると思います。
ゴメス選手は「ダメ」と思って代打を出し、スタメンから外しました。
「聖域の排除」です。
「聖域」が存在しているうちは、「超変革」なんてあり得ません。
やるのか、やらないのか、できないのか、できないのか?
期限は決めなければ・・・・それは我々実社会では当たり前のことです。
ここまでファンの間で問題視されていることです。
期限は、我々ファンにも提示していただきたい。
まぁ、「そんな悠長なことを言ってられるか!」というファンも多数いますよ、実際に。
どうしますか?金本監督。
結果がすべてですから、いくら若い選手を起用しようとも、「聖域排除」がなければ、
「超変革」は中身のないものになってしまうのではないでしょうか?
鳥谷選手はやるしかないのです。
「やっぱりトリがいないと困るな」とチームメート、ファンに思われなければなりません。
「おまえが変わらなければチームは変わらない」
現実、鳥谷選手が変わっていないので、やっぱりチームは根本的に変わっていない。
単純にそういうことでしょうね。
それにしても最後の衝突・・・・
意思の疎通ができていなかったと言うことですが、
レフトがマートン選手だったら、普通にセンターフライ。
大和選手だったら俊介選手に任せていたと思いますが・・・・
俊介選手は早くから意思表示を示していましたね。
しかし、中谷選手は見えるわけもなく・・・・
「鳥谷選手は、声を出していたのかな?」って思ってます。
「レフト!」(あるいはセンター)って指示を出せるのはあの場面、鳥谷選手。
聞こえないかな・・・・あのじょうきょうでは・・・・
監督は「お見合いよりいい」と言いました。
ケガがどうのこうの言うのではなく、積極的なプレーでの落球は仕方がないということ。
もちろん、繰り返してはならないプレーであることは確か・・・・
「ケガをしてもかまわないから行け!」
そんなこと、監督が思うはずはありません!
福留選手の中谷選手に対する気遣い・・・・それだけが救いです。
俊介、早く元気な姿を見せてくれ!
いつも、読んでいただき、ありがとうございます。
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