矢面・ＮＨＫドラマ「メイドインジャパン」

考えてみると、中学までは「生徒会長」やら「文化祭実行委員長」やら、
いわゆる「矢面」に立つ機会が多かったのですが、就職後はそのような
立場になった事がありません。

若い頃に、極秘？プロジェクトの「使いっ走り」の経験はしましたが、
不惑、メンタルを患ってからは、当然ながら全くないですね。

ＮＨＫドラマ「メイドインジャパン」を見て、そう思いました。
正直、私のキャリアにおいて「失われた１５年」未だ継続中であります。

ただ、病気は辛く、家族には大変な苦労をかけましたが、反面、
愚息たちの教育に中心となって関われましたし、最愛の「軟式野球」も
再開する事が出来ました。

出世の道はとうに閉ざされ、男として悔しく、夫として不甲斐無いですが、
父としては、「長男Ｔ大進学・二男、続くか？！」という夢を掴みかけており、
息子としては、父を看取り、義父を弔い、母を後見している、という充実感がございます。

「我が人生」は、ちっぽけな「或る人生」ですが、二つとありません。
感謝し、丁寧に歩む事を誓う休日の朝でありました。