いやいや懐かしいw
小生が競馬という「馬のスポーツ?」に初めて興味を持ったのがこの2頭なのでござる
忘れもしない
スポーツ報知=当時は野球に入り込んでいたのでスポーツ紙を購入してたのだが
その一面にこのA・T対決の記事が出たのがきっかけでしたな~
当時は「東西」に色分けされてた競馬というスポーツギャンブルだったが→交通事情や環境未整備などの壁があった)
西の強豪タニノムーティエ(父ムーティエ)
東の無敗馬アローエクスプレス(父スパニッシュエクスプレス)
なんせ当時は野球にしろ大相撲にしろ「○○時代」とか「伝統の○○戦」とか強いもの同士の戦いを煽るのが常の時代背景もあった
この記事にある様に当時はさつき賞の2週間後にNHK杯、その2週間後にダービーなんて無茶なローテが平気で組まれていた「タフネス時代」だったのも今のファンには新鮮な話だろうなw
以下はお借りした)
東大式必勝馬券【NHKマイルC予想】
狂乱の大阪万博、そしてA・T対決! 前身NHK杯であった頂上決戦に日本中が湧いた
6週連続、春のG1。ゴールデンウィーク最終日の5月7日は3歳ベストマイラー決定戦、第28回NHKマイルCだ。
かつては単に「NHK杯」の名のダービートライアル。NHKのTV放送が始まった昭和28年の第1回はボストニアン、以降マーチス、ヒカルイマイ、ハイセイコー、カブラヤオーらが優勝馬に名を連ねる。
今では信じられないが、みな皐月賞馬でダービー前のもうひと叩き。昔の名馬はタフネスだった。
最も記憶に残るのが、大阪万博の1970年。東のアローエクスプレス=朝日杯、西のタニノムーティエ=阪神3歳Sが3歳時(当時表記)から評判を呼び、明けて4歳の「A・T対決」に日本中が湧いた。
スプリングS、続いて皐月賞は西のタニノムーティエがアローエクスプレスを下し、東の雄としてもう負けられないアローの若き馬主・伊達秀和氏はNHK杯出走を宣言、タニノのオーナーブリーダー谷水信夫氏(ウオッカの馬主・雄三氏の父)は回避せず受けて立った。
結果はアローが先行策でゴールまで押し切りタニノを2馬身半退け一矢報いるのだが、肝心の本番・日本ダービーではアローは42%の単勝支持を受けるも直線で大失速し、まさかの5着。タニノが2冠を達成し日本競馬史に残る「A・T対決」はまたもTに凱歌が。
今思うにアローは大型のスピード馬。2400mはキツかったのか。A・T対決は、その年の秋も続くのだがTは喘鳴症(ノド鳴り)を発症して秋初戦の朝日CCを大差の殿負け、3冠目の菊花賞では4コーナーで先頭を窺い観客を沸かせるも直線大失速の11着。一方、Aは1番人気に支持されるも距離の壁か9着敗退。
狂乱の大阪万博も閉幕したこの年の秋風は、私の半生で最も冷たかったと言っていい。
そんなNHK杯は1996年からG1「NHKマイルC」となり、凱旋門賞2着エルコンドルパサー、米国生まれのまさに“黒船”クロフネ、ダービーとの変則2冠をレコード制覇のキングカメハメハら歴史的名馬を産んでいる。
だが、近10年の優勝馬からはミッキーアイル、アドマイヤマーズくらいしか“その後のG1馬”が出ていない。今年の出走馬には当レースだけに終わらず、今後の一層の奮起を期待したい。
この辺で「東大馬券王の大よそー」に移ろう。
フルゲート18頭だが1勝馬も抽選で出られるという近年稀な低レベル。牝馬の桜花賞は3勝馬でも出られなかったぞ!という “女性上位”の中、トライアルNZT2着のウンブライル(兄はマイル王ステルヴィオ)、桜花賞7着でも女傑リバティアイランドに0.8秒差のシングザットソングの牝馬2頭にどうしても目が行く。うまくいけば2頭、少なくともどっちかは3着以内に突っ込んでくるだろう。
トライアル勝ちのエエヤン、オオバンブルマイが人気を集めそうだが、前者は東京を2戦していいところなしの2敗、後者は雨中の豪脚後の疲れとやや不安だ。この“珍名”がG1の歴史に残るのかな~。
それなら、先週7勝絶好調のD.レーンが操るカルロヴェローチェが、ファルコンS2着という臨戦過程も20年のラウダシオンっぽくて面白い。そして、東京マイルで出遅れて追い込み勝ち、中山マイルで逃げて圧勝のクロゼイロドスル。新馬戦2着だったが、勝馬はリバティアイランド。東大馬券の鉄則では「新馬戦で名馬と戦った馬は出世する」だ。
結論はエエヤン、オオバン、カルロ、クロゼイ1着から牝馬2頭の2(3)着、3(2)着に手広くの3連単。そして牝馬2頭軸の3連複も。ここで読者の皆様にお詫びだが、30日の天皇賞・春、まさかの時の馬券で特注のシルヴァーソニックとジャスティンパレスの2頭軸、もちろん2年連続2着で注目のディープボンドへも流して三連複13570円を見事に頂戴してしまった。
人気馬が飛ぶと着穴同士の三連複は存外な配当になる。NHKマイルCもガッチリ当てて受信料の足しにしたい。