大阪府藤井寺市に在る「道明寺」および「道明寺天満宮」は元は同じ境内にあったそうです。明治政府の出した、例の「神仏分離令」なるもので、道明寺と天満宮に分離されたと寺の縁起に書いてありました。
道明寺はもともと、古墳造営を生業としていた土師（はじ）氏の寺 土師寺（はじでら）として7世紀に建立された古刹だそうです。その子孫の菅原の道真の別名「道明」にちなんで「道明寺」とされました。
近鉄電車の最寄り駅も「はじのさと」（土師の里）および「どうみょうじ」（道明寺）です。
陰謀と殺戮に明け暮れた藤原一族の讒言により、大宰府に流されその地で非業の死をとげた道真の祟りを恐れて、天神様として各地に神社が造営されましたが、土師一族の菩提寺の境内のこの天満宮にも、沢山の梅が咲いていました。
東風（こち）吹かば にほいおこせよ 梅の花
主なしとて 春な 忘れそ
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道明寺山門の梅です。
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道明寺境内のしだれ梅です。
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同じくピンクの梅です。
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護摩堂の白梅です。
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「春風を以って人に接す」と書いてありました。
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ここからは道明寺隣 天満宮境内の梅です。まず紅梅。
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白梅の向こうに おみくじがたくさん くくられています。
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こちらはピンクの梅です。
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天満宮梅園にはいろいろな種類の梅がありました。
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天満宮境内には「君が代」に出てくる さざれ石（礫岩）も安置されています。このさざれ石は河内長野市の滝畑で出土したそうです。
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天満宮では 盆梅展も催されていました。見事な古木が沢山ありました。
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