ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

ニュースワールドカップ2019年秋7

2019年10月14日 19時59分18秒 | ニュースあれこれ
ニュースワールドカップ、第7戦です。
台風の被害で多くの地域で被害が相次いでいます。心よりお見舞い申し上げます。ラグビーも例外でなく、試合が中止になりました。その話は後程にして、今回の台風で活躍したのが地下神殿と呼ばれる施設だと朝日新聞が伝えました。それは埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路だそうで、地下50メートルを流れる世界最大級の放水路、全長6.3キロあるそうです。近隣の中川、倉松川、大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)、18号水路、幸松川の5河川の水位が上がると、調圧水槽に水をためるそうです。江戸川河川事務所によると、12日午前11時半に、18号水路から水が入り始め、午後6時には5河川すべての水が流入したそうです。午後7時10分にポンプを使って江戸川への排出を開始、ただ、13日の朝方にかけて、江戸川の水位も上がり始めたため、担当者は
「ひやひやしました」
と振り返ります。その後、江戸川の水位は下がり、今も流入流出を繰り返しているそうです。地下神殿で一度にためられる水量は67万立方メートルで、東京・池袋の「サンシャイン60ビル」の容積と同程度だそうえ、12日から14日朝までに1千万トン、サンシャイン60ビル15杯分を排出したそうです。こんなに大量に入れて、放水するわけですので、かなり活躍できるということです。災害を防ぐために対策を取りますが、水を無事に海に流すための苦労は今もありそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000053-asahi-soci
 
 心の病は個人の問題のみならず、家族全体でも考えていますが、今月に入り、フランス人女性との婚約を発表したキャサリン妃の弟ジェームズ・ミドルトンさんが英誌のインタビューに応じ、自身の精神疾患についてざっくばらんに語ったとTechInsightが伝えました。記事によると、「世界メンタルヘルスデー」だった今月10日には、心の病に苦しむ人々への偏見をなくし、理解と支援を求める活動が世界中で行われました。近年は自らの体験を通じ、心の病気をより身近な問題として提起するセレブ達も少なくないそうで、キャサリン妃の弟ジェームズ・ミドルトンさんもその一人で、かねてから様々なメディアでディスレクシア(文字の読み書きが困難な学習障害の1つ)のため学業に遅れをきたしコンプレックスを抱えて過ごした学生時代や、ADD(注意欠陥障害)について赤裸々に語ってきたそうです。
 そんなジェームズさんがこのほど英『Telegraph Magazine』のインタビューにて、うつ病で苦しんでいた1年半ほど前に認知行動療法と呼ばれるセラピーに通っていたことを明かしたそうで、セラピーには家族も同伴してくれたそうで、時には姉キャサリン妃がジェームズさんに付き添うこともあったそうです。ジェームズさんは当時のことをこう振り返っています。
「家族の全員が一緒に来てくれたわけではないですが、個人で、あるいは何人か一緒に同伴してくれました。彼らがセラピーに同伴してくれたことは家族にとっても、僕という人間、そして僕の心の中を理解するうえで、とても重要なことでした。」
そして父マイケルさん、母キャロルさん、2人の姉であるキャサリン妃とピッパさんに加え、ジェームズさんをそばで支えていたのは5匹の愛犬達だったそうで、「世界メンタルヘルスデー」の10日には、ジェームズさんInstagramに10年間ともにしている“エラちゃん”の写真をアップし
「エラの瞳は、耐え難い暗闇をさまよっていた僕を救ってくれた」
「君が濡れた鼻で優しく触れたり、愛情を込めて舐めてくれるだけで、勇気が湧いたよ」
「君には一生の借りができてしまったね。ありがとう、エラ」
と綴っているそうです。ジェームズさんのセラピーに一度も休まず同伴していたエラちゃんは現在、セラピードッグとしてチャリティー団体「Pets As Therapy」 にてボランティア活動に励んでいるそうです。メンタルヘルスへの偏見をなくすこと、そして理解を深めることを目的に姉キャサリン妃、ウィリアム王子、ヘンリー王子によって設立された「Heads Together」の活動に賛同するジェームズさんは、自身の体験を語ることで
「メンタルヘルスにまつわる社会のネガティブな意識を変えていきたい」
と明かしているそうです。キャサリン妃が日頃から子供の心の健康や精神の発達について積極的に学び、社会性の発達や感情的発育を促す活動に尽力しているのは、弟ジェームズさんの体験を家族として間近で見てきたからこそだろうと記事は伝えていました。障がい者とのかかわりは日本の皇室でも積極的に行っていますが、イギリスはもっと進んでいました。セラピーの活用は日本でももっと進むべきでしょうが、弟も結婚するわけで、彼女ももちろん参加するでしょうか。いい家庭を持ってほしいです。
https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20191013_642630/
 
