よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4064(いて座 B303 Chinese Dragon Nebula、M8周辺)

2024-07-13 22:00:00 | MC天体
いて座 
I、B303 Chinese Dragon Nebula(暗黒星雲)
主鏡 Evoguide50EDⅡ+フラットナー+ASI715MC+CBP
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRcut
架台 赤道儀化AZ-GTi
制御 ASIAIR+iPadmini6
7月6日3分露出、gain35、ダーク、フラット(青空)、バイアス補正あり

画像イ、54分のライブスタック、トリミングあり
(B303は中央あたりの輝星の左斜め下、ほぼ画像中央)

M8干潟星雲近くの『猫の手』を構成するNGC6559とIC4586。その重なり部分に潜む暗黒星雲B303。KenBawさんのツィートで知りました*1。久しぶりに絶対見たいと思う天体に出会えました(位置については「画像へ」を参照下さい)。
達人の方々の画像では、この領域は東洋のドラゴンだらけ。どれがB303と???、私の環境ではアノテーションもうまく行かずズレるので*2のAstroBinの画像で確かめました。
私のは竜というよりへびぐらい Seestarで写した猫の手のB303と同じぐらいのレベルかな(^^; 精進あるのみ。館長『がんばれ』
画像ロ、ASIAIRでのアノテーション
画像ハ、ライブ画面(ピンチアウト拡大)

画像ニ、導入画面
* 1 Xより
* 2 AstroBinより、



Ⅱ、M8 Lagoon Nebula周辺
主鏡 FMA135+ASI585MC+CBP
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRcut
架台 赤道儀化AZ-GTi
制御 ASIAIR+iPadmini6
7月8日3分露出、gain252、ダーク補正あり

画像ホ、18分のライブスタック、90°回転(スクショ画像を写真アプリで調整、585MC約34°C)
M8は夏を代表するいて座の星雲。天の川の中にある。東(左)に『猫の手』、北(上)にM20三裂星雲など有名天体も多い。この3つの星雲を一枚撮りしたくFMA135を向けたが、カメラを回転させることも無く、いきなりピッタリ画角で撮れちゃいました(^^;
惜しむらくは、都合により18分しかライブスタックを回せなかったこと。画像下の方で星が流れてしまっていること(収差?)。まあ、私のレベルでは充分です。(^_^)
なお、元の4K画像を拡大して見ると、B303(Chinese Dragon Nebula)も確認できる。FMA135+585MC恐るべし。(次画像、該当部分『猫の手』を拡大してスクショ)

(覚書)
主鏡をFMA135に乗せ替え、本日は軽くテストのつもりで、午後8時40分開始。珍しく終了時間が午後11時と切られているので、急いでピント合わせ、極軸合わせ、ダークファイル撮影。FMA135はバーティノフマスクは使えないが、ヘリコイドが優秀でピント合わせが楽(^_^)
18分ぶんのライブスタックを確保。意外によく写った。撮影終了後、天の川を見るといつもよりハッキリ見える、大星夜だったらしい。

画像ヘ、ライブ画面、撮って出しを文字がわかるように写真アプリで強調(カメラ温度表示はこの時33.6°C)

画像ト、昨年のまとめによる観望位置



また三千文字制限に引っ掛かったので、いくつかの参考リンクを
ひとまとめに別ブログとしました。m(__)m