店長スペシャル

人生は心に想い描いた通りになる。ゴールデンルールの道。

北京オリンピック。

2008-08-26 18:43:41 | Weblog
オリンピックや世界大会等を見ているいつも“おまえバカか!”って思うがある。0.1秒0.01秒を争う世界なのになんで選手達はいろいろなものを身に付けているんだ?とっても不思議でならない。っていうか絶対馬鹿!例えば100m走で選手が(とくに黒人)いかにも“重そうな”金のネックレスを首からしていたり、サングラスをかけている選手もいる。でも0.1とか0.01とかの物凄い短い時間争いの場所で重い物をつけている感覚が本当におかしいよだってそのネックレスをしていなければ0.01秒タイムが縮ったかも知れないじゃん。世界新記録だって出たかも知れないじゃん!ほんと馬鹿だよねぇそのネックレスが実は自分自身のお守りであって、亡くなった母の形見や恩人から譲り受けた物には、到底見えない。そしてそのおかげで他の選手に勝てたとも絶対に思えません。ホント馬っ鹿だよねぇ。笑うしかない!もし仮に僕が陸上選手で世界最速を狙っているなら、どんな大会(大小関わらず)に置いても髪の毛は丸坊主、一番軽いユニフォーム、最先端のランニングシューズ、そしてネックレス、時計、サングラス絶対に身につけません!他にもいろいろあるのでまたの機会で発表しまーす

陰日向に咲く

2008-08-26 13:41:28 | Weblog
実は僕、劇団ひとりのファンなのです。別にどこが好き、って訳ではないけど、存在っていうかキャラクターっていうのか。なんかテレビでみると落ち着くっていうか。この本は100万部売れているらしいが、劇団ひとりではなく、川島省吾で出版したとしたらこんなには売れていなかったはず。いや商品として成り立っていなかったのでは。ひとりの初作品としてはまぁまぁの出来だったと思います。でも劇団ひとりが嫌い(世の中に沢山いると思うが)というだけでこの本を読まないとしたらそれはとっても残念でもったいない事。それぐらい読む価値のある作品に仕上がっている。
「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「Overrun」「鳴き砂を歩く犬」の
5編の短編。登場人物が重なりあっているけど実は全然違うストーリー。話の進め方やオチを出す瞬間など、作者は現代流行している作家の作品を全て読んでいる気がした。この5作品の中で一番良かったのは、「Overrun」。
ギャンブル漬けの男がスロットで負け競馬で負け、追いつめられてオレオレ詐欺を企てるって話。ただ、電話ごしで生まれる前に死んだ息子と主人公を間違える場面は少しながらの違和感があった。生きていて何らかの理由で別れた息子や事故で亡くなったみたいな設定の方がよりリアルになったのでは。
5作品全てを読んでいる途中、何度も若い頃(21才~25才)の自分を思い出したなぁ。世の中全てを甘くみていて自分本位にやりたい事をやっていた自分を。不器用な生き方しかできない主人公達を自分と重ね合わせたりして。とてつもなく自分を脅かす変化がないと人ってそんなに変われない。僕の場合は26才の時祖母と母が亡くなったことなのかなぁ。
文庫になった初日に思わず買っちゃいました。次の作品もかならず買おうかな。どうしようかな。

マドンナ

2008-08-04 18:13:33 | Weblog
「マドンナ」
タイトルにもなっているこの作品は中年サラリーマンが女子社員(好みのタイプ)に一人で勝手に妄想を描く物語。男ってこういうのよくあるよなぁ。会社じゃなくても手の届かない異性に対して妄想する。頭の中で好き勝手に描くってのは犯罪じゃないからね。でもそれを相手に知られたら地獄に落ちるぐらい嫌なもの。この本の主人公が35才から50才までの中年仕事一筋サラリーマン。現在37才の自分はまだまだ若いと思っていても年齢サラリーマンでは同じ部類に入っているって思いたくない。
「ボス」
自分が新しい部長って周りから期待されていたら、違う部署から部長が選出され、しかも女性だった。海外経験が長く欧米スタイルの仕事体制を導入し主人公と激しくぶつかってゆく話。
この作品はかなり面白かった。悉く負けて行く主人公が日本のサラリーマン代表意見のような気がしたし、ルールと現場の違いが手にとる様にわかるし、この女上司に少しずつ皆が飲み込まれて行く姿が気分悪いけど面白かった。最後のオチもよかった。外国人の夫には年下野球選手スターが理解できないのか、どうなのか?読み終わった後微妙に引きずった。
「パティオ」
良かれと思って行う事が相手にとって嫌な事って多々ある。自分がされて嫌な事は他人にしたくないって常に思っている。日本は老人に対してとても気をつかう人種のような気がする。老人だって孤独ではないはずだし…。本文に“アローンとロンリーは違う”ってのは心底自分の先入観で決まっているって気がした。
全体的に気楽に読めた作品。マンガ読んでる感覚かなぁ~。