よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

眼視観望の記録001(冬のダイヤモンド)

2023-03-25 07:00:00 | 広角星空

見出し画像は、記録014(3月の星空)の該当部分のトリミング。

 

冬は、一等星が多く見える季節。代表的な一等星はダイヤモンドの形に配置しており、冬のダイヤモンドと呼ばれている。

記録014の画像にもその一等星が写っている。

過去に肉眼で見たときは、一等星を確認して終わっていた。

ダイヤモンドまで意識がいっていなかった。(大きすぎて、一望する機会はほとんど無いと思う。)

画像を見ると、冬の一等星が作る「冬のダイヤモンド」がよくわかる。

星座ビノで、今一度確認しておくかとの気持ちで、資料を作った。

覚えたてのアニメーションGIFを使うとわかりやすい。

資料作成中、双子座の一等星を確認する。

アルファ星が、カストル。ベータ星がボルックス。

一等星はボルックスだったのでは?画像でもボルックスの方が明るく写っている。

さらに調べてみると、

アルファ星カストルは2等星。ベータ星ボルックスは1等星。

アルファ、ベータ、ガンマ・・・単に明るさの順では無いこともあるということ。

少し賢くなった。

さらに、カストルは6連星。3つの二重星が集まっており、普通の天体望遠鏡でも3つの星は確認できるとのこと。

観察対象がまた一つ増えた。

*バイエル符号・・・ヨハン・バイエルが1603年に発表した恒星の命名法、ギリシャ文字α~ω、A、アルファベットb~zなどが使われる。全天88星座の内、α星が最も明るいのは58星座。(Wikipedia 「バイエル符号」より)

 

PS.昨日は金星と月の接近があった。残念ながら曇天で、撮影できず。

月のみがiPhoneタイムラプスで撮影できた。次は、タイムラプスからのスクショ画像。残念な結果だが次は必らずある。次に向けてスキルアップを図る!

PS2.館長より悪天候が続いているので、しばらく博物館を休館にするとのこと。ブログも観測データがたまるまで休んでよいとの話しあり、そうします。