ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

地域版・地方紙甲子園2017年夏2

2017年08月14日 22時25分28秒 | ニュースあれこれ

地方紙甲子園、第2回戦です。
まずは梨です。立秋が過ぎて秋が近づいていますが、梨のシーズンが本格化してきました。そんな中、神戸市の外郭団体が運営する観光施設「フルーツ・フラワーパーク」の果樹園で、梨の木94本から約5700個の実がもがれ盗まれたと朝日新聞が伝えました。記事では重さ計約2トン、被害額は約100万円だそうで、5日の農薬散布時は異常がなかったが、職員が10日に被害に気づいたそうです。今月中に梨狩りを始める予定だったようです。ただし大半の梨はまだ熟しておらず、もいだ後は甘くならないそうです。担当者は「相当時間がかかっただろうが、転売しようにも売れないのでは」と話しているようです。まだ熟していなかったからよかったかもしれませんが、食欲の秋となると盗難事件が相次ぎそうです。くれぐれも気を付けてほしいところです。
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK8G5H5GK8GPIHB01Q.html

 さだまさしさんの精霊流しでもお盆だなと思いつつ、先祖に思いをはせていることでしょう。さださんの地元長崎県の精霊流しはでかいことで有名で、昨年のドキュメント72時間でも取り上げたほどです。新盆には遺影を載せてパレードします。withnewsによると、スーパーのセール品に爆竹が陳列していたとツイッターで話題を呼んでいるそうです。撮影された長崎市のお店に話を聞くと、「お盆に合わせてよく売れる」とのことだそうです。精霊流しは初盆を迎えた故人の霊を船に乗せて西方浄土へ送り出す伝統行事で、8月15日に「精霊船」と呼ばれる船が街を練り歩きます。長崎市出身のさださんが歌う「精霊流し」は厳かなイメージですが、長崎の場合はとてもにぎやかだそうで、周囲を歩く人たちが手に持った爆竹の束を鳴らし続け、耳栓をしていないと鼓膜が破れそうなほどだということです。長崎市の花火店「立岩商店」によると、爆竹は1箱に20連発式が10束入っているのが一般的だそうで、そして船を出す家族は、練り歩く際に鳴らすため300個入りの段ボール1箱(4万円前後)を買うことが多いそうです。船を何隻も出す家は、「50万円分ぐらい買っていく」と説明します。さらに「墓前でも鳴らされます。花火も一緒にやります」と爆竹は精霊流し以外にお墓参りでもあるそうで、拡散したツイートにも「長崎のお盆は墓場で花火や火矢、爆竹は普通」といったコメントが寄せられているそうです。長崎歴史文化協会理事長によると、爆竹を鳴らす風習は17世紀ごろに中国から伝わったもので、「音で悪魔を振り払う」魔よけの意味があるそうです。「お墓でにぎやかに故人を迎え、精霊流しで送り出す風習ですが、観光化が進むにつれてお祭りの側面が大きくなっています」と話すそうです。やかましい行事になれている県民にとって、嫁いだ先で静かなお盆を迎えていたらかなりのカルチャーショックかもしれません。昨年さださんのお母さんが亡くなったときも先ほどの番組がたまたま親族に取材していました。お盆も楽しく過ごす人もいますが、明日は終戦記念日、きちんと平和について考えてもよさそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170812-00000001-withnews-l42

 いろんな甲子園が行われている夏休みですが、高校生のお笑い日本一を決める「第7回高校生笑い日本一決定戦『笑顔甲子園“絆”in新居浜』」がおととい、昨日の両日、新居浜市坂井町のあかがねミュージアムで行われ、県内の3組4人を含む9組11人が出場しました。優勝したのは兵庫県の高校生だったと読売新聞(愛媛版)が伝えました。この人はバレエの衣装でコントを披露したり落語の「動物園」を演じたりして観客約250人の笑いを誘ったそうで、小学生の頃に物まねで人を笑わせる楽しさを知ったといい、「落語にも初挑戦できて、自分が大きくなれた気がする。大勢を笑わせられるようになりたい」と喜びを語ったそうです。県内からも済美高校の生徒が日本笑い学会四国支部賞を受賞し、「憧れの舞台に立てて、感動で涙が出た」と語っていました。おめでとうございます。済美というと久しぶりの高校野球出場ということで、頑張っていますね。他には縫いぐるみを使ったオリジナルコントで審査員特別賞に輝いた高校生もいました。お笑いの高校生にも興味を持って、より成長してもらいたいです。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20170813-OYTNT50065.html

