脱東京暮らし

北海道『知床』で母子3人山村留学!!
オホーツク・ブルーのでっかい空の下で「子育て」ついでに「自分育て」

たいへんな事件

2006-02-18 09:09:07 | 子育てスタイル '05
「ねえ、聞いた?5歳の子2人が殺されたでしょ?殺ったの、同じ幼稚園のお母さんだったらしいよ」

「えっ??」

リーのバレエ教室先で聞いたニュース。
帰宅後急いでテレビをつけてみると、ニュースでこの話題が‥‥。
5歳と言えばリーと同じ年。背筋が凍った。

殺した犯人は中国籍の女性だという。幼稚園のお母さんたちと馴染めず、悩んでいたらしい。外国籍でなくとも小さい子を抱えたお母さんたちは、今とっても悩んでいる。子どもの成長のこともあるけど、それよりもお母さん同志の付き合いがつらい、って話をより多く耳にする。育児雑誌なんかで「公園デビュー」とか何とかがアドバイスされちゃうくらいだもんね‥‥。核家族化が進んでいるし、相談する相手もいないし‥‥相談できないからどんどんどんどん自分を追い込んでく。そして爆発。その鉾先がどこへ向うかはストレスの受け方により人それぞれだと思うけど、残念なことに、今回の事件で犯人が選んだ鉾先は小さな子どもだった‥‥。

確かにいろんな母親がいる。リーの通う保育園でも田舎出身の被害妄想大、自己チュウで自分の子ども命のバカ母がいる。周りに迷惑かけなきゃいいんだけど、甚大な被害があるので困ったもの。以前、保育園の通路にデンッと巨大な荷物があって通行の妨げになっていた。仕方ないので(足で)その荷物をどかした。自転車も道路に思いっきりはみだして停めていた。もうっ、と思いながら整列した。これをきっかけに、バカ母は私を目の敵にし始めた。自分の行動を否定されたと大きな勘違いをしたのだ。
鉾先がこちらに向いた。
すれ違う時におもいっきり『ふんっ』ってするのはまだよかったが、次第にエスカレートし、自転車で通り過ぎる時に『バカ~~~』って叫んだりし始めた。これはあきらかに異常行動。保育園園長に相談し、登園時間を15分ほどはやめてもらった。接触しないことが一番だと考えたからだ。
がこの園長、2週間ほどして、「もういつもの時間に戻してもいいんじゃないですか」っていってきた。疑った。あんたほんとに教育者か?心理学とかやってこなかったの?そんな簡単じゃないんだよ、人の心は‥‥込み上げてくる怒りを抑えながら、だけどハッキリと目では訴えた。

新聞記事を読んでいると、これまでの行動からこの犯人がかなり追い詰められていたであろうことは想定できたはず。幼稚園はもちろんのこと、行政や病院の対応の不適切さも今後問題になっていくだろう。