駄馬にも乾杯を

ふつうに競馬好き。時々ドカン
説得力の無い記事をダダ書きw
それでも解る人には解るヒントも結構ありますぞ(笑)

保存版)2022世界のTOP100レース日本版

2023-12-21 16:56:41 | 保存データとか

今さら気になったので検索したら出てきたのがこれ

日本では9レースがランクインしてるがどっちにしても「国際的な顔ぶれ」にならないのが致命的ですな

ま、それもこれも「日本の特殊な馬場」が原因だが・・・

 


2023-01-22
レースレーティングランキング2019-2022【世界のトップ100GⅠレース】

2023年1月17日に2022年の世界のトップ100GⅠレースが発表されましたので、3か年平均のレースレーティングランキングも更新しました。

 

 

※2022年単年度分の記事はこちら
→IFHA(国際競馬統括機関連盟)は、昨日2022年世界のトップ100GⅠ競走を発表しました。
今回は12ヵ国40競馬場のGⅠ競走がリストに名を連ね、1位はアメリカのブリーダーズカップクラシック(126.75)、2位はイギリスの英チャンピオンステークス(124.75)、3位はフランスの凱旋門賞(124.25)となっています。

注記: ( )内の数値は年間レースレーティング
日本の競走では、皐月賞の15位を筆頭に、以下のとおり合計12競走が100位以内にランクインしており、ランクインした競走数では、オーストラリア(20競走)、アメリカおよびイギリス(18競走)に続き、世界4位となっています。

【100位以内にランクインした日本の競走】
順位 レース名(年間レースレーティング)
15位 皐月賞(121.00)
17位 天皇賞(秋)、ジャパンカップ(120.75)
19位 東京優駿(日本ダービー)、有馬記念(グランプリ)(120.50)
27位 宝塚記念(120.00)
31位 安田記念、マイルチャンピオンシップ(119.25)
58位 大阪杯(117.50)
63位 NHKマイルカップ(117.25)
93位 チャンピオンズカップ(116.25)
100位 天皇賞(春)(116.00)




2020年はコロナによりドバイワールドカップデーが中止になったり、欧米のレースが延期や中止になったりと大きな影響があったことから、参考値にとどめる場合があるため、2019年、2021年、2022年の3ヶ年平均としました。

改めてレースレーティングの概要について説明しますが、毎年1月にIFHA(国際競馬統括機関連盟)が、前年の「世界のトップ100GⅠレース」を公表しています。これは、世界のGⅠ(2歳限定を除く)のうち年間レースレーティングの上位100レースをランキングしたものです。

下記リンク先の「Racing」にある「Longines Rankings」に、2015年以降の「世界のトップ100GⅠ」や各馬のレーティングが掲載されています。
http://www.ifhaonline.org/

2016年分から、現在と同じ単年度の数値によるランキングになっていますが、2015年分までは直近3ヶ年の平均値によるランキングでした。

年間レースレーティングは、4着までの馬のその年の最高レーティングの平均値です。レースのレベルの目安となり、格付け審査に用いられます。牝馬限定以外のレースで牝馬が4着までに入った場合には、4ポンドの牝馬アローワンスを加算します

1位は凱旋門賞です。2022年は3位に終わりましたが2019年、2021年は1位で、少なくとも芝では世界一のレースと言っていいでしょう。伝統や格式はもちろん、賞金の低い欧州の中では1着賞金が約4億円と断トツで高く、2400m路線の欧州馬全て(騸馬を除く)が目標とするレースになっていますので、高いレーティングを持つ馬が多く出走することで、レースレーティングが高くなっています。

2位はブリーダーズカップクラシックです。2022年はフライトラインのおかげで1位でしたが、2019年が低いため2位にとどまりました。2021~2023年の3か年平均は1位になる可能性が高いです。

23位までに入っているレース数を距離別に見ると、Lコラム(2101m~2700m)が7レースで、高い順に凱旋門賞、「キングジョージ」、有馬記念、宝塚記念、ドバイシーマクラシック、ジャパンカップ、日本ダービーがランクインしており、日本のレースが4つもあります。

Iコラム(1900m~2100m)が最多の10レースで、高い順にブリーダーズカップクラシック、チャンピオンステークス、エクリプスステークス、天皇賞(秋)、愛チャンピオンステークス、プリンスオブウェールズステークス、コックスプレート、インターナショナルステークス、ケンタッキーダービー、クイーンエリザベスⅡ世カップがランクインしています。

Mコラム(1301m~1899m)は6レースで、高い順にホイットニーステークス、メトロポリタンハンデキャップ、サセックスステークス、ロッキンジステークス、香港マイル、安田記念がランクインしています。2022年にフライトラインやバーイードが出走したレースが上位に入りました。

Eコラム(2701m以上)とSコラム(1300m以下)は0です。Eコラムはイギリスのアスコットゴールドカップがトップ、SコラムはオーストラリアのTJスミスステークスがトップです。

国別に見ると、23レース中、イギリスが7レース、日本が6レース、アメリカが4レース、香港が2レース、フランス、アイルランド、オーストラリア、UAEがそれぞれ1レースとなっています。

日本のレースは天皇賞(秋)と有馬記念が6位タイで並び、以下、宝塚記念、ジャパンカップ、日本ダービー、安田記念がランクインしています。古馬中距離以上は明確に秋>春となっていますが、これは3歳馬の出走の有無、春はドバイや香港に遠征する馬が多い、天皇賞(春)は距離が長い、といったことが要因と考えられます。ただ、逆にマイル路線は、レーティングの高い中距離馬の一部が出走する安田記念の方が高くなっています。

ジャパンカップは2014年にレースレーティング世界一となるなど、日本で最もレベルの高いレースの1つですが、2019年はメンバーがそろわなかったため、天皇賞(秋)、有馬記念、宝塚記念を下回っています。

3歳限定戦はケンタッキーダービーと日本ダービーがランクインしています。これに続くのが仏ダービー、皐月賞、英ダービーです。

ダートはアメリカの4レースしか入っていません。これはいくつかの原因がありますが、アメリカの馬のレーティングが低めであることが最大の原因だと思います。

牝馬限定戦はランクインしていませんが、トップはブリーダーズカップディスタフで、僅差でこれに続くのがブリーダーズカップフィリー&メアターフ(一部推計)とヨークシャーオークスです。欧州の強い牝馬は牡馬混合戦にも出走しますし、牝馬限定GⅠがたくさんあるので、出走馬が分散してレースレーティングがそれほど高くなりませんが、アメリカのダート牝馬は、かなり強くてもブリーダーズカップクラシックに向かうのは稀で、ほとんどがディスタフを目標にするので、レベルが高くなります。フィリー&メアターフもアメリカの芝中長距離の牝馬のほとんどが目標にするレースであり、かつ欧州馬が出てくる(2021年はラヴズオンリーユーも)ので、高いレーティングを獲得しています。ヨークシャーオークスは、近年は凱旋門賞のステップレースとして評価を高めています。


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