韓国の左翼

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韓国政府は１７日、日本による植民地支配からの独立運動に貢献した朝鮮共産党の活動家ら左翼系の独立運動家６４人に「建国勲章」などを授与することを決めました。韓国では「社会主義系の独立運動家が植民地支配からの解放６０年にして復権した」と話題を呼んでいます。

分断で対立続き
１９４５年８月１５日に日本が敗戦したあと、朝鮮半島の北部をソ連、南部を米国が占領。朝鮮半島は南北に分断されて対立が続き、韓国政府は長いあいだ「反共産主義」の立場から左翼系の独立運動を公式には評価してきませんでした。高麗共産党を２１年に結成した李東輝（イ・ドンフィ、１８７３－１９３５年）に９５年に建国勲章を授与したのが数少ない例外です。
　受賞内定者のうち、呂運亨（ヨ・ウンヒョン、１８８６－１９４７年）は共産党活動家などをへて、１９４５年８月に日本の敗戦を受け米国占領下の朝鮮半島南部で「朝鮮建国準備委員会」を結成、９月に「朝鮮人民共和国」樹立を主導しました。４７年、後に韓国大統領になる右派独立運動家の李承晩（イ・スンマン）勢力に暗殺されました。
　また、２１年に高麗共産党に参加、２５年に結成された朝鮮共産党の中央委員だった趙東ホ（チョン・ドンホ、１８８２－１９５４年）にも授賞される見通しです。趙は「朝鮮独立と中国革命の相互援助」を主張し、２５年に「韓中相互社」結成に参加しました。
　このほか、２６年の「６・１０万歳運動」を主導した朝鮮共産党中央委員、権五萵（クオン・オソル、１８９９－１９３０年）にも授与します。「６・１０万歳運動」は、李朝最後の王である純宗葬儀に合わせて朝鮮共産党が学生や宗教者とともに計画した独立要求デモ。朝鮮共産党が独立のために民族統一戦線を目指したものだったとされています。
（以下略）
面川誠記者
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（『しんぶん赤旗』2005/02/20日付、国際面より）

日本共産党結成と同時期に、朝鮮共産党とか高麗共産党というものがあったんですね。はじめて知りました。

現在、「韓国共産党」っていうのは無いんですかねー。あるわけねーか。もっとも、現在の韓国の左翼の主軸は民主労働党ですけどね。この党は強力ですね。