答えはサードパーティー製しかないからです。
もし、総合的に考えてビッグプーリーが正解だとするなら純正で採用されていると思います。
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最近、確認した事。
「SHIMANO」のプーリーは歯先の彫りが深くなってきている。

写真は10S用と11S用。
実は同じ、RD-9000でも、初期型と現在の最新の物でも彫りの深さが違う。
下側のプーリー側の歯先はチェーンリングと同じように進行方向を持たせ、特殊なカットを施した形状を採用しています。
サードパーティーのプーリーは金属製の物が多く、細かい造形を付けるには金型(若しくは削り出し)に莫大な費用がかかる為、上下プーリー共に中間的な形状の歯先を使用しています。
その為、変速性能は純正品と比べ落ちてしまいます。
大きなプーリーが流行って、回転抵抗が少ないともてはやされたりしていますが、変速性能は若干落ちるのです。
そして、軽く手で回している時には良い(軽い)のですが、トルクがかかった時には金属のチェーンと金属のプーリーを組み合わせてしまうと歯先が抵抗を生み出してしまいます。
アウター&ローのような組み合わせの場合は特に。
また、軽く回るように作られたプーリーは雨と一緒に泥水などの侵入でさらに耐久性を落としていきます。
そこで、純正は捨てがたいと思う訳です。
メンテナンスサイクルが短くなる物を私はあえて使わないのです。
シマノ純正のプーリーはゴムのシールが結構な回転抵抗になっていますが、耐久性&変速性能&チェーンラインによるゴリ感の無さはサードパーティーより優れています。
と言う事で、サードパーティー製のプーリーを買うよりも、純正のアップグレードが良いと思います。
(互換性には気を付けて下さい)
回転抵抗にこだわるのであればカンパニョーロを買って下さい。
カンパの回転部分は良いです。
回転のカンパ、変速のシマノ、ってところでしょうか、、、。
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