4月27日(金)第1回読書会を開催しました。
今回取り上げた作品は川端康成『伊豆の踊子』です。
参加された方の感想を一部紹介いたします。
・自分では気がつかない視点で改めて作品を読むことができてとても面白かった。川端の人となりをきちんと理解できるような時間が作れたと思うようになりました。
・川端康成の本は、高校生の時に日本の純文学を読みたくて数冊読んだが、どれも女性を一段低く書かれているようで、私は好きではない。
しかし、文章の表現力は素晴らしく、風景が、目に浮かんだ。
・久しぶりに読みました。美しい自然の中で出会った若い学生と踊り子の青春文学だと思った。今回読んでみてエリートと差別された人達の社会性を強く感じた。
・書き出しの文章、全体的に風景の描写が美しかった。短篇ながら、色々な読み方が出来、参加者の感想が聞けてよかった。
参加者のみなさまありがとうございました。
次回の読書会は、5/25(金)10時~12時 梶井基次郎『檸檬』です。
図書館でも、資料を用意しておりますので、気軽にお声かけください。
スタッフ一同おまちしています。