12月15日(金) 10時より、第9回読書会を開催いたしました。
今回読んだ本は、永井荷風の『あめりか物語』です。
明治36年荷風24歳から明治40年28歳まで4年間のアメリカ見聞記を24篇の小説に収め、異国の風物に対峙した荷風の孤独感、鋭い感性と批評精神溢れる新鮮な感慨は、閉塞した時代に憧憬と衝撃を与えたとされています。『ふらんす物語』と併称される初期代表作です。

【印象に残った利用者の感想】
・初めて荷風の作品を読んだ。貴重な経験をした。
・皆様の意見が勉強になります。
・永井荷風もあめりか物語も初めてだったのですが、
この時代を生きた文豪に触れることができて良かったです。
・あまり良い現代的なテキストではないと感じた。
参加者同士で感想の共有、意見の交換ができ、実りのある読書会になったと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回、第10回読書会は1月26日(金)に開催予定で、
タラス・シェフチェンコの『シェフチェンコ詩集』について語り合う読書会になります。
資料は市立図書館で準備しており、カウンターで借りる事が出来ます。
次回の開催場所は、おあしすセミナールーム3となります。
次回のご参加お待ちしております!!