ぼけぼけ

いつかこの景色を思い出して、君は泣いてしまうかもしれない

藁の盾

2013年06月01日 | 映画

 

3号が田植えに行っているので

 

仕事帰りに一人映画~

で、前々から行こうと決めていた「藁の盾」を観てきました。

 

(以下ネタバレあり)

 

 

孫娘を殺された、財界の大物が犯人を10億円で殺害依頼するこのお話。

特に怨恨もないのに、お金のために人を殺すかなと。

自分だったら、

①借金で追い詰められている か、

②そもそも金のためならなんでもやる奴

ならやるんだろうなと思った。 

 

だから、神戸のおじちゃんと新幹線の中のやばい人たちと清丸の最初の被害者のパパさん

以外はあんまり必然性が無い気がした。

 

殺人をして刑を受けるリスクってかなり大きいと思う。

日常生活を放棄してまでとる、リスクじゃないんじゃないか。

例えば、看護師は夫がリストラされたというけれど、

自分は仕事をもってるわけで、

生活出来ないほど貧困って想像できない。

それに刑事が毎回犯人を殺してやりたいと思って捜査してたら

そっちの方が怖いと思う。

 

清丸がもっと人格破たん者で、

日本の法律では裁けないという設定ならもっとよかったかな。

 

それで、最後の引き渡しのシーンは、

いかにもすぎてなんだかな~って感じだった。

主題歌が氷室さんだったのも、なんだかな~。

最後に来て安っぽいテレビドラマみたいだった。