北海道★天測点8座
やっと道東の仁田山で道内天測点8座を制覇した。全て低山で簡単に登れる山々ではあるが…機会に恵まれず…長〜い時間がかかった
星・恒星を観測して座標(緯度・経度)を決める測量を天文測量という。天測点は、この天文測量を行う測量標のこと。星の観測から観測地点の緯度経度を決める天文測量を行う地点として、国土地理院に定められた場所だ。国土地理院は、昭和26年から昭和33年の5年間で、全国に48点の天測点を設置 天測点が設置された当時の観測機器はカールバンベルヒ製70mm子午儀で大変重く…観測台が必要だった。 現在は天測点での天文測量は行われていないが、当時、この重い測量機器を置き、安定した測定を行うために作られたコンクリートの台座が今でも残っている…倒れている台座もあるが…天測点の設置数の多い道府県は、北海道8基、新潟・千葉・京都・兵庫・大分各2基など…先人が苦労して測量を行ってい歴史的遺産である天測点…いつまでも大切にしたいものだ
北海道にある天測点の標石は8カ所
馬追山=由仁町、瀞台山頂
比裸騾山=新ひだか町、ペラリ山山頂
篦射峰=稚内市、篦射峰(ノシャップ)山頂
和寒山=和寒町、和寒山山頂
冠色樹山=足寄町、カムイロキ山山頂
写万部山=黒松内町、写万部山山頂
当別丸山=北斗市、丸山山頂
仁井田山=弟子屈町、仁田山山頂
Lastの仁田山高速を使わず一般道で来たが…事故等による渋滞で高速を利用するより早く到着林道脇に駐車し…直登する…登山者や鹿の踏み跡多々あり…膝下の笹漕ぎ…帰路は整備された林道を利用…仁田山420.5m天測点一等三角点「点名:仁井田山」カムイヌプリ・摩周岳や西別岳が見える…道内天測点やっと制覇・・・往復約1時間・・・To be continued
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