陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

会社のお菓子配り文化が好きではない

2023-02-14 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

バレンタインデーの時に記事に上げようと思ったけれども、確定申告まっさかりで書けずじまいだったことを吐きます。

女性の多い職場だとありがちなのが、やたらとお菓子を配りたがる人です。
どこかに旅行に出かけたお土産だとかならまだしも。そこいらのコンビニで買ったようなお菓子を配られてしまう。それが嫌なんです。

コンビニお菓子全てが悪いのではなくて。
嫌なのが、缶やら袋やらがっさり入っていて、すぐ食べないといけないものです。個別包装されていないから正直困ります。例をあげると、ドロップ飴の缶だとか。いい大人が職場で食べるものではないです。しかも、大袋だとか、大缶だと、こっちの机を置き場所にされたりします。

しかも、それを食べろと言わんばかりに、手のひらのうえにわざわざ落としてきたり、手で直につかんで寄越されるんですよね。
コロナ禍で三密どうのこうの言われているのに、不衛生きわまりないです。ベビーカステラとかも、まあ帰り際ならいいのだけど。

あとはみかんなど汁が飛ぶ果物だとか、切り分けないといけないものとか。
匂いが充満してしまうものとか。

一定年齢以上のおばちゃんはやたらと飴が好きなのは何故なんでしょうか。
私には解せません。お菓子をつまみながらあまり作業をしないし、したくないんですよね。パソコンのキーボードが汚れるし、集中しているときに中断しないといけないのが嫌だから。

しかも、こうしたお菓子配りを業務時間内で、朝イチでやられると苛つきます。
午前中は一番仕事がはかどる時間帯です。午後4時くらいの10分と、始業すぐの10分は労働生産率が抜群に違います。そういう時間帯に、わざわざ中断するようなことをしでかさないでほしいのです。

しかも、会社も会社で。
こういう雑談が多かったり、お菓子を配り歩いている人を、コミュニケーション上手として評価してしまいがち。リモートワークが多い昨今だと、要らない文化です。若い世代ほどそう思っているのではないでしょうか。

仕事のミスをしたとか、急に休んでしまったとか。
その埋め合わせでお菓子を配るのもわかるけれども、それより、仕事をきちんとこなしてほしいです。

こういう物を贈ることをやたらすると。
本人はいいことをしているつもりでも、いざ、仕事はできていないとなると、迷惑がかかるし、自身の能力向上にもなりません。いつまで、昭和じみた慣れあい組織の働き方をしているのか、と私でも思ってしまいます。

あと、そもそも、モノを配って人間関係を維持しようという考え自体が好きではありません。
じゃあ、贈れなくなったら、ご縁が切れちゃうの? もし切れるなら、そもそも、それだけの関係なのではないでしょうか。

チンケなもので恩を売るぐらいなら、日頃、業務上で助けたことについて、きちんと御礼を言わないまでも感謝の念ぐらい示してほしいものです。安いお菓子で、迷惑かけたことをチャラにできるつもりでふんぞりかえっているのが、こちらとしては不愉快。

それと、お菓子を配る人はそもそも、自分だけがお菓子を職場で食べることに罪悪感があります。働いていないように見えるとか、ダイエット中なのに、とか。そういった後ろめたさを、周囲にお裾分けしてごまかしているだけです。私は他人が目の前でお菓子を食べようが、自分は全くほしいとも思わないし、請求したこともないです。

お土産品ならば、休憩スペースに箱入れして、一言添えるだけで十分。
別にわざわざデスクに置き回る必要ないですよね、邪魔になりますし。お菓子外しされる人もいますし。地味に毎日習慣にされると出費が痛いと思う人だっています。買いに行く時間ももったいないですよね。

あと嫌だと思っていても、ありがたそうに食べたとたんに。
めんどくさいお願い事されたりもするんですよね。それもトラウマになっています。

あと買い食いする癖がつくと、普段からパソコンいじりながら食べるようになって、糖尿病になります。不健康そうな人が配るお菓子は食べない方がいいです。添加物などでアレルギーもありますし、不用意に自分の好きなものを周囲に勧めるものではないですね。体の調子が悪くなったら責任とれるのか、と言いたい。歯磨きしたあとに配られるのもすごく嫌。

ちなみに私は過去にお菓子配りの応酬で疲れたことがあるので、貰っても返しません。
個人事業上の取引先やお世話になった士業の専門家には贈るけれど、それは交際費に計上できるからです。もちろん、きちんとした箱詰めの果物とか、菓子折りです。

ちなみに嫌な職場の同僚に配られたお菓子は、その後、絶対に食べられなくなります。
正直、最初からもらわないと決めた方が楽ですね。


(2022.02.27)


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