昨夜同期入社で既に部長補佐に昇進されているKさんからお電話を
いただきました。突然の事で何かと思いましたが、ご自身が「うつ病」に
なり、2ヶ月経過したが回復しない事のご相談でした。
私の闘病経験をお話しし、幾つか質問にお答えし、焦らず休養しあと1ヶ月
経っても改善が見られない場合は「入院」をお勧めして、あと何でも相談に
のる旨お伝えし、電話を終えました。
彼は神奈川県の有名進学高の出身で、ご長男ながら縁あって当市のローカル
企業の当社に就職。伴侶、お子様、出世と全てに恵まれ、順風満帆と
お見受けしておりました。
人格も穏やかで仕事も出来、当社を担う幹部になられたのに、残念な事で
ございます。
当社でもたくさんのうつ病患者が出ておりますが、ことごとく所謂みな
「善人」であります。
「社内風土の徹底した健全化を断行し、「善人」が病むことの無い労働環境を
創出せよ。」
本日の切なる正論でございます。
「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、嫌な事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」