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フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンの話題や自分自身の体験、自分自身が興味を持った事などを書いています。

フィリピンと米国は海上哨戒中

2023-11-22 08:55:43 | フィリピンの外交
おはようございます。

 海洋権益を主張する中国の好戦性の

高まりに直面して両国関係が強化

される中、フィリピンと米国は昨日

西フィリピン海(南シナ海)で初の

共同哨戒を開始した。

 マルコス大統領は、先週の6日間

の米国への実務訪問の一環として、

ハワイのホノルルにある米国インド

太平洋軍を同国の軍幹部らとともに訪問

した数日後の昨日、X公式アカウントで

発表した。

大統領は、「今日(火曜日)は、西

フィリピン海におけるフィリピン国軍

と米国インド太平洋軍との共同の海空

共同パトロールの開始を記念する」と

述べた。

マルコス氏は、この共同活動は11月

23日まで行われ、海上および航空

パトロールの実施における両軍の相互

運用性を高めることを目的としている

と述べた。

当局は合同パトロールがどれくらい

の頻度で開催されるかについては

明らかにしていない。

フィリピン国軍(AFP)広報室長

クセルクセス・トリニダード大佐は、

合同哨戒は「バタネス付近で始まり、

西フィリピン海で終わる」と述べた。

「AFP側からは海軍艦艇3隻、FA-50

PH2隻、A-29Bスーパートゥカーノ

1隻が関与する一方、米国は沿海域

戦闘艦(LCS)1隻と

P8-Aポセイドン海上哨戒偵察機

1機を派遣する予定だ。 」と

トリニダードは語った。

北ルソン島司令部のユージン・

カブサオ氏は、共同哨戒は台湾

から約100キロ離れたバタネス州

マヴリス島沖で開始されると

述べた。

この発表は、マルコス氏がハワイの

フォーラムで、中国軍がフィリピン

海岸線に徐々に近づいており、

南シナ海の状況は「以前よりも悲惨」

になっていると語った翌日に行われた。

このパトロールは、地域の緊張を

高める可能性があるとして、米国との

活動に対してフィリピンに警告して

きた中国を怒らせる可能性が高い。

マニラの中国大使館はこの演習に

関するコメント要請にすぐには

応じなかった。

マルコス大統領は今年、中国が

フィリピンのEEZ内の人工島に

軍事施設を開発しているにもかかわらず

中国に接近したロドリゴ・ドゥテルテ

前大統領との険しい関係を経て、米国

との関係を再燃させた。

マルコス政権下で中国との関係は悪化し

両国が領有権を主張する海域で中国と

フィリピンの船舶がにらみ合いを繰り

返し、両国間の激しいレトリックと

エスカレーションの懸念を引き起こし

ている。

 フィリピン沿岸警備隊は、特に

アユンギン礁での作戦に関しては常に

西フィリピン海国家任務部隊と

フィリピン軍の指導と指示に従って

いる。

 ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領は

ダバオ市で、少なくともフィリピン

海域での作戦で民間船舶のみを使用

していることから判断すると、中国

は海洋の権利をめぐってフィリピン

と戦争するつもりはないと述べた。

「中国は海警船しか派遣して

いないが、我が国も海警船なので

戦争はない。中国の熱心な支持者

として広く知られているドゥテルテ

前大統領は、月曜夜放送のテレビ番組

ギカス・サ・マサ・パラ・サ・マサ

でフィリピン語で述べた。

ドゥテルテ大統領は、中国が戦争を

決意していれば、空軍機と軍艦を

派遣して西フィリピン海で

フィリピン船舶と対峙するだろう

と述べた。

「しかし、中国には軍事的要素は

ない。それは沿岸警備隊が違法品

や密輸品を取り締まる税関のような

ものであり、それ以外は何もない

からだ」と彼は語った。

同氏は、フィリピンが中国との戦争

で勝つ可能性はないと改めて警告を

発した。

「我々には中国と戦争をするための

装備が備わっていない。私たちには

その能力がありません。

「Di natin kaya ang pulbura nila

 (その火力には我々は太刀打ち

できない)」とドゥテルテ大統領は

語った。

その一例として、中国はフィリピン海域

を探知されず妨害を受けずに探索できる

潜水艦を保有していると同氏は述べた。

前大統領はまた、最近のサンフラン

シスコでのAPEC首脳会議中に、中国

の習主席がバイデン米国大統領から

レッドカーペット待遇を受けたこと

にも言及した。

同氏は、米国のジェスチャーには

意味が込められていると述べた。

「Kung magkagulo na dito

(もしここで問題が勃発したら)

