「お祭り男」のブログ

東京都東久留米市 横井修のブログ。
NPO法人活動や教員活動などについて、取りとめもなく書いてみます。

Word2010のバグ

2012-10-29 21:12:48 | 教員として

実に半年ぶりに書き込みます。

先週のパソコンの授業中、学生から質問がありました。Word2010で自分で自由に考えた◎◎教室のチラシを作りましょう、という課題の時のことです。その学生の作った作品は下のようなものでした。

 

ページ罫線やイラスト、図形、テキストボックス、ワードアートをいろいろ使い作成したものです。ところが、この作品を印刷すると下のようになってしまいました。

わかりますか?左下のテキストボックスで作った部分が、90度横に倒れてしまったのです。その部分だけ拡大すると下のようになります。図形を組み合わせて作った筆の部分は正しく印刷されました。

不思議です!ネット上でいろいろ調べてみたら、二人ほど、同じ症状を体験した方がいらっしゃいましたが、スッキリした解決策が見いだせないようでした。
症状が起こるのは、Word2010でワードアートまたはテキストボックスで縦書きを作り、それに「変形」の処理を加えた時です。
ちなみにこの現象、Excel2010やPowerPoint2010では現われません。Word2010だけに現われる現象です。

あれこれ考えた末、次のような対策を取りました。
まず、Wordの新規作成で別の白紙を用意しておき、元の作品の症状の起きたテキストボックスの部分をコピー、白紙の方に貼り付けておきます。
次に画面を元の作品に戻し、[挿入]-[スクリーンショット]を選びます。そして[画面の領域]をクリックすると、作品は消え、その他のデスクトップが現われます。そして霧がかかったような状態になりますので、新しい紙に貼り付けておいた部分を範囲指定します。
そうすると自動的に元の作品に画面が戻り、範囲指定された部分が貼り付けられています。図として貼り付けられているので、[文字列の折り返し]で「行内」から「前面」などに変更しておきます。
あとは、症状の現われた部分を削除し、代わりに新しく貼り付けられたものを該当する場所に配置します。

以上の操作で画面上と印刷結果が同じになります。

ちゃんと該当部分も上のように印刷されます。

実際には、テキストボックスを変形した時に「にじみ」みたいなものも残っているのですが、その部分が入らないようにスクリーンショットの範囲指定をするか、どうしても範囲に「にじみ」が入ってしまう時には、元の作品で入れ替えが終わった後に、小さくて白い丸や四角で上から覆うようにします。あたかも修正液で上から消すように。

Word2010のバグをWord2010の新機能でカバーした形になりました。

皆さん、いかがでしょうか。うまくいきますか?

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卒業式

2012-03-17 22:07:18 | 教員として
昨日、私が講師をしている専門学校の卒業式があり、出席をしてきました。

この専門学校で卒業生を送り出すのは3回目。毎回卒業生の晴れやかな表情を見るのがとても楽しみです。私が授業を担当するのはわずか半年間、授業終了後半年または一年後に久しぶりに見る学生は、驚くほど成長しています。

一部の学生は社会人経験もありますが、ほとんどの卒業生は初めての社会人生活が待っています。いよいよ厳しい社会の荒波にもまれ悩み苦しむことも多いと思いますが、ひとつひとつの苦労がすべて自分の成長につながることを知って欲しいものです。
そして苦労が多ければ多いほど、問題を解決して目標を達成した時の喜びが大きいことも感じてくれたらいいな、と思います。

そう言う私も、いくつになっても毎日のように悩み苦しんでいるなぁ。
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夏休み前の授業終了

2011-06-15 23:17:57 | 教員として
今日、パソコンを教えている調理師専門学校で、夏休み前、最後の授業をしてきました。

これから学生たちは校外実習が始まり、社会に出る第一歩を経験します。
東日本大震災の影響で飲食業界の業績が著しく悪く、就職活動は今まで以上に困難を極めます。いろいろなところに震災の影響が出ていると、つくづく思います。
どうか良い職場で良い経験ができればと思います。

今年の学生は、欠席も非常に少なく、授業の課題にもほとんどの学生が真剣に取り組みます。
午前と午後の2グループに分けて授業を進めるので、進捗の度合いにあまり差が出ないように気を付けています。それにしても今日の午後のグループは課題の提出が早かった。
先週、先々週と午前のグループの方が順調に進み、午後のグループは昼食後で眠くなることもあり、ややゆっくりペースでした。
そこで、今日は午前中のグループをゆっくりペースで進め、あまり進まないようにしました。ところが午後のグループがもうダッシュ。あっという間に午前のグループと同じところまで追いついてしまいました。
最後は時間調整もできず、早めに授業を終えました。

いずれにしても全体的に集中力があるのは確かです。その勢いで就職活動も突破して欲しいものです。
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いつでも緊張

2011-04-19 21:07:22 | 教員として
明日は週に一回、専門学校でパソコンを教える日。今年3年目を迎えていますが、いまだに授業前日は緊張します。

最初の頃は毎週毎週寝られない夜を迎え、異常なまでに緊張していました。
自分の教え方で学生は理解しているのだろうか、積極的に課題に取り組んでくれるだろうか、少しでもパソコンに興味を持ってくれるだろうか…。
せっかく授業を受けている中で、一つでも多く学んで欲しいといつも考えています。

今の学生は高校までにある程度パソコンに触れているので、まったく操作できない学生はいません。授業では、基本的な操作をベースに多少応用編を織り交ぜながら進めています。いろいろな便利機能を紹介しながらパソコンに興味を持ってもらえるように心がけています。

さぁ、明日も気合いを入れて頑張ろうっと
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卒論発表会

2011-02-13 10:49:20 | 教員として
昨日は、パソコンの授業を担当している専門学校で、二年生の卒論発表会がありました。
昨年は初めて授業をした学生の卒論発表会だったので、なんとか見に行きたかったのですが、高校の大先輩の引退記念最終授業のお手伝いと重なってしまい、どうしても見ることができませんでした。

昨日の発表会では、会場の前半分に一年生が座り、後ろ半分に発表者である二年生が座りました。また公開しているので、保護者や、四月からの入学予定者も見学に来ていました。
二年生は14のグループに分かれ、それぞれ一年間研究してきたことをパワーポイントを使って発表しました。
一年生の時に私の授業でパワーポイントを使ったプレゼンテーションを行ったのですが、その経験が活きているのかどうか、心配しながら見ていました。

まぁ、細かい部分ではもっと工夫が必要だなというところはありましたが、概ね映像表現は良かったように思います。
それより驚いたのは、発表者が全員大きな声で、ハッキリとした声で発表していたことです。一年生の時のプレゼンではモジモジと小さな声の人が多かったのですが、きっと一生懸命練習したのでしょう。大きな成長を感じました。

論文の内容は栄養学のことでよくわかりませんが、今年は最優秀賞に当たる校長賞は該当者なしとなってしまいました。厳しいですね。
また終了後、担当の先生にお聞きしたら、一年の時に習ったはずのパワーポイントのテクニックを覚えていなかったことなどを教えていただきました。来年度はもう少し、印象に残るような授業を心掛けようと反省しました。

二年生はいよいよ定期試験を残すばかり。来月には卒業です。元気に羽ばたいて社会に飛び出して行って欲しいものです。

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