仰烏帽子山は、紅葉でも有名な山なのだが、
やっぱし遠いので紅葉時期にも行けてない。
そのうちに秋の仰烏帽子山にも行かなくてはと思いながら、
頂上からの景色を楽しんだ。
遠くに、霞んではいるが霧島連峰が見える。
韓国岳の所にうっすらと水蒸気が立ち上っている。
今度の噴火で、どのくらい韓国岳に登れなくなるのだろうか?
そんなことはいらぬお世話かも知れないので、ここらでも少しだけいろいろと散策。
登山路からはずれたところで人知れず「ミツバツツジ」がきれいに咲いていた。
その足下には、これまたきれいなスミレさん。
私もそろそろ「スミレ」を勉強しなければと思ってはいるが……
この下山途中でもいろいろ花を探さないといけない。
気をつけながらも急ぎ気味に下っていく。
でも、何だかへっぴり腰だねぇ!
とは言っても、結構急いで元井谷分岐まで戻ってきた。
ちょっとだけ休憩。
そして、今回の第2本命の「ヤマシャクヤク」の所へ。。
ヤマシャクヤクはいろんなところで見ることができるのだけど、
なんと言っても、白鳥や時雨、この仰烏帽子で見るのがいい!
そしてその地へとたどり着いた。
うぅーん!いいね!
まだ蕾も結構あるんだけれど、
見頃を迎えていると言っていいだろう。
少しだけケバケバしくて、その白さで清潔感にあふれてもいる!
一つ一つの美しさを心に刻んでいく。
「ヤマシャクヤク」には青空がよく似合う。
そして、途或ところで「ヒゴイカリソウ」も。
昨年阿蘇で見て以来2回目だ。
この花も美しい!
帰りは登り返しもあって、そこそこ息が上がることも。
お!岩の合間に「ヒメレンゲ」が咲いている。
このあたりで、Yさん曰く「ここは霧がでるんしょうね」と。
そういえば、水気のない所にネコノメソウやサバノオ、そしてヒメレンゲ。
雨も降るのかもしれないが、霧が多いのがその一因かもしれない。
などと考えながら歩いていると、分岐まで戻ってきた。
「ニリンソウ」や
「ナツトウダイ」を撮って
そうこうしているうちに、登山口が近くなってきた。
こんな景色の所で、「のぼろ」にも記事を掲載してある有名なHさんに会った。
私は英彦山以来2回目、Aさんは、白髪でも会って3回目とのこと。
石堂山に行って時間があったのでこちらにも立ち寄ったとのことだった。
少しだけお話をさせていただき、登山口にたどり着いた。
そうそう、大事なことを忘れるところだった。
このお山にもあの素敵な花が咲くという。
今回の真の目的と行ってもいいかもしれないその花とは、
とても立派な「イナバウワー」。
その花はというと、「カタクリ」。
なんと美しいことか!
山口の冠、寂地に行けば、すごい群生を見ることができるが、
そんなところと比べる必要なんて全くない。
数は少ないが、凜として誇らしく咲くその姿に!
1年分の元気がもらえた!
人知れずとまではいかないが、
何とも言えぬ感動を仰烏帽子の「カタクリ」にもらった!
また来れるかどうか、それまで、ずっとずっとこの地で……
こうして大満足の仰烏帽子山を後にしたのだが。
駐車場から、車を出そうとしたその瞬間、
「○○さん!」と大きな声をかけられた。
なんと、4月7日に南阿蘇でお会いしたNさんだった。
さらに、この日はいつもブログにコメントをいただく
あの「山帽子の止まり木2」の山帽子さんにもはじめてお会いした。
ついでに、固い握手もさせていただいた。ありがとうございました。
そんなこんなで、何とも厚く濃厚な山旅、花旅だった。
こんなことってあるんだね!
そんな余韻を残しながら、もう一カ所立ち寄った。
16時半を過ぎてはいたが、半開きの「サバノオ」、
色が変わっていた「森の番人」
「スミレ」の群生や、
「ニホンアナグマ」(多分)などを
二本杉からの急カーブの連続を無事に乗り越えて、
「元湯佐俣」で一日の疲れをとってから、一路福岡に向かった。
先日はメッセージありがとうございました!!
カタクリにも会えたとは最高ですね(≧▽≦)
(私達も探索しましたが、これまた空振りに終わりまして汗)
今度どこかの山で見かけたら、大声で呼びかけます(笑)
こちらこそ、お会いできて嬉しかったですよ。
いろいろと予期せぬこともありましたが、また気を取り直して宜しくお願いしておきます、”行きずりのおばさん”にも出会えて・・自分は彼女の車を確認しておりましたが 山頂へ先に行っているとのことでしたので会えずじまいでしたよ(笑)あれから 京丈~狩又山とはしごでした。二本杉では 山開きセレモニーでごった返しでしたが カタクリもほぼ
見ごろで 行った甲斐ありました、
自分もくねくねの国道を下り、一足先に 佐俣の湯で汗ながして その晩は高千穂の道の駅泊まりでしたよ。画像が未整理でストックたまるばかり・・・
上手くいく時もあればそうでない時も。
ただ、思い焦がれるその花に出会えた時の喜びは、
それはそれは大感動もんです。
これまでにも、空振りと喜びの繰り返しです。
その中で、良い出会いもあって一歩一歩進めます。
今度また、どこかのお山でお会いしましょう。
まさかまさかの仰烏帽子山でしたね!
そろそろ平尾台に出かけてご尊顔をと思ってました。
それが、あんな遠くでお会いできるとはうれしかったです。
イワザクラ、初見でしたがとても良かったですね!
同行のYさんが数えましたが、花の種類は21種類。
まさに、花の名山「仰烏帽子山」です。
ただ残念だったのは、もう一カ所の立ち寄った場所ですね!
まさか、あの先とは、思いもしませんでした。
また、まだ見ぬ花と言うことで、次の機会とします。
今後ともよろしくお願いします。