店長スペシャル

人生は心に想い描いた通りになる。ゴールデンルールの道。

センセイの鞄

2008-06-27 18:46:51 | Weblog
なんかとっても懐かしくて日々の疲れが癒される。川上弘美の作品って普通の人のスピードをゆっくり回転させながら、やさしいくて柔らかい文体で進むんでいくのがとっても心地良い。
主人公の女性は高校時代の教師とよく行く一杯飲み屋で偶然出会い、恋愛していく。僕はこの作品で若い頃の純な恋愛?を思い出しました。出されるビールや日本酒、つまみ一つ一つに意味があるように思えてくる。その居酒屋の主人とキノコ狩りに行くのもとっても愉快。たいして仲良くもない人と旅行するって僕は多々あると思う。そしてだんだん仲良くもなれば、ならない事もある、そんなやりとりがとっても好き。随分年の離れた恋愛劇だけど当事者2人は一生懸命自分たちなりのやり方・ペースで進んでいくのが本当に素敵だった。
皆さんも読んで下さい。日々の疲れがぶっと飛ぶよ。

日サロでビックリ仰天!

2008-06-24 15:24:59 | Weblog
1週間に一度を目標に日焼けサロンに通っています。黒くなりたい訳ではなく、皮膚病を少し持っているのでその治療として紫外線を浴びているのです。随分前から通っているので皮膚は大分良くなりました前回も書いた通り汗も沢山かくのでダイエットにも効果的。でも最近おかしな事があったのです。
20分の日焼けマシーンを浴び終了後、ジュースを飲んで一服していると、(日サロはジュースが無料)外国の黒人の女性が入って来たのです。店の定員の友達かなぁと思ってそんなには気にしなかったんです。そしたら流暢な日本語でこう言うんです。「今日は顔を重点的に焼きたいからスーパーベットでお願いします」えーっ!日焼けしに来たの!しかも常連!びっくり驚きましただって黒人ですよ。それも女の子。たぶん国はナイジェリアとかアフリカ系だと思うんだけど。黒人の人って“肌の色が黒い”という事がコンプレックスで少しでも白くなりたいって聞いていたけど、違うのか。どうして焼きたいのか本当に分らず、その日他人事ながら一日中考えていました。今度店の店長にでも聞いてみようと思います

必ず痩せるダイエット法。

2008-06-22 19:19:40 | Weblog
今僕はダイエットをしております。しかし体を動かす事はしていません。
食事だけで体重を落としています。大好きな揚げ物や油コッテリラーメン等を一切やめて、魚・野菜・豆腐・キムチ等を中心に食べています。
2月15日に76.8キロあった体重ですが、6月22日現在で70.5キロまで下がりました。だいたい20日間で1キロ落ちている計算になります。この4ヵ月で気づいた事はまず、「時間で少量食べる事」と、「夜食べない」でした。夜食べないは賛否ありますが、僕はこれで痩せました。1日の主な食生活は
8:50 パン1個・お茶(500のペットボトル)
11:30 焼き魚定食、(ごはんは通常の半分)・お茶(500のペットボトル)
16:30 サンドイッチ1個・アクエリアス(500のペットボトル)
そして、大体夜6時以降は一切食べません。これは最初2週間位はとっても大変でしたがもう慣れました。しかし、お酒は飲んでいます。ビールは飲んでも缶1個(350)のみ。チューハイ(ウーロンハイ等、炭酸なし)は何杯飲んでも大丈夫。体重には跳ね返りません。目標は65キロです頑張ります

謝る気はあるのですか?

2008-06-19 18:55:56 | Weblog
よく事件や不祥事なので「~深くお詫び申し上げます」って頭を下げている人をニュースで目にするのですが、この“お詫び申し上げます”ってだけで本当に詫びている事になるのだろうか?僕が思うのは“お詫び申し上げます”の後に必ず「申し訳ありませんでした」「すみませんでした」って付け加えないと詫びを申すにならない気がするんだけど…。たしかに“詫び”には『謝罪をする』って意味があるみたいだが、その後に「ごめんなさい」って言うのが重要なポイント。ほとんどの場合が“お詫び申し上げます”で終わりになっているからその後謝るのかどうなのか気になってします今日この頃
PS:亀田くんは反則しても謝罪しなくてよし。理由は今度説明します。

悲しい薬…。

2008-06-17 18:54:56 | Weblog
毎回思うんだけど。薬局から薬をもらうと錠剤が3錠づつ入ってる場合があるじゃない。これってとっても不便じゃないですか? 病院に行くと通常1週間分位の薬をもらうんだけど、会社に行く時に全部鞄の中に入れてしまうと、かさばるし、重くなるのがとっても嫌なので、その日に飲む薬だけ持って行きたい。よって1日3回食後に2錠づつって記載があると2×3=6個持っていきたいと思うんだよね。だけど、錠剤が3個づつでしか切り離しができなくてすごく中途半端な感じになっていつも嫌なんだよね。病院から貰う薬のほとんどが1回2錠飲むわけだから2個づつきれるように統一して欲しいよ。絶対に。皆さんそう思わない
PS.この写真のような薬の姿を見るととっても悲しくなるのです…

葉桜の季節に君を想うということ

2008-06-15 14:31:17 | Weblog
読み終わった感想。とにかくやられた!なんという作品!いままでにこんなオチがあったのか!って感じ。本当におもしろい本でした
ネタバレするからあまり語らないが、何でも屋の主人公がある保険金詐欺事件の調査依頼を頼まれ、高齢者から金をまきあげる組織と対決していく話。過去にヤクザの若い衆になりすます、という話もありとっても愉快。
最後にネタがわかると一気に今までの展開が理解できる。何回も読める本。
絶対読んで。とにかく読んで。感想聞かせてね

八日目の蝉

2008-06-15 14:24:21 | Weblog
角田光代は本当に素晴らしい作家。作者は人の描写はもちろんのこと、女性の気持ちを心底理解し表現できる作家である。
今まで彼女のいろんな作品を読んできたが、ダントツにこの本が良かった。
あまり内容は言えないけど、とにかく泣ける。本を読んで泣くって事があまりないのだが、僕はほぼ号泣に近いぐらい泣いてしまった。
主人公の女性が赤ちゃんを誘拐し逃亡する。いわゆる犯罪を犯すのだが、逃亡をしているのではなく、本人にとっては子供と普通に生活しているという事。
親友宅・新興宗教・立ち退きされる住宅等、腰を落ち着かせると去っていかなければならない現実。見つかってしまう不安。
海の見える景色を想像しては泣き、船の切符売りのセリフまで泣けてくる。
話の展開、文の構成が上手いから感動したのではなく、主人公と赤ちゃんと自分が一緒に動いているような錯覚にされた事や、男だからこそ知りえない女(母)の感覚が嫌というほど素直に理解できた。
子供を可愛いと思うのは“自分の血が流れているから”ではなく“一緒に居た時間があるから”だと思う。
読み終わった後、しばらく体が動かなかった。というより動けなかった。
いつか誰かが言っていた「良い作品は読んだ後に尾を引く」でもこの本は全身・骨までずっと沁みていた。永久保存とも言えるだろう…。