マカリ(あるいはマカリィ:すばる画像解析ソフト)のコントア機能とは、等高線を描くように画像の輝度を描く機能。
画像①(画像②の元のFITSファイルをマカリのコントア(段階4)をかけ、PNG保存したもの。銀河の構造がよくわかる。)
画像②(既出、おとめ座マルカリアンチェーン、斜めの軌跡は、人工衛星)
画像③(マルカリアンチェーン付近の銀河を確認)
天体観測初心者卒業を目指して、日夜の遊び・・・もとい模索は続く。
その1つが、RGB24モードからRAW16モードでの電視観望。PNGファイル保存からFITSファイル保存への変更。
RAWというのは、画像や写真の情報が全部記録されていて、デジタルネガとも呼ばれ現像して見るという。(天体観測の皆さんや一眼で写真撮っている人が使っている方式)(資料1)
FITSとは、天文学で最も使われているオープンなファイルフォーマット(ようするに誰もが使っても良いといこと)となっている。(資料2)
無料ソフトのマカリ(資料3)やステライメージLite(資料4)で、SharpCapProが自動保存したFITSファイルは見えるが、Save exactly as seenで保存したPNG画像とは、あまりにも違う。(これは自分の技量の無さを表しているが・・・) 改めてSharpCapProのライブスタック機能の強力さを知る。素人にも天体観測やそれを通して宇宙への認識を深める機会を与えてくれた。開発者・情報を発信してくれている人すべてに感謝。初心者卒業はまだまだ遠い。
閑話休題。
マカリで遊んで・・・もといマカリの機能を学習していて、コントア機能を使ってみた。
FMA135+Neptune-CⅡのM13(ヘラクレス座球状星団)の画像。
雰囲気はあるけど、球状星団の写真とあまりにも違う。これにコントアをかけると
星の粒は見えないが、中西昭雄さんの本の写真の構造の感じがでてくる。
おおいぬ座相互作用銀河(記録031)で実行すると
はっきり存在がわかる。
参考資料
1) RAWファイルとは、Adove
2) FITSファイルとは、Wikipedia
3) マカリ超入門 マカリィ:Makarili超入門
4) ステライメージLiteの使い方とレビュー(getaさんブログ)