ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

情熱の国に勝った国

2022年12月02日 22時50分06秒 | ニュースあれこれ

突破。今日のFIFAワールドカップ。
◇VARが勝負を決める
日本対スペインは2‐1で日本が勝利をおさめ、両チームとも決勝トーナメント進出を決めました。後半は大きく動き、一時はコスタリカとの進出もあるのではと思いましたが、日本がなんと首位通過という奇跡的な結果となりました。勝負の分け目がVARでした。前回大会よりも進歩が進み、より正確な判定ができるようになりました。日刊スポーツによると、決勝ゴールにつながった三笘薫選手(ブライトン)の折り返し、一見するとボールがラインを出たように見えた場面で、VARでの確認が入りました。結果はボールがラインに触れていると判定され、「インゴール」、田中碧選手(デュッセルドルフ)が押し込んだ得点は認められました。その技術を支える公式球に埋め込まれたセンサーチップ機能を開発したのが、12年にドイツで創業したキネクソン社だそうで、代表取締役とセールスマネージャーが取材に答えました。
セールスマネージャー「2つの技術が使われています。1つがキネクソンが開発したチップを使ったトラッキングシステムです。公式球の中に埋め込まれており、正確にボールの位置を測定できます。もう1つは他社製の「ホークアイ」と呼ばれる技術で、テニスなどでも使用されています。会場に設置されたカメラによって、映像で判断するシステムですね。チップは「IMU=慣性計測ユニット」と言います。加速度センサー、角速度(ジャイロ)センサーを搭載し、3次元の慣性運動、並進運動、回転運動を検出できます。他競技ではバスケットボール、ハンドボールなどでも活用されており、さまざまな運動データから選手の競技パフォーマンスや身体負荷のモニタリングが可能となっています」
代表取締役「今大会はキネクソンのチップとホークアイの技術が融合されたことにより、より正確に、より早くVARの判定が行えます。前回大会は映像を見る時間、どうしても人為的になってしまう部分が課題として残りました。今大会ではキネクソンの技術を使用したことで、映像だけでは判断に時間を要するような場面でも、迅速に対応できるようになりました。(ボールが出た可能性があったことについては)一概には言えませんが、可能性はあったと思います。欧州ではすでにブンデスリーガなどでこの技術が導入されています。スペインのルイス・エンリケ監督が「VARを信頼している」と言っていました。欧州ではすでに技術的な浸透が進んでいる事も影響しているのかなと思います」
セールスマネージャー「FIFAのパートナーに選ばれてからテストを行ってきました。ブラインドテスト、チップが内蔵されているかどうかを知らせないで選手にプレーしてもらうなど、何度も演習をしてきました。「どっちに入っているかわからない」という意見があるなど、有無による違いはないと考えています」
代表取締役「扱ってきた技術が日本の勝利に貢献出来たと思うと本当にありがたいです。日本の勝利に、一切の疑問を挟むことなく喜べるのは、本当にうれしいです」
セールスマネージャー「この技術はデータを可視化することによって、選手のパフォーマンス向上や身体的な健康を保つこともビジョンとして持っています。日本代表の活躍とともに、広くみなさんに知って頂けたら本望です」
VARで歴史が動き、運命も変わる、一つの判定で喜び悲しみ、得点以上に人間模様も見えてきます。今回の勝負を決めたVARはこれからも決勝トーナメントでも大活躍間違いありません。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sc-tp0-221202-202212020000720.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/d03a4c2c06efc0ddf546293b88561c0a9a7a799b

◇皇族とサッカー
サッカーというと高円宮さまが挙げられます。日韓ワールドカップの後、スカッシュの最中に亡くなったことは今も印象的です。現在でも年末に高松宮杯サッカーが行われているくらい、サッカーは密接につながっています。その遺志を引き継いだのが妃久子さまでした。J-CASTニュースによると、コスタリカ戦に続いてスペイン戦も観戦しました。久子さまはこの日、青のスーツに身を包みスタンドで観戦し、爪は鮮やかな青で塗られ、左手の薬指のネイルは日本サッカー協会(JFA)のシンボルであるヤタガラス柄だったそうで、アクセサリーはサッカーボールを思わせる白と黒のツートーン、選手が描かれた特製のマスクも着用していました。サポーター顔負けの装いで日本代表を応援した久子さまは観戦の様子を伝えた「AFCアジアカップ」(アジアサッカー連盟主催)や海外メディアのツイートによれば、ニコンの本格的な一眼レフを携え、試合の模様を熱心に撮影する一幕もあったそうです。勝利が決まるとガッツポーズで喜びを表し、主将の吉田麻也先週とガッチリ握手を交わしたそうです。久子さまというと出発直前にコロナ感染がニュースで流れていて心配でしたが、日本勝利をすごく喜んでいました。冒頭にも書いたように、殿下はサッカー振興への多大な貢献で知られ、高円宮杯は「若手の育成が日本サッカーの発展につながる」という考えのもと1989年に創設(2022年からは高円宮妃杯も開催)されました。久子さまもサッカーへの造詣が深く、国際親善活動や日本代表の視察・激励などに精力的に取り組んできたそうで、各メディアによれば、1998年のW杯フランス大会から毎回、開催地を訪問していました。皇族としてサッカーに貢献してきた久子さまはこれからも貢献していきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa222c8fab4794a691e1c14c4cf09338c02a3c78

