「独り善がりの記」・吉祥点

うつ病発症十余年。
寛解?が心身症、不安障害に。
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独自・独断・独善の我儘放題自由帳。

苫駒初戦敗退分析

2007-08-12 03:21:09 | Weblog

郷土、北海道の誇り「苫駒野球部」が本当に後一歩のところで、夏の甲子園大会を去りました。

私、中学、高校(キャチャーコンバートによる肩通のため途中退部)、大学と部・愛好会(現在は体育会・軟式野球部)で投手をし、一応主戦で投げておりました。
自称セミプロ評論家の私の昨日の敗退理由を次の通り分析致します。

9回表2死後の運命のセカンドゴロへの対応について、記述致します。

①あの場面は三振で終わらなければならなかった。
 ・三振が絶対必要でした。振り返ると2004年は鈴木左腕、去年、一昨年は田 中将大という意識して三振の取れる速球派がいました。あのような緊張が究極に 拡大している場面で、最もリスクの少ないアウトの取り方は取りも直さず三振で あります。しかしながらマウンド上ににいる今年の投手にはその為の基本的な球 威が無かった。セカンドベース近くに飛んだゴロへの二塁手のミスを決して責め てはいけません。また、決勝点と成った捕手の三塁悪送球も不可抗力でありま  す。あのプレッシャーの中、捕球・送球・タッチを要するプレイの成功率はかな り、低く勝利のためにはもっとも確実・単純な三振奪取こそが必要でした。

②裏目に出た三塁手交代。
 ・守備固めのため、この回から三塁手を守備要員に交代しました。個別の打球処 理に関してはこの選手が上なのだと思います。しかし、不運だったのはこの選手 の最初のプレーが、セカンドのミス後いわば暴走とも思える相手走者の本塁突入 を阻止するために捕手に転送され、アウトにすべく捕手からサードに投げられた
 球の捕球行為であったことです。結果は捕手の送球がやや左側に寄りすぎたた  め、サードベースに固執した新三塁手はグラブの先にボールを当てただけで後方 に逸らし、その間に決定的な2点が入りました。ホースプレーでなく、タッチプ レーになるので、新三塁手はボールの確実な捕球のための行為を反射的にしなけ ればならなかったのです。しかしこれは責められない。レギュラーでも多分そこ までの対応ができたかどうかの保証のない、瞬時の判断です。ただ、ずっと試合 の流れ中にいたレギュラーの方が対応できた可能性が高い分、これは残念な結果 でした。

自らの失策により、手の届いていたゲームを失った心中は察するに余りありますが、何れにせよ「駒苫」よく善戦しました。正直私の見るところ投手力に不安があり、全国制覇は難しかったと思います。輝かしいここ3年間の実績も大変なプレッシャーだったでしょう。ナイスゲーム。本当にお疲れ様でした。そして3年生は新しい人生の第一歩を胸を張って踏み出し、2年生以下は再び猛練習、来年の選抜目指し精進してください。今や諸君は我々道民の期待の星なのですから。

私は、未だに後悔しているのですが、C高校ではなく合格していたH・L高校に進学していたら投手として高校野球を全うできたのではないかと。しかし、今は昔の物語。「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。」

楽しみが少なくなりましたが、甲子園、感動を来年も期待しています。

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