 続いては河北新報のコラムです。書いているのは認定NPO法人杜の伝言板ゆるるという仙台にあるお店の人です。障がい者とともに働くことについて書いています。
 私たちの事務所には1~2週間に1度、「コッペ」というパン屋さんが出張販売に来ます。国産小麦を使用した食パン、菓子パンから、いろいろな味のクッキーなど、毎回何を買おうかと悩みます。
 運営するのは、障害のある人も無い人も一緒に働ける場を目指す特例認定NPO法人麦の会。障害者が働くための施設ではなく、普通のパン屋さんにたまたま障害のある人も一緒に働いている、みんな同じ職場の働く仲間です。
 もちろん人によって得意、不得意があります。でも、日々作業を繰り返していく中で、その人に合った得意な作業をその人自身がだんだんと見つけていきます。障害があっても、得意な作業は正確に、丁寧な仕事ができるようになるのです。
 例えば、働き始めて20年以上になるAさんは、商品ラベルの作成や、注文書の通りにパンやクッキーを袋詰めする作業のベテランです。
 麦の会は、彼らの自立に向けてもっと工賃が支払える運営がしたい!と日々、販売の開拓に努力しています。
 パンを買うこともこの活動を応援する形の一つです。お店は仙台市宮城野区松岡町17-1にあります。ぜひ足を運んでみてください。
障がい者にとって働きやすい場所を探すのは大変ですが、一つ一つずつ頑張って覚えていくのは健常者も同じことです。みんなで力を合わせて頑張っています。ぜひこのパン屋を応援してもらいたいです。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170814_13048.html

 最後は残念なニュース。といっても本家甲子園の高校ではありません。タイムカプセルが見つからなかった話です。京都新聞によると、22年前に埋めたタイムカプセルを発掘しようと、京都府綾部市宮代町の綾部中のブラスバンド部の卒業生たちが昨日、ここに集まりました。炎天下で記憶を頼りに作業を進めたものの、掘っても掘っても発見には至りませんでした。カプセルは1995年3月、当時の3年生部員24人が卒業記念に発案、金属製の菓子箱の中に、将来の自分に宛てた手紙や楽譜、タクトなどを入れ、20年後に掘り返そうと約束し、校舎と花壇の間に埋めたはずだったようです。ところが、この日OG・OB17人と元顧問が掘り始めてもなかなか見つからず、シャベルで汗だくになりながら50センチ以上掘っても手応えはなく、「もっと校舎に近い所では」などと次第に記憶力に不安を感じ始めたようで、結局1時間半で手を止め、当時の写真や記憶を整理して来年のお盆に再集合することを誓ったそうです。卒業生にとっては大事なものだったのに、見つからなかったのは本当に残念でした。ナイトスクープあたりに依頼したらよかったとは思いますが、来年またするそうなので、見つかったらウラオモでも取り上げようと思います。でも覚えているかな?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170814-00000012-kyt-l26
もう一つタイムカプセルの話題。長崎新聞によると、平戸小屋町の市立朝日小で昨日、創立100周年を前に約30年前の1988年1月に埋めたタイムカプセルを開封しました。記事では開校70周年を迎えた1988年1月、100周年に開封することを決めて、当時の在校生約480人が作文、絵、書など思い出の品をタイムカプセルに入れていたそうで、タイムカプセルは縦100センチ、横60センチ、深さ30センチのステンレス製、体育館横に建立した記念碑の横に埋めていました。開封すると湿気のため作文や絵などは見ることができなかったそうで、乾燥させて見られるか確認するそうです。タイムカプセルのデメリットは保存状況が問題といえそうです。そのことまでは考えていなかったのかな。きちんと貴重なものは慎重にしないといけませんね。こちらも結果がわかればウラオモで(以下略)。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170814-00010000-nagasaki-l42


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