◇31歳でデビュー
読売新聞からは、谷口彰悟選手を紹介します。記事では試合中は険しかった端正な顔は、勝利の瞬間にようやく緩んだそうで、冷静に自身とチームの出来を思い返しながら、心の内は
「とにかくうれしい」
31歳にしてW杯デビューを飾った谷口選手が歓喜の中心にいました。2017年以降、代表から遠ざかっていました。その間日の丸を背負う誇りに気付くと同時に、海外で活躍する代表選手に交じりどこか控えめだったかつての自分を激しく後悔しました。もう一度呼ばれたい、足りなかった対人の強さを磨きながら、青いユニホームに思いをはせたそうです。21年に返り咲き、アジア最終予選では吉田や冨安選手の不在時に穴を埋めてみせました。ベンチを温めることが多くても、
「目の前の練習、試合に向けて最善を尽くす」
先発起用されたグループリーグの大一番に、緊張はあっても
「比較的落ち着いてゲームに入ることができた」
相手キーマンのガビにガツガツ体をぶつけ、自由にプレーさせない、終盤のピンチでも集中力は切れず、最終ラインの一員としてリードを守り抜きました。試合後、吉田は真っ先に谷口選手の名前を挙げました。
「与えられたチャンスでしっかり結果を出すのは、やっぱり準備のたまものだと思う」
主将から贈られた賛辞は、日本に欠かせない存在だという何よりの証しだそうです。4年近く代表に呼ばれないくらい相当なスランプだったのでしょうか。それでも代表として貢献したいという思いは強かったようです。今回の予選リーグ突破は彼にとっても新たな道へ歩んだようにも見えました。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20221202-567-OYT1T50236.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5e6414b5964075364306dde61d31d353cd15143(その谷口選手がカタールのクラブに移籍することになりました)

◇スペイン
日本に負けたスペインですが、もう一つのドイツ対コスタリカ戦の結果次第では敗退しそうになっていました。THE ANSWERによると、試合中に3分間、敗退の可能性もあった試合展開について、ルイス・エンリケ監督は
「知らなかったよ。もし(それを)知っていたら心臓発作を起こしていたよ」
とジョークを交えて語ったとスペイン紙「マルカ」が報じています。日本が後半6人に2-1と逆転した後、コスタリカが後半25分から3分間、ドイツを2-1とリードした時間帯がありました。もしこのまま試合が終われば1位日本(勝ち点6)、2位コスタリカ(勝ち点6)、3位スペイン(勝ち点4)、4位ドイツ(勝ち点1)という状況だったそうで、結果的にドイツが逆転し、スペインは敗れてもGL突破となったが、薄氷を踏む決勝T進出でした。監督は
「私は首位になりたかったし、勝ちたかったが、日本は我々の上を行った。良いスタートを切ってゴールを決め、危険な状態に苦しむこともなかった。ハーフタイムに日本には気をつけろと言ったが、後半が始まった途端に我々はやられてしまった」
と日本に脱帽していたそうです。スペインも敗退となったら、ヨーロッパもがたがたになっていただけに、ドイツがそこに入ってしまったことが残念でした。スペインも優勝経験もあるため、何とか残ってほしいと思ったファンもいたはずです。決勝トーナメントではどんな活躍を見せるのでしょうか。
https://news.goo.ne.jp/article/ans/sports/ans-287309.html

