日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

日本の統計数値の怪

2020年03月24日 07時43分03秒 | Weblog
今朝の信州は今の午前七時半では晴れていますが
あさの四時は雪が燦々と降って朝は一瞬真っ白な
世界となりました、気温は0度無風朝散歩は休み
厚生労働省が二月に発表した2019年12月の毎月
勤労統計調査(確報値従業員5人以上)によると
物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で
1.1%減少した。速報値(0.9%減)より下げ幅を
広げたと報じています。
皆さんご承知の通り、毎月勤労統計調査は統計
そのものに不正が加えられ、政権が望むような
「所得増」を証明するものとして利用されてき
ました。不正加工のやり方は2つでした。1つ
は、全事業所を調査する決まりを破り少数だけ
調査したこと。もう1つは、調査した事業所の
数字が気に入らなければ、その数字を捨てて、
別の都合の良い事業所の数字をつまみ食いして
所得増が続いていることをアピールできる内容
に工作することでした。
統計というものは、統計を作るものが不正加工
したければ、自由自在に加工できるものだと厚
労省は教えてくれました。
ですから、統計を読む者は、その数字に意図的
な加工がないかを読み、隠れた事実を探ること
が必要です。
例えば、日本の検察は、起訴した事案の99%
以上が有罪判決となることで有名です。しかし
日本の検察は世界の他の国が与えていない特権
を持っています「起訴権」です。通常の国だと
警察が逮捕し送検した被疑者を全て起訴する義務
を持っています。有罪か否かの判断は全て裁判所
がするという大前提があるためです。
日本の検察は起訴権という特権があるため、必ず
有罪判決が取れる送検者しか起訴しません。
これにより、費用の節約と、必ず有罪となると
いう植え付けを裁判官にも国民にも与えられる
からです。送検者を分母にして有罪判決を分子
にすれば有罪率は63%にまで下がり、世界で
見て平均です。検察は有罪の可能性が少なくな
い送検者の多くを起訴しないことで犯罪者を勝手
な判断で無罰で放免しているのです。
つまり、検察は分母を意図的に少なくすることで
有罪率を驚異的に高くしているのです。
さて、今最もホットな統計は新型コロナウイルス
に関する統計です。さて皆さん多くの統計資料を
どこまで信頼して読み解くのでしょうか\(^o^)/

今日の写真は先日の霧の朝





















コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする