刺激のない日々を送る主婦ブリジットに、ある日事件が起こる。夫パブロが保険金詐欺を働きその穴を埋めるため、昔ジャニス・ジョプリンとジョン・レノンの幻を見て以来、彼らの崇拝者となったパブロの従弟レオンの遺産を狙おうと、ブリジットはジャニスに、雇った役者をレノンに扮装させ接触を図る。はじめは嫌がっていたブリジットだったが、ジャニスのいでたちと歌に出会ってからというもの、彼女の生活は光り輝いていく。
2004年8月に公開され、ジャニス・ジョプリンを崇拝するアーティストたちが絶賛。フランスを代表する名女優、マリー・トランティニャンは事故死により、この作品が遺作となる。(WEBより引用)
《監督》 サミュエル・ベンシェトリ
《出演》 マリー・トランティニャン クリストファー・ランバート ジャン=ルイ・トランティニャン セルジ・ロペス
おそらく、世界で最も個性的な女性シンガー・・・といえば、ジャニスジョプリンと答える人は多いのではないでしょうか?
物語の主人公は、一人の平凡な主婦・・・買い物は近くのスーパー、散歩といえばせいぜい近くの公園。行動範囲は、町内からほとんど出た事すらないような平凡な主婦が、ヒョンなことからジャニスジョプリンを知る事になる。
初めて観るジャニスのビデオは、ちょっとした衝撃だった。
そして突然、旦那が、そのジャニスジョプリンになり切れというのだ。
最初は、とても出来ないと言ってた彼女だが・・・次第にジャニスの歌に、魅力に惹かれ、心の中に変化が生じてくる。
ジャニスの熱くパワフルに歌う姿は確実に彼女に変化をもたらした!
今までの平凡な生活って嘘のよう、人生って楽しいものだったのね・・・。
ひっこみ思案で根暗な主婦が、見違えるようになっていく。
身も心もすっかりジャニスになりきった主婦が、街を闊歩する姿は、とても頼もしく、ほほえましい。
ラスト近く、ライブハウスでの主人公が「コズミックブルース」を歌うシーンは感動的です。
劇中、登場する売れない俳優演ずるジョンレノンも面白い。
誰しも愛されたい、愛したい・・・誰にも愛された事のない人生なんて・・・
そして、最後はちょっぴり人生についても考えさせられる、なかなか良い映画です。
原題の「ジャニス&ジョン」よりも、この日本語タイトル 「歌え!ジャニスジョプリンのように」 のほうが、ピッタリきているように思えます。
歌え!ジャニスジョプリンのように紹介HP
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なるほどあらすじを読むとなかなか見所満載ですね。
ジョンとの組み合わせが何とも。
機会があったら観てみます。
私は決して行動的という訳ではないんですが・・・。
たまたま、この映画のHPを見たのがきっかけで、なぜか無性に観たくなっただけなんです(笑)
あまり、ジョンレノンとかジャニスを意識しないで観るほうが良いと思いますね。
逆に、ジャニスを知らない人に観てもらって、この映画をきっかけに、ジャニスに興味を持ってもらいたいですね。