◇ドイツ
そのドイツの敗退は2大会連続でした。GKマヌエル・ノイアー選手(バイエルン)が失意を口にしたとサッカーキングが伝えました。ドイツ代表が決勝トーナメントに進出するには、最終節での勝利が絶対条件で、その上でもうひと試合の結果次第でした。一時は2位に浮上したものの、最終順位は3位となり、グループステージ敗退が決定、失意に沈むノイア選手ーは
「コスタリカ戦は2点差での勝利が目標だったし、宿題は4-2で済ませた。さすがに、スペインの結果は予想外だ。日本戦で失敗した。はっきりとそう言わなければならない」
と強調しています。ドイツ代表として通算100試合以上に出場し、2014年のブラジルW杯優勝の立役者でもありました。来年3月には37歳の誕生日を迎える選手はドイツ代表での未来について
「もし招集され続け、良いパフォーマンスができれば、続けるつもりだよ」
と代表引退は考えていないようです。ドイツは屈辱な敗退となりました。日本戦ですべてが決まったように、優勝経験国としてのプライドはあまりなかったように思いました。今後どう立て直していくのか、注目していきましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e13fb0cedb53bf8de6c826903b18a60f97ca0e8

◇イングランド
イギリスではBBCとITVで放送しています。次のセネガル戦はITVで放送するものの、不吉な呪いがあると東スポが伝えました。デーリー・スターによると、
「1998年以来、ITV(民間放送)で放映されたW杯15試合のうち、イングランドはわずか2勝(勝率13%)しかしていない。これとは対照的に、同期間にBBC(公共放送)で放映された16試合のうち12試合に勝利(勝率75%)している。イングランドはトーナメントの16強でアフリカ王者のセネガルに挑むが、この試合はITVで放送される」
と何とも不吉な巡り合わせを指摘したそうです。記事によると、この〝負の統計〟は今大会の1次リーグでも実証されており、BBCが中継した初戦のイラン戦は6-2、最終戦のウェールズ戦は3-0で快勝、これに対してITVが放送した第2戦の米国戦は0-0で引き分け、勝利を収めることができませんでした。こうしたことから、
「〝ITVの呪い〟によってW杯優勝に失敗するのではと懸念される中、セネガル戦の中継はITVを外してBBCに移してほしいと、おびえたファンたちが懇願している」
とした上で、ファンによる
「呪いを解くには、ITVが今後イングランド戦の放映を中止する必要がある」「ITVは中継の権利をBBCに渡してほしい」「ITVならわれわれはアウトだ」
といった悲痛な声を紹介しているそうです。日本でもテレ朝が試合を行うと勝てないことがコスタリカ戦で改めて立証していました。過去でも負け試合が多かったわけですが、ITVはそんなに勝てない試合が多いのかと思うと、そういう声が多いのは仕方ないと思います。しかし2勝もしていないというのは相当痛すぎます。もっと中継を強化してもらいたいところです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/102d50f2e466f38c9d6160fc517184fd9bd5badf

◇非難との戦い
再び日本代表の話。毎日新聞によると、「手のひら返し」のように、ネット交流サービス(SNS)で一部選手らに対する激しい誹謗中傷が広がっていた中、選手たちは平常心を保とうとしながら試合に臨んでいたそうです。スペイン戦で決勝ゴールを決めた田中碧選手は試合後、勝利の喜びを口にした後に表情を曇らせ胸の内を明かしました。
「コスタリカに負け、いろいろな選手がいろいろなことを言われていた。同じ国民なのになぜ一緒に戦ってくれないのか」
コスタリカ戦後に非難が集中したのは、中途半端なパスで相手の決勝点につながるミスをした主将の吉田麻也選手(シャルケ)らだそうで、インスタグラムには
「キャプテン失格」「戦犯」
といった試合に関するものだけでなく、
「(日本に)帰ってくんな」
などと吐き捨てるような言葉もありました。バックパスを多く選択した伊藤洋輝選手(シュツットガルト)のインスタグラムにも
「お帰りください」「コスタリカの12人目の選手」
など見るに堪えない言葉が並んだそうです。
 そのような中で、GK権田修一選手(清水エスパルス)は
「やるべきことを変えないことが、僕らのメンタリティーで大事だった」
と振り返ります。ドイツ戦での勝利に浮かれることなく、コスタリカ戦の敗戦からも気持ちを切り替えたそうで、いつも通りの練習を監督、選手、スタッフで心がけながら、一致団結して難局を乗り越えたそうです。状況を見かねて、今大会の試合解説をしている元日本代表の本田圭佑さんは自身のツイッターで
「伊藤洋輝さんに関して安易な批判はやめるべき」
だと訴えました。2008年北京オリンピックの野球代表で大会中に失策を連発しバッシングを受けたG・G・佐藤さんもコスタリカ戦後、
「日本代表の誇りを胸に戦っている選手に戦犯という言葉を使わないであげて。言葉の力は、勇気や希望を与える応援に使おう」
とツイートしました。国際サッカー連盟(FIFA)も今大会前、期間中に選手を守る取り組みを始めることを発表、FIFAが出場選手のSNSアカウントを監視して差別や脅迫を示唆する書き込みを抽出し、違反者を法務当局に通報する方針を示しているそうです。スポーツ選手のメンタルケアに詳しい大阪体育大の教授は
「FIFAの対応は、ともすれば言論統制のような印象にもつながるが、選手の重圧を考慮すれば表現の自由と相殺される。適切な措置だと思う」
と評価しました。来年3月の野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)など大きなスポーツ大会が続く中で、SNSでの悪質な中傷に対する懸念は続きます。教授は今回のような手のひら返しの現象を
「責任の所在が明らかにならないSNSの『ひずみ』の象徴だ。W杯でもマナーを称賛された日本人なら、良心に訴える余地はまだある」
とした上で、競技団体などによる啓発活動や選手を守る対策の重要性も指摘しました。勝ち負け1つで評価ががらりと変わることはスポーツの日本代表ではよくあることです。負け続けていけば信頼を得られなくなる、一過性で終わるということで、そうした非難中傷の書き込みをしてしまう、だからこそこうした言葉をなくせるようにする方法を考えてみるのもよいかもしれません。今後どこまで日本代表は行けるのか、それによって書き込みも変わっていきます。絶対に中傷はやめてほしいです。
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/sports/mainichi-20221202k0000m050366000c.html

