まずはIT技術者ロードバイク日記さんより引用させていただく。
「廉価版のパワーメーターが登場し始めた。センサー数を減らし、片側計測に特化したSTAGESのパワーメーターだ。
チームスカイが使用していることから注目度やプロモーションが功を奏し売れ行きも好調だという。
ただ、チームスカイが使っているから良いという理由は非常に疑問が残るが、単にスポンサード中は使うだろうが契約が切れれば使うかは微妙なところだろう。
どんな機材でもそうだが、プロチームが使う機材など金次第と言ったところだろうか。
ただ、一定以上の性能はやはり有していないと使うのも拒まれ、選手によってはSRMを使ってしまう場合もある。
そういう意味でも片側センサーを使い続けているチームスカイのお陰で、片側センサーは一定の市民権を得られたと言える。」
倉本個人的にはSTAGESのパワーメーターはTeamSKY好きな人が今年限定でプロチームと同じ仕様よ(*´∀`*)と喜んで付けるだけのおしゃれパーツにしか過ぎないと感じています。
ブルートゥースだけは便利だと思います。
軽さにこだわれば、ROTOR POWER LT(¥145,152税込) で決まりでしょう。
ROTOR POWER LTをおすすめする理由(今シーズンはこれで戦います!)
①軽い
②取り付けられないフレームが少ない。
クランクの中に歪ケージが収まっているし、自転車屋さんに頼めばフレームとのクリアランスを気にせず、ある程度の自転車屋さんなら簡単に取り付けられるはず。
③ヒールインしても踵がクランクに擦らないくらいのクリアランスがあるので、ロードレースでこぎながら曲がれるコーナーが増える。⇒結構有利です!
④楕円チェーンリングのOCPポジションのセッティングの幅が広くなる。(5段階でできる)⇒私にはここが最も重要な要素。
⑤後付け感がなくてとってもカッコイイ!
⑥輸入代理店の対応が良い(≧∇≦)b
不具合があった場合に代品をすぐに貸してくれたりする(借りる方のお人柄によるとは思いますが、、、。)
ROTOR POWER LTパイオニアSGY-PM910HLに負けている点
①高い⇒軽さを求めればしょうがないと思います。
②取り付けに少しだけ道具と技術が必要。
余談ですが
パイオニアは今回2種類の片側クランク対応型を用意したのにはワケがあります。
BB後ろにダイレクトマウントブレーキを採用している自転車にはパイオニアのSGY-PM910HLはブレーキと干渉してしまう可能性が高い!⇒そんな時にはチェーンリング内に収まるSGY-PM910HRが用意されています。
両側タイプが使えなくても、左右のどちらかで精度の高いパワーメーターを使ってみるのはとっても良いことです。
心拍数は遅れて上がってくるので今や私はあまり気にしていません。⇒ホントの話です。
もう一度パイオニアSGY-PM910HLを使ってみようと思った点について
①安い(¥80,784税込)
②左側が出た事⇒「左側を単純に2倍しているだけです!」と正直にご説明してくれたところに信頼感がおける!!!
信頼感大事です!
不具合の対応も安心の国産!
STAGESのパワーメーターは右側については「理論値」と言う事でゴニョゴニョしていたので不信感抜群でした!
TeamSKYが使っていますから大丈夫ですってそんなの信じられますかいな?
壊れた時の対応は???
右側は楕円チェーンリングROTORを使うので使えないって理由で左一択です。
③今までは発注に「ペダルの軸長の記載」が必要だったのですが私はここに大変な違和感を感じておりました。
何故なら、クリートの位置調整を左右に調整したら全く意味がないからです。
今回から「ペダルの軸長の記載」が不要となりました。
今までのデーターの蓄積で相関関係がないと判断するに至ったとの事です。
必要ないものは省くということも正しいロードレーサーのあり方だと思います。
④5月にシクロスフィアがアップデートされ、ペダリング30度毎のフォースベクトルから、ダンシングとシッティングのどちらの状態で漕いでいるのかを推定し、解析画面に表示されるようになる「ダンシング分離機能」に魅力を感じた為。
パイオニアをレースで使用しないのはなぜか?
①ROTOR POWER LT より重くなる。(大した重量増ではないのですがこだわりです)
②楕円チェーンリングのOCPポジションのセッティングの幅が狭くなる。(4段階になってしまう)⇒私にはここが最も重要な要素。
③個人的にパイオニアSGY-PM910HLはフォースベクトルを見るために使う目的で負荷装置付き3本ローラー専用で使用致します。(レース中に見ている余裕はない!)
④楕円チェーンリングのOCPポジションのセッティングでペダリング30度毎のフォースベクトルがどのように変わるのか見たいだけだから。(練習なら見て実践できる!)
ペダリング30度毎のフォースベクトルは「理論値」とかごまかされた表現ではなくマグネットとセンサーの位置関係と加速度センサーによる正しい数字であるとのご説明をいただけたのでぜひ使ってみたいと思いました。
3本ローラー使用時は左右バランスが個人的に48-52以上ズレる事がないので片側だけで十分だと思っていますし、そのようにご説明いただけました。
PS.
パワーメーターは精度が命!と思っている人には両側タイプのSGY-PM910H2(¥139,968税込)をオススメいたします。
今回のパイオニア説明会での私の質問に対して即答いただけたのは大変な信頼感につながりました。
自転車の構造的に一番進むのは3時の位置の入力じゃないですか?
でも人間の筋肉の構造的には最大出力が出せるのは4時の位置ですよね?

4時から6時にかけては加速しちゃうじゃないですか?
楕円チェーンリングを使った時に正しい数値が出るのですか?
昔のタイプは30度ごとにマグネットが配置されていましたよね?
ここまで言った時に会場が静かになったのは気のせいでしょうか?
繰り返し言いますが、ペダリング30度毎のフォースベクトルは「理論値」とかごまかされた表現ではなくマグネットとセンサーの位置関係と加速度センサーによる正しい数字であるとのご説明をいただけたのでぜひ使ってみたいと思いました。
楕円になったらフォースベクトルはどうなるんだろう?私の探求はまだまだ続きます。(結論は出ていますが裏付け捜査とでも言いますか、、、。)
真円チェーンリングだったら、パイオニア一択で良いと言い切れるのですが、、、。
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