日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

日本のマスク事情

2020年03月21日 07時15分39秒 | Weblog
今朝の気温は2度ですが、昨日に引き続いて今朝
は南の風が意外と冷たくて体感温度は零度位に
感じ朝5時頃東の空に糸のようなほそ~いお月
さまが最後の力で輝いていました、13,937歩。
今日も18日の日経新聞記事から、菅義偉官房長
官は17日の記者会見で、品薄状態が続くマスク
の4月の供給量について、現在の供給能力の6億
枚からさらに上積みできるとの認識を示した。
「必要な対策をスピード感をもって講じ、少し
でも早く品薄状況を解消したい」と強調した。
3月の供給量に関し「外国からの輸入の回復や
再利用できるマスクの増産などを進め、6億
の調達を超えた」と述べた。菅氏はマスクの国
産と輸入の内訳について「平常時は海外からの
輸入が7割、国産が3割だ。3月はその比率が逆転
する見込みだ」と語った。と日本経済新聞が報じ
ていました。
ここで我が師佐々木先生のご意見を紹介します
疑問は、官房長官が6億枚の供給としていますが
これは一日当たり、一週当たり、一月当たりの
どれでしょうか??今月5日の総理のコメントでは
月に6億枚とありますので、正解は月6億枚です
6億枚を1億2千万人の日本人で分け合うとする
と月5枚ということになります。1週間に1枚と
いうことです。
多くのマスク購買者は50枚入りとか30枚入り
の箱をいくつかのドラッグストアを回って最大限
買っていますよね。
1日1人当たり0.17枚の供給しかないのに、1人
で50枚買われたら、買えるのは333人に1人
ということになります。
街の商店街でも、10時の開店前には数軒のドラッ
グストア全てで長蛇のマスク行列ができ、同じよ
うな顔ぶれの人たちが行列しています。
彼らの付けているマスクは新しい綺麗なものです。
台湾では在庫情報を周知させ、1国民が一定期間
に買えるマスク枚数を制限して、購買データを登
録管理することでマスク不足を解消したことは皆
さん既にご承知のとおりです。
もう1つの問題は、日本企業の中国工場で作って
いるマスクは、中国政府がマスクに貿易規制措置
は講じていませんが、マスクを国家応急備蓄物資
にしているため、輸出が事実上できなくなってい
ることです。日本企業が中国で作ったマスクも日本
には運べない現状が変わっていないので、日本での
マスク供給は乏しいままです。
一人が買えるマスク量の制限管理と、中国への輸出
規制の廃止の両方が出来ないと、マスク不足は解消
できませんね。
私は先日愛知の孫が二十枚ほど孫の手作りマスクが
届いて、重宝して使わせていただいてます。






























コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする