ぼけぼけ

いつかこの景色を思い出して、君は泣いてしまうかもしれない

2019年GW 雲南の旅④

2019年05月13日 | 日記

旅行2日目、大理高鉄で移動しました。

大理は憧れの地。
 
大学生のときの中国一人旅でのこと。
帰りの船は、貧乏旅行の必須アイテム鑑真号雑魚寝部屋。
中国国内を貧乏旅行をして来た猛者たちのたまり場です。
そこで同室だった方たちが、口を揃えて
「大理はいい!」
と言っていたので、一度は行ってみたい!と思い、
石林を無視して、大理を旅程に入れました。

確かに、昆明と比べるとかなりの田舎感。
白族独特の家屋が街道沿いにまだまだ残っていて、
昆明の保護された老街とは全く違う趣があります。

タクシーでホテルに向かう間、
そんな悠長なことを思っていたのですが…


 
行けども行けどもホテルにつかない😥


 
かな〜り北まで移動させられました😱

 

湖畔の"リゾート"と称して、
周りになんにもない!

チェックインしてから大理古城に行こうか、なんて絶対できない!

それに突如強風が吹いてきて、
お散歩もまま成らず、
ホテルの食堂でご飯食べて、部屋で映画見るくらいしかやることないのさ。


 まぁ、体調あんまし良くないし、
ゆっくり出来ていいけどね。

"大理はいい!"が全くわからないままなのでした。
 


2019年GW 雲南の旅③

2019年05月11日 | 日記

2日目昼過ぎの高鉄で大理へ移動。

その前に、昆明市内を半日散策しました。

昆明は雲南省の省都、大都会です。
位置的にはかなり南ですが海抜が高いので、過ごしやすく
"春城"と呼ばれています。

その名にふさわしく、市内の至るところに花が咲き、
人もこころなし穏やかな気が…

 

中心街に行っても我々はお買い物などするはずなく、
ならばと、古い町並みが保存されている「文化街」へ行ってみました。


 
 

 

 

おそらく50年前はこんな街並み普通だったんだろうなぁ、と思わせる佇まい。

 


 

昆明という地方都市でさえ"保存"しないとどんどん消えていくのですね。
中国の発展のスピードは凄まじいです。



昼食を食べ、昆明駅へ移動。地下鉄の出口は駅の南口。

ところが、
南口完全閉鎖中〜!

矢印に案内されて北口までぐるーーっと歩かされました。

地下鉄よ、あれを昆明駅と名乗ってはいかん!



電車待ちのあいだに我々の乗る高鉄は昆明南駅始発ということを発見!
昨日のタクシーのおじちゃんが言うことも間違ってなかったのです。

言うなれば、新幹線のぞみに新横浜から乗るのに、東京駅に連れていかれたようなものだったのでした。

不用意に人を疑ってはいかんなぁ…

さあ、高鉄に乗って、憧れの大理へ移動です!
 


2019年GW 雲南の旅②

2019年05月10日 | 日記

 

雲南少数民族村を訪ね、まだ体調が完璧ではないので、
そのまま今日はホテルへ戻ることにしました。


 その前に、駅で翌日の高鉄の切符を発行しようと、
少数民族村の入り口に止まっていたタクシーのおじちゃんに、
「昆明駅に行って!」と言うと「高鉄なら、昆明南駅だよん」
と言われたので南駅まで行ってもらいました。


が、

昆明南駅とおーーい!



待て待て、やっぱ昆明駅じゃない?

タクシーにボラれることは無くなったとか調子に乗ってたらこれだ!!😣

でもおじちゃん「高鉄はぜーーったい昆明南駅から出る!」
と譲らない「電話して調べてやる」とまで言うので
昆明南駅で下ろしてもらいました。

窓口で切符を発行してもらうと、
係のお兄ちゃんが何やら言いたそう。
英語の出来る先輩を連れてきて言うことには、
「あなたの切符は昆明駅発だけど大丈夫か?」
とのこと。



ほ〜ら〜!!やっぱ南じゃないじゃん!!




まぁ列車は明日だし、今日確認できたからいいけどさ。


海外フリー旅行は、こういう非効率なことが多々発生するので、面白いっちゃ面白い。


でも、この日は最高気温28℃。
日向はジリジリと熱く、病み上がりにはキツかった😷


2019年GW 雲南の旅①

2019年05月09日 | 日記

怒涛の10連休などと言いながら、私2週間お休みを頂き、またまた上海へ行ってきました。✈️

本当は以前の中国語の先生の授業を受けたり、

在海の友人に会ったりと画策していたのですが、

行った翌日から発熱に見舞われすべてが白紙になりました。😭

 

それでも今回のメインイベントは雲南旅行4泊5日。

昆明→大理→麗江をめぐります。

😷前日まで咳、のど痛に悩まされたけれど、行かないはない!と飛行機に乗りました。

今回は麗江以外はガイドをつけず、完全フリー旅行です。

果たして我々の中国語が通用するのか???

 

昆明の空港に降り立ち、地下鉄でホテルの最寄り駅まで移動。

公共交通機関を利用するのは慣れたものです。

駅からはバスも有りますが、タクシーを使いました。

中国のタクシーは日本と比べると本当に安くて、最近はボラれることも少なくなりました。

地図アプリがあるので、わざと遠回りしようとしてもすぐわかるというのもあるかもしれません。

 

荷物を一旦ホテルに置いて、雲南少数民族村へ行きました。

雲南省は中国の少数民族が多く住んでいる地域。

”一度に少数民族を知ろう!の観光地”

園内には各民族ごとにエリアが区切られ、各民族独特の家屋や

特色のある歌や踊りを定期的に見せてくれます。

 

 

ま、独特の衣装や食べ物、音楽や踊りにテンションはあがりますが、

ほんとにその人が少数民族の方なのか私たちには判別が出来ません。

少数民族かもしれませんが、普段は普通の生活をしていて、

バイトに来て初めて自分の民族の習慣を知った若者もいるのではと

ゲスの勘繰りをしてしまいました。

 

非常に気になったのがナシ族の絵。

絵心無い芸人みたいなタッチ。

麗江はナシ族の都市というので、行った時にその真偽を確かめたいと思います。

 


2019年春 洛陽の旅③

2019年05月03日 | 日記



最終日は目的地龍門石窟へ。

中国三大石窟の一つのこちら、
中国語の教科書でもお馴染みです。

敦煌の莫高窟は壁画がとても多く、保存のため薄暗い状態での見学でしたが、こちらは石像群のため、ほぼ外でした。




川沿いの道を進んていくと、
有るはあるは、山肌に無数の横穴が掘られ、全てに仏像が掘られていたそうです。

残念ながら、長い年月の間に、持ち去られたり、破壊されたりしたものも多くありました。
特に欧米列強の支配下にあったとき盗まれたものは、断面を見ると自然に壊れたものではないのが、なんとも痛々しい状態でした。

その中でも一際目を引くのが、奉先寺盧遮那仏と、それを取り囲む仏像たち。
大きさ、表情、細工、どれを取っても他の仏像とは一線を画すものでした。


中国を旅行して、こういう貴重なものを自分の目で見ることができる幸運をひしひし感じながら、上海への帰路に着きました。