 今日は体育の日です。毎年スポーツイベントや運動会が行われ、元気な姿が見えますが、平成の女性の体力が低下していると朝日新聞が伝えました。スポーツ庁が昨日、体力・運動能力調査の結果を公表しました。調査は前回の東京五輪が行われた1964年から毎年実施、握力や長座体前屈、反復横跳び、ボール投げなどの種目があります。今回は6〜79歳の約6万4千人が受けました。35〜39歳女性は、1000メートルを歩いて全身の持久力を測る「急歩」で、89年度からの29年間で24秒ほど遅くなったそうで、スポーツ庁が筋力を示す指標として重視している握力も89年度の31.12キロから29.02キロまで落ちたようです。各種目の記録を得点化し、合計した総合点を基に判定する「体力年齢」が実年齢より若い人の割合は、98年度の40.3%から昨年度の26.8%と、20年で大きく減少したそうです。今のこの世代は子どもの頃から体力低下の傾向があり、テレビゲームの普及による運動不足や、週休2日制の導入で体育の授業が減ったことなどが原因として指摘されたそうで、分析を担当した内藤久士・順天堂大教授(運動生理学)は
「子ども時代に運動に親しまなかったため能力を高めきれず、苦手なままの人が多いのではないか」
と指摘したそうです。若い女性がそこまで低下しているという意外性が驚きましたが、部活で運動部だったんじゃないのと疑いたくなるような結果に女性はもっと頑張らなくてはいけません。ちょうど来週、失礼(ラグビーのため)再来週からいだてんも東京オリンピックへ向けての話へ行くことになりました。とりわけ東洋の魔女が登場して、安藤サクラさんも選手役で登場します。この時代はもっと運動していたのでしょうか。今のこの運動不足をもっと克服していく必要がありそうです。
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/ASMBC1R0RMBCUTQP001.html
 
 ノーベル文学賞は昨年、今年の2年分の発表となりました。時事通信によると、アカデミーは関係者の不祥事で混乱に陥り、昨年の賞発表を断念、信頼回復に向けて改革の途上で、仕切り直しを期しての10日の発表だったが、批判が広まれば新たな「頭痛の種」を抱えることになりそうだと伝えています。記事ではやり玉に挙げられているのは、受賞が決まった2人のうちの一人、オーストリア人作家ペーター・ハントケさんという人だそうで、この人は1990年代の旧ユーゴスラビア紛争で一貫してセルビアを支持し、「人道に対する罪」で訴追されたセルビア人の故ミロシェビッチ旧ユーゴ元大統領を擁護したそうで、過去にセルビア人によるイスラム教徒虐殺を否定したり、セルビアをナチス・ドイツで迫害されたユダヤ人と重ねたりする発言を行い、物議を醸したこともあるそうです。授賞発表後、ミロシェビッチ政権下で弾圧されたイスラム教徒のアルバニア人が多い国々から批判が噴き出したそうで、アルバニアのラマ首相はツイッターを通じ
「ノーベル賞のために吐き気を覚えるなんて考えられない」
と強い調子で選考に抗議したそうで、コソボのサチ大統領も
「授賞の決定は多数の(弾圧)犠牲者に甚大な痛みを与える」
と批判しています。非難は言論界にも広がりました。表現の自由擁護を進める米団体ペン・アメリカは
「(アカデミーが)歴史的真実を切り取るため自分の公の声を使った作家を選んだことにあぜんとする」
と表明したそうです。ただ、一方的にセルビアを悪者扱いした旧ユーゴ紛争当時の報道のありようを顧みる動きも世界にはあるようで、ハントケさん自身は今回の授賞決定に関し
「勇気ある決断だ」
とだけコメントしているそうです。どこの国でも受賞者の国は喜んでも、それを冷遇する人たちがいるのは仕方ないことですが、ユーゴスラビア紛争は今もいろんなところでしこりが残っています。それだけに国としては複雑な心境かもしれませんが、ノーベル賞が平和のためにあるという目的は忘れてはいけないものです。果たして授賞式でどんなメッセージを送るか注目です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00000008-jij-eurp
 
