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霧雨の中、金山を登る!(夏山に向けた鍛錬登山!)

2016年07月16日 | 山登り

16日の土曜日に、夏山に向けての鍛錬登山に行ってきた。


本当なら、「久住6山」が私たちの鍛錬コースなのだが、

天候や日程的なこともあり、今年は近くの「金山」となった。

背振山系の「金山」は、佐賀側からはやさしく、福岡側は割と急峻な登りを強いられる。


高度差も600メートルほどを登るので、そこそこ鍛錬に向いている。


ということで、7時半に西区の某所で待ち合わせ。

同行者は、いつものYさんと前日に参加することになったIさんの3名。

曲淵の先の林道から、登山口に向かっていると、
土砂崩れがあって、車はここまで。


なので少しではあったが、林道を歩いて登山口へと向かった。



林道沿いにはこんな花も。 ※オトギリソウ



8:27 花乱の滝登山口から登りはじめる。



すぐに急登が始まる。



その後は落ち着いた登山路を歩く。



先日の大雨の名残りなのか結構増水している!






このコースは、渡渉地点が6~7箇所あるのだが、ちょっと心配しながら
登っていく。


Iさんは割とバランスがよいので、難所も軽くクリア!



と言って、Yさんがバランスが悪いというのではないけど、
少し躊躇しているね!


渡渉箇所を慎重に渡っていく!



「やっぱり!」。Yさんの調子がイマイチのようだ。でも青い帽子は光ってる!



まぁ、それはそれとして、今日出会った数少ない花も紹介しながら、
これはなんだろうね? ※「テリハアカショウマ」?


大きな「ハンカイソウ」が熱さを忘れさせてくれる。



何度も渡渉を繰り返す。



9:56 直登コースとアゴ坂峠コースとの分岐。



霧雨模様の中をゆっくりと登っていくと、こんなのが。

多分昨年も見た「モミジハグマ」じゃないかな。今からだよね。


ガスの中を歩いているので、全身がぐっしょりと濡れてくる。



10:14 三瀬峠とアゴ坂との分岐。



ヒヨドリソウ?



これもなんだろう?



「幽玄」とは、こんな感じなのだろうか?
日本棋院では、最高の手合いを「幽玄の間」で行うという。


11:09 稜線に到着。



もう少しで頂上。



11:12 久しぶりの「金山」の頂上に到着。誰もいなかった。



今日の豪華ランチ。


ランチをとってたら、佐賀の花が好きな人が直登コースから一人上がってきた。

少し話をして、貴重な情報ももらった。

その少し後に、4人組の人たちが三瀬峠から登ってきた。長崎からと言われる。

なので、花乱の滝コースを是非と勧めた。

そんなこんなことの後、頂上近辺での撮影タイム。


この花も後で調べてみよう。
どうも「アキノタムラソウ」のようだね。雨に濡れていて感じが違った。


11:45 直登コースで下山開始。


下りはじめるといつものところにこの花が咲いていた。



「ヤマブキショウマ」かな?

佐賀の人のブログによると、このあたりでしか見れないとのこと。

山中がしっとりと濡れていて、きのこも多かった。



直登コースは、少し荒れ気味だった。
これは「モミジカサ」?


このコースでは、大きな蛙を何匹も目撃。



「ナツツバキ」はほとんどが落下花。



帰りがけにも「ハンカイソウ」をパチリ。






とうとう、Yさんはポチャリ!靴の中が濡れてなければいいけど。



橋のところまで下りてきた。



今までは、霧雨模様だったのだけど、何だか福岡側は晴れている!



13:44 無事に下山。



約5時間の鍛錬だった。まぁまぁかな。


今年の夏山は、本来なら北アルプスか南アルプスのどこかという予定だったのだけど、

私の捻挫がまだ治りきってないので、皆さんにお願いをして軽めのところに変更してもらった。

今の予定では、「大峰山」と「大台ヶ原」。

果たしてどうなることやら。 


2 コメント

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良い山ですね (島崎 二歩)
2016-07-17 09:33:43
私は坊主ヶ滝コースばかりで花乱の滝コースは下山ルートで一度通っただけなのですが、良いコースですね!
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夏山シーズン到来 (山沢周平)
2016-07-17 23:57:28
島崎二歩さん、「金山」はとてもよい山ですね!

今年は、これまで以上背振山系に取り組むつもりです。
そろそろ「オオキツネ」さんや、車谷のあの花も咲きはじめる頃です。
今年も行きましょうか?
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