1ヶ月にわたる至福の時、サッカーのワールドカップがついに終わってしまいました。
優勝したスペインのサッカーは私の好きなパスサッカー。でもテレビを見ていて感心したのは、スペインの選手のパスのための基本動作です。パスをもらう前の動き、パスの速さ、パスを受ける時の動作、次のパスまでの早さ・・・。
特にボールを受けてコントロールする瞬間に周りが見えているので、相手がタックルしにくいところにキチッとボールをコントロールし、しかも次のパスが出しやすい体制が既にできています。ほんのわずかな身のこなしなのですが、これがスペインサッカーの極意だと思いました。ワントラップする時もダイレクトで蹴る時も、ごくわずかなフェイントで相手を振り切る場面がたくさんありました。こういうボールコントロールは幼い頃から意識をさせないと決して身につくものではないと思います。
今のスペインのレベルに日本が追いつくのに最低でも20年かかるな、と思い知らされた試合でした。
思えばはるか夢の世界と思っていたワールドカップが、日本代表も一次リーグを突破できるくらいの実力がついてきたのは嬉しい限りですが、世界の最高峰にはまだまだ距離があるものです。青少年からの育成がいかに重要か、たいへん強く感じました。
優勝したスペインのサッカーは私の好きなパスサッカー。でもテレビを見ていて感心したのは、スペインの選手のパスのための基本動作です。パスをもらう前の動き、パスの速さ、パスを受ける時の動作、次のパスまでの早さ・・・。
特にボールを受けてコントロールする瞬間に周りが見えているので、相手がタックルしにくいところにキチッとボールをコントロールし、しかも次のパスが出しやすい体制が既にできています。ほんのわずかな身のこなしなのですが、これがスペインサッカーの極意だと思いました。ワントラップする時もダイレクトで蹴る時も、ごくわずかなフェイントで相手を振り切る場面がたくさんありました。こういうボールコントロールは幼い頃から意識をさせないと決して身につくものではないと思います。
今のスペインのレベルに日本が追いつくのに最低でも20年かかるな、と思い知らされた試合でした。
思えばはるか夢の世界と思っていたワールドカップが、日本代表も一次リーグを突破できるくらいの実力がついてきたのは嬉しい限りですが、世界の最高峰にはまだまだ距離があるものです。青少年からの育成がいかに重要か、たいへん強く感じました。