 最後はラグビーがらみの話、今日は2つです。最初は週刊プレイボーイから「世界最薄ジャージ」でラグビーW杯を応援する男を紹介しています。最薄ジャージとはペインティングした日本代表のユニホームです。記事では森山さんというその人は、ワールドカップ公式ツイッターで紹介されると、海外からも"レジェンドファン"と呼ばれる存在になったそうです。森山さんは
「初めて最薄ジャージを着たのは5年前。今回のW杯ではたくさんのファンから声をかけてもらい、交流が生まれ、頑張って描いてくれたお嫁ちゃんに感謝です。日本×アイルランド戦の後、うなだれていたアイルランドファンの男性が僕を発見すると『グッドゲーム! おめでとう!』と言ってハグをしてくれました。逆の立場で僕に同じことができるのか? そう思うと、彼らがラグビーというスポーツを深く理解し、愛しているんだなと実感して胸が熱くなりました」
と話しているそうです。9月28日の日本×アイルランド戦では、写真の日本代表ジャージを着用したようで、
「ジャパンのジャージは、生地全体に和柄があしらわれており、これを再現するのが難しいです。初めはやってましたが、アイルランド戦では省略しました。フィジー×ウルグアイ戦では帰りのシャトルバスで、外国人の方からウルグアイジャージ(本物)をプレゼントされました。その方が南米ラグビー協会の会長さんだと後から知ってびっくりでした。ジャージが買えないほど貧乏だと勘違いされたのかもしれませんが(笑)」
と振り返っています。昨日のスコットランド戦でも着用していたのかな。でももう秋、風邪ひかないかが心配です。世界に広がる最薄ジャージの今後もご期待ください。
https://news.goo.ne.jp/article/shupure_news/trend/shupure_news-109897.html

 台風の影響でワールドカップも中止の試合が多くありました。その中の一つが釜石でした。東日本大震災で被災し、専用のスタジアムを建設して、復興をアピールしてきましたが、台風には勝てませんでした。昨日はナミビア対カナダ戦のはずでした。日刊スポーツによると、両チームの入場時に、審判団とともに試合球を持って入場する「ボールデリバリーキッズ」の少女も、晴れ舞台に立てませんでした。釜石市の小学校に通う少女の父が、フェイスブックに投稿したストレートな思いが反響を呼んでいます。大震災を教訓に、被災地の子どもたちは人命の尊さ、復興の大切さを学び、しっかりと胸に刻んでいます。
 その女の子は「熱いスポーツ体験」をテーマにした作文などをもとに、応募1152人から20人に選ばれ、地元での第2戦を任せられていました。釜石南高(現釜石高)時代にラグビー部だったお父さんの影響で小1から釜石シーウェイブスJr.でプレーを始めました。
「自分が生まれた町で行われるW杯の舞台に立てるのはうれしい」
両国国歌をユーチューブで勉強し覚えるなど、懸命に準備を整えていました。中止を告げた際のわが子の反応に驚いたそうです。
「目には涙をためていたけど我慢していた。いくらワールドカップでもこんな災害の時にやらないよ」
東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石市で、幼い頃から自然災害の怖さを学習してきました。くしくも試合開始予定時間には青空が広がったが、台風の爪痕は予想以上に大きかったようで、市街地の道路は冠水し、土砂災害なども発生しました。お父さんは仕事を終えた午後2時から約3時間、シーウェイブスの選手たちとともに、ボランティアで土砂の除去作業などを行いました。
「被害を目の当たりにしたら中止は正解だったと思います」
ワールドラグビーは、被災地での開催の意義を考え、開始時間の変更も選択肢に決定をギリギリまで遅らせたが、最終的には地元の高い災害意識が影響したと見られるそうです。
「震災からの復興を発信するためのスタジアムで、この決断をしたのは大きな意味があると思う」
とお父さんは話しました。女の子は日本代表FB松島幸太朗選手のファンだそうで、
「まだ小さいので将来何もわからないけど、ラグビーでも何でもいいので、目の前に集中できるものを見つけて続けてほしい」
とお父さんは娘の成長を願いました。震災を経験したからこそ、試合中止を受け入れ、災害と隣り合わせで助け合うことを学びました。昨日は両チームの選手も手伝いをしたことが話題となりました。お互い様の精神が日本にはあります。ともにノーサイドの精神でこれからも頑張ってください。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-191014-201910130000973.html

最新の画像もっと見る

post a comment