アメリカは我々のところに来ると

思いますか?」ドゥテルテ氏は

語った。

「テーブルの向こう側にあるのは

戦争であり、我々には戦争をする

余裕はない。
マルコス大統領はAPECで米国を訪問中

にハリス副大統領と会談しました。


フィリピンのマルコス大統領は、

ハワイ・ホノルル訪問中に、米国インド

太平洋司令部(インドパコム)本部に到着

歓迎を受けた。
 
マルコス大統領は、サンフランシスコ

での第30回APEC首脳会議への参加と

ロサンゼルスとホノルルへの実務訪問

から先日帰国し、パサイ市のビジャ

モール空軍基地で声明を発表した。

フィリピン紙のフロントページです。


米国の太平洋艦隊です。

西フィリピン海WPS(南シナ海)の

にらみ合いは、気がかりです。

マルコス大統領はAPECに出席

2023-11-16 15:04:26 | フィリピンの外交
こんにちは。

 フィリピンのマルコス大統領は、

第30回APEC指導者会議のために他の

経済指導者と共に参加するために、

火曜日にサンフランシスコに到着

しました。

 アジア太平洋経済協力(APEC)の

ようなグローバルおよび地域経済

ガバナンスプラットフォームは、

持続的な繁栄と進歩によって紛争を

回避できる堅実な経済基盤の上に構築

された平和を創造することができる、

フェルディナンドR大統領 マルコス

・ジュニアは水曜日に言った。

「APECなどのグローバルおよび

地域の経済統治プラットフォームは

紛争を回避する方向にあるのは、

持続的な繁栄と進歩は平和な世界

でしか可能でないからであり、それは

堅実な経済の上に構築された平和で

なければならないことをもう一度

強調したい」 マルコス大統領は、

カリフォルニア州サンフランシスコ

のゲロージ・モスコーン・コンベン

ションセンターでのAPEC CEO

サミットの開催中に、Intentional 

Equity in Sustainabilityに取り組むと

述べた。

意図的な公平性への協力構築のため、

マルコス大統領はAPECの会員経済も

アジア太平洋でのプレミア地域

フォーラムとしてブロックのコア

バリュー提案を活用し、革新的な

アイデアの発想、新興貿易問題への

協力的な解決策のパスファインダー

前向きで対応的な経済および貿易政策

のプラットフォームに活用する必要が

あると述べた。

彼らは引き続きAPECの民間セクター

とのパートナーシップを構築し、

APEC Business Advisory Council

(ABAC)およびその他のステーク

ホルダーともっと同期するべきだと

述べた。

「私たちは地域的に行動しなければ

ならない。世界の他の経済や他の地域

および国際組織とのワークストリーム

に一致性を見つけることで、私たちの

意思を世界的に縮小しなければなら

ない」とマルコス大統領は語った。

大統領はまた、共同作業の構築に重要な

要素を述べた。 

この中には、すべての国民を代表する

議席を収容するための継続的な拡大、

ステークホルダー、特にビジネス部門

との政府パートナーシップを広げ、

保護主義のエスカレートを見守る

必要性が含まれている。

その他の重要な要因は、市場や

ビジネスが失敗した場合への政府の

介入であり、野望のレベルを高め、

協力の輪を拡大することであると

彼は述べた。

マルコス大統領はAPEC出席です。

一日目の予定です。

マルコス大統領のサンフランシスコ

到着を伝えるフィリピン紙です。

APECでのマルコス大統領の演説の

様子です。
マルコス大統領はバイデン大統領との

首脳会談の予定は、無く、ハリス

副大統領との会談が予定されています。

岸田首相フィリピン議会で演説

2023-11-05 08:37:54 | フィリピンの外交
おはようございます。

 日本の岸田首相は昨日、マニラ首都圏

ケソン市の国立法複合施設フィリピン

国会議事堂で演説しました。

午前11時より速やかに始まり30分間

続いた首相演説で、岸田氏は、日本の

フィリピンへの発展と安全保障支援の

貢献も注目するとともに、確立された

ルールに基づく国際秩序を守る日本の

姿勢を再確認しました。

 日比関係の現状は「黄金時代」に

あると言えるが、日本の岸田首相は、

この段階に到達するまでに両国が

歩んだ困難な道を認めた。

両国関係を促進するためのフィリピン

と日本の先人たちの努力を回想し、

関係が必ずしも「順風満帆」では

なかったと認めた。

「両国関係の長い歴史を振り返ると、

必ずしも順風満帆だったわけでは

ありません。 私たちは、両国が困難

な時代を乗り越え、今日享受している

友好関係を築く道を切り開いた1953年

のキリノ大統領による日本人戦犯の

恩赦をはじめ、寛容の精神に基づく

先人の努力を忘れることはできません」 

彼は言った。

「今日、日本とフィリピンの関係は

『黄金時代』と呼ばれる段階に達して

います」と彼は付け加えた。

岸田氏はまた、フィリピンは日本

最大級の人口30万人を擁する

フィリピンを、かけがえのない

パートナーであると述べた。

「フィリピンは、ASEAN諸国の中で

第2位の人口を有し、30万人を超える

在日国民を擁し、日本にとって

かけがえのないパートナーです。

 長い伝統を持つフィリピン議会で、

日本の首相として初めてスピーチ

する機会を得ることができて光栄です」

と述べた。

 岸田文雄首相は4日午前11時ごろ、

首相を招いて開かれた上下両院特別

合同会議で、日本の首相としては

史上初めてのフィリピン議会演説を

日本語で、行った。

議場には上下両院議員のほか、

閣僚、国軍将校、各国大使館関係者

が議場を埋め尽くした。
フィリピン議会で演説する岸田首相

です。

後方は、上院、下院両議長です。

下院本会議場です。


満面の笑みの岸田首相です。

日本では見られない光景です。
マニラ湾の沿岸警備隊で、日本が供与

した巡視船を視察しました。

岸田首相は、この後、マレーシアに

向け出発しました。

岸田首相マニラに到着

2023-11-04 08:31:19 | フィリピンの外交
おはようございます。

 岸田首相は3日、フィリピンを訪問し

マニラのマラカニアン宮殿でマルコス

大統領と会談した。

価値観を共有する国の軍に防衛装備品

の無償供与などを行う「政府安全保障

能力強化支援」official security assis-

tance (OSA)を適用し、フィリピンに

6億円相当の沿岸監視レーダーを供与

することで合意した。

日本政府がOSAを適用する初の事例

となる。

 覇権主義的な動きを強める中国を

念頭に、中国と南シナ海の領有権を

巡って対立するフィリピンと連携を

強化する狙いがある。

OSAは、資機材の提供やインフラの

整備などで同志国の軍を直接支援できる

枠組みだ。

今年度は、フィリピンを含む4か国を

対象国に選定していた。

 首相は会談後の共同記者発表で、

「東・南シナ海の状況に対する深刻な

懸念を共有した」と強調し、

マルコス大統領は「安保分野での

交流の枠組みがさらにしっかりした

ものになった」と語った。

会談では、自衛隊とフィリピン軍による

共同訓練をしやすくする「円滑化協定」

(reciprocal access agreement (RAA) 

の締結に向け、交渉入りすることでも

合意した。

RAAが締結されれば、オーストラリア

と英国に続いて3か国目。12月に東京

で開く日本と東南アジア諸国連合

(ASEAN)の特別首脳会議に向け、

協力することでも一致した。

 首相は4日にフィリピン議会で

演説し、次代の東南アジア外交の

考え方を示す。5日にマレーシアで

アンワル・イブラヒム首相と会談し

同日夜に帰国する。

マニラ国際空港(NAIA)に到着した、

岸田首相夫妻です。
儀仗兵の栄誉礼で迎えられます。

リサール公園のホセ・リサール顕彰碑に

献花する岸田首相です。

ホセ・リサールはスペインからの独立

革命の英雄です。

外国からの要人はすべて、この地を

表敬します。

ホセ・リサール顕彰碑の前の岸田首相

です。



ホセ・リサール顕彰碑です。

マラカニアン宮殿で、岸田首相を迎える

マルコス大統領夫妻です。

フィリピンのマルコス大統領と握手する

岸田首相(マニラのマラカニアン宮殿)

です。

岸田首相11月3~4日フィリピンへ

2023-11-01 08:14:33 | フィリピンの外交
おはようございます。

 日本の岸田文雄首相が今週、両国間の

関係強化を目的に2日間のフィリピン

公式訪問に乗り出すとマラカニアン

(フィリピン大統領府)が昨日発表

しました。

大統領広報室(the Presidential 

Communications Office PCO)に

よると、岸田首相は11月3日から

4日までフィリピンに滞在する。

日本当局者は金曜日にマラカニアン宮殿

でマルコス大統領と二国間会談を行う

予定です。

 両首脳は、政治、安全保障、経済、

開発協力、人と人のつながりなど

「相互に関心のある分野」について

話し合う予定です。

PCOによると、両首脳は地域問題や

国際問題についても意見交換し、

2011年に戦略的パートナーシップ

に昇格したフィリピンと日本の

「素晴らしい関係」を再確認する

予定です。

 マルコス大統領は2月に東京を

訪問し、フィリピン人に数千の雇用を

もたらすとみられる130億ドル相当の

協定を締結した。

 フィリピン外務省によると、

日本には30万人以上のフィリピン人

が住み、働いているという。

PCOによれば、フィリピンは近年

「安定」かつ「高水準」の経済成長

を続けているため、日本企業は

フィリピンへのさらなる投資に注目

しています。

マルコス大統領は最近、マラカニアンで

日本商工会議所(the Japanese 

Chamber of Commerce and Industry 

JCCI) のリーダーらと会談した。

PCOによれば、これはパンデミック

以来JCCIが派遣した最初の経済

ミッションだった。
2月のマルコス大統領日本訪問です。

演説中のマルコス大統領です。

マラカニアン宮殿(大統領府)です。

フィリピン下院議事堂です。

岸田首相はここで、日本の首相として

初めての演説を行う予定です。

国内の不人気を外遊で取り戻せる

でしょうか?