日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

某テレビ局アナの失脚

2016年10月11日 08時18分30秒 | 日記
最近、あるテレビ局のアナが自分のブログでの
発言が不適切と言うことで、業界を追われる事
になっていますが、関連した別ニュースでは次
のような記事も、国民医療保険についての記事

子高齢化が進む中、医療費が膨らみ続けるニッ
ポン。「もう持たないのでは」と誰もが不安を
覚えている状況に「もはや一刻の猶予もない」
と警告する厚生労働省幹部が現れた。
医療ガバナンスの専門家、上昌広さんが、その
見方に切り込んだ。

上昌広さん(以下、上):日本の医療財政に破綻
が迫っている。そう考えておられると聞きました。

厚労省幹部(以下、K):はい。社会保障財政も
医療財政も、皆保険制度も破綻の瀬戸際です。
国民健康保険の収支を見ると、毎年若干の黒字に
見えますが、保険料収入と同等もしくはそれ以上
の国庫支出金に支えられています。本来は赤字続
きですでにシステムとしては破綻しているんです。

上:2014年度の総額が40兆円、15年度は41.5兆
円と、医療費は膨張する一方です。団塊世代が
75歳以上になる25年に向けて、今後ますますシ
ビアになることが予想されます。

K:税金を補てんし続けるのか、保険料や自己負
担を上げるのか、選択肢は限られています。国債
の発行も税金の負担増も、限界にきている。じき
膨らむ医療費に対応しきれなくなる。個人的な考
えでは、25年まで現行制度が持つかもあやしい。
消費税率の引き上げも10%では到底足りないで
しょうし、引き上げがうまくいかなければ、最短
5年で、医療制度は破綻します。

上:予想以上に早い破綻ですね。官僚たちは、
その危機を理解しているんでしょうか。
対処は破綻してから?

K:財務省は、医療費の伸びを分析し、警告もし
ている。議論したがっていると思いますよ。一部
の厚労官僚も認識しているはずですが、割り当て
られた予算でしのいでいれば、責任は追及され
ない。結局、さまざまな支払いが滞り、破綻が
現実的になってから、対処しようということに
なるのでしょう。

上:なぜ、ここまで膨らんだのでしょう。

K:構造的な問題です。採算のとりようがない。
現状のシステムは、受給者は受けたいだけ医療を
受けられ、医療サービス提供者へも出来高払い。
全員で保険料・税金と国の財源に群がっている。
依存しているのは、国の財布に加え、国債という
次世代のお金です。悪質だと思います。

というニュースは何度も聞かされますが、何故か
大きく取り扱われない。そろそろ真剣に考えないと
私達の子供や孫に大きな借りを作ったまま我々は
青天井の医療費に支えられている。
考えさせられました。

信州の花たちと昆虫・・

























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コメント (12)
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