◇日向坂よりも
最後は影山優佳さんです。彼女というと現在はAMEMAのワールドカップ番組で活躍していますが、その陰でクリスマスライブを欠席すると日刊スポーツが伝えました。
「今月17日・18日に行われるひなくりを欠席させていただくことになりました。小さい頃から耳の感覚が鋭く、大きい音に苦手意識があったのですが、1年ほど前からライブで苦しさを感じることやその程度が大きくなっていました。今回お医者さんからのアドバイスにより、ひなくりの出演を断念せざるを得なくなりました」
とブログには書いていました。18年6月から20年5月まで、学業のため活動休止したそうで、
「私は休業中、大好きだった勉強を自身の体調に奪われてしまったことがあります。自分を形造っていたもの、自分を自分でいさせてくれるものを失った時ほど、怖いものはありませんでした。そんな過去の自分に微笑みかけるためにも、たくさんの人に微笑みの種を配るためにも、日向坂内外の活動で頑張ってグループの幅を広げていく自分をお見せしたいと意気込んでやってきました」
とつづったそうです。耳の病気を抱えながら日向坂に入っていたとは、私もAMEMAの中継をするときに彼女の名前を知りましたが、その事実は知りませんでした。最近は心の病で休業する有名人もいますが、影山さんには病気に負けない活躍を見せてください。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-221202-202212020001527.html
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20221202-OHT1T51240.html(スペイン戦のスコアが的中しました)
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20221202k0000m040396000c.html(サッカーくじで2‐1と予想したオッズは6倍でした)

 テレ東で昨日定例記者会見が行われたとスポニチが伝えました。石川一郎社長は、ポケットモンスターで世界チャンピオンに輝いたサトシさんについて、初めてのアニメキャラクターへのコメントに照れつつも
「サトシさんが今回チャンピオンになったということで世界中のファンからお祝いの言葉送られたと聞いています。(ポケモンの放送をしているテレ東として)サトシさんがこのようになり大変嬉しいですし、我々としてもお祝いしたいと思います」
と祝福したそうです。アニメ・ビジネス本部長は
「25年で初めて世界チャンピオンになったということで、サトシの今後がどうなっていくのか大変注目されるところですが、冒険はまだまだ続きますので、今後のサトシの冒険がどうなっていくのかは、今後のテレビアニメで情報発信していくので、ぜひ楽しみいただければと思います」
と語りました。もう四半世紀なんですね。今後もサトシさんは活躍するだろうと思いますが、松本梨香さんの年齢も考えないと、途中で降板にならないか心配です。今回の戦いでは過去に登場したキャラクターも出てきて、サトシさんに託されていました。この様子だとサトシさんのシリーズ終わりかと思いましたが、先ほどのコメントにも触れたように、まだまだ冒険は続きそうですね。これからもポケモンをゲットし続けてほしいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca43db1202dbe5ef14eedadac0e55678caf33aa2


最新の画像もっと見る

post a comment