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脱東京暮らし

北海道『知床』で母子3人山村留学!!
オホーツク・ブルーのでっかい空の下で「子育て」ついでに「自分育て」

テレビ出演!

2006-03-19 21:30:03 | 実施地とその周辺 '05
3月4日にユーが参加した、江東区にある小学校とユーの留学する小学校の合同の鮭の放流会(3月6日のブログ参照)。この模様がCSのヒストリーチャンネルで放映された
放映されたとき、我が家では私の友人が3名ほど来ていて、映像をみながらユーが画面に映るたびに大騒ぎ
映ったのはほんの数秒のことだったし、見ている人も少ないCSでの放送だったけど、すっかり有名人になった気分のユー、テレながらニヤニヤしていた。ん??そういえば、当日はユーも私もインタビューも受けたんだよなぁ‥‥しっかりカットされたんだね~
ともかく、留学する小学校周辺の様子=知床のことが色々と分かった。やっぱりすごい大自然。

そういえば、先日、近所で私の敬愛する椎名誠さんの講演があったので、ユーと一緒に聞きにいった。子どもが自然に触れることの大切さを改めて実感。そして椎名誠さんのカッコよさも再認識。

ユー、知床で野生化しようぜ

表彰式

2006-03-07 06:31:33 | 実施地とその周辺 '05
1時間ほどの鮭稚魚合同放流式を終え、次に向ったのは日本科学未来館。ここでマイタウンマップコンクールの表彰式がある。
留学予定の小学校では、総合学習の時間に地元に関する様々な研究を続けている。そのうちの一つが今回の受賞作品。知床らしく、開拓に関するテーマでの研究。今回引率されている先生の、修士論文がベースになっていて、教材化したものという。先生にとってもこの上ない喜びだろうね。2年前の高学年が学習したものだったから、今回中学年が代理で表彰式に参加することになったらしい。だからユーも参加させてもらえたのだ。全国レベルの表彰式なんてめったにない機会、ラッキーラッキー、感謝感謝

会場にはすでに多くの人が集まっていた。大きなコンクールだから30を超える表彰がある。一番上の賞は『内閣総理大臣賞』。富山県の小学5年生が受賞したよう。
『道産子』たちの出番は式の中ほど、『松下教育財団賞』。
何だかよくわからないままここまで来たユー、だんだん様子がわかってきたよう。

「あのぅ、ぼくもあのステージにでるんですよね?」

「もちろん!名前を呼ばれたら大きな返事をしてね!」

「は、はい

あ~、もうガチガチ
時間だけは容赦なく過ぎ、とうとう出番。名前を呼ばれ、皆元気よく返事をしてステージへ。

‥‥‥この間、私は預かった4台のカメラ&自分のデジカメを撮るのに必死だったため、表彰式のことはよくわからないまま終わってしまった

ともかく、無事大役をおえ、レセプション会場へ。小学生たちもみな名刺交換。ちょっとびっくり。はじめはどうやればよいのか分からなかったユーも、『道産子』たちの行動を観察して、学習。持っていた名刺の半分は交換できた様子。よかったよかった

慌ただしく過ぎた1日。帰りの電車の中では、もうすっかりみんなと馴染んでいたユー。
明日北海道へ帰るみんなを見送りに行く約束をして、電車を降り、みんなと別れた。

「あ~今日は楽しかった~。表彰式ってすごいね!ぼくも何か表彰されるようなことするよ!」

新たな目標をみつけた模様。がんばれ、ユー

鮭の放流

2006-03-06 06:30:24 | 実施地とその周辺 '05
格好だけは『道産子』となったユー、本物の『道産子』たちとともに、まずは江東区にある地下鉄駅の真上の小学校へ。ここで鮭に関するブログ日記を通じて交流をして来たことが縁で行われることになった、2校の合同鮭稚魚放流式があるのだ。

「知床と私たちの小学校の紹介をします。ユー君もお手伝いしてもらいますよ!」

と先生。
ドキッとしたことがありありと分かるユー、蚊の鳴くような声で返事

地下鉄駅を出ると、大勢の児童の出迎え。ちょっと引き気味の『道産子』たち。体育館に案内され、交流が始まる。まず『道産子』たちの出番。場慣れしているようで、みんな結構元気に、はっきりとした声で用意した原稿を読み上げる。ユーは読む人が変るごとに、用意されたポスターのページを変える役目。耳をダンポにして聞いている。
最後に知床から持って来た流氷を取り出すと、みんなの中にどよめき。みんなが流氷に集合。もちろんユーも。

一連の交流が終わった後、みんなで隅田川まで歩いていき、本日のメインイベントの鮭の稚魚放流式。CSや区の広報の取材も来ていた。

「4年後に帰ってきてね~」

大きく手を振りながら叫ぶ先生に、幾人かの子どもたちも続いて叫ぶ。
その横で、さめた子どもも。

「今まで一度も帰って来たことないんだよ、こんなとこに帰って来るわけないし‥」

臭気のある隅田川の風を受けながら、私は何もいうことができなかった。
その横でユー、

「そうかあ、まだ一度も帰ってきてないのかぁ。それじゃ、今僕たちが放流したのが帰ってきた鮭の第一号になるかもしれないんだね

そういうと、ユーは再び子どもたちがいる水辺へ走っていった。

まだグリーンのトレーナーを着て1時間ほどしか経っていないのに、ユーはすっかり『道産子』になっているように見えた。


再会

2006-03-05 07:36:29 | 実施地とその周辺 '05
「もうすぐ会えるね」

とユー。
これから北海道から来た留学先の子どもたちと合流し、午前中は江東区の小学校で合同鮭稚魚放流式、午後からはマイタウンマップコンクールの表彰式に参加。ユーは1ヵ月ほど早めにプチ『道産子』体験。期待と不安とで、ちょっと複雑そうな表情。なんだか可愛くて、ユーのカットしたてのくりくり頭を撫でながら、駅に向った。

各駅停車から急行に乗り換えて、待ち合わせの駅へ向う。
が、乗り込んだとたんの車内で

「yibuさん!」

の声。見ると去年お会いした中学年担任の先生だった。周りにはたくさんの人に少々飲まれ気味の子どもたち。

「予定より1本早いのに乗れました(^_^v)」

東京出身の先生は余裕。

地下鉄に乗り換えたところで車内は少し空いた。子どもたちに安堵の表情。
ここでユー、先生からグリーンのトレーナーを差し出された。

「ユーくん、これに着替えてね」

このトレーナー、この日の一連のイベントで子どもたちが着る揃いのもの。道産子のマークになる。ユー、神妙に受け取り、早速その場で着替え。

『道産子』ユー、ここに誕生

ユーのテレた顔にグリーンのトレーナー、何だかこっちがくすぐったくなった。

道産子(?)として

2006-02-21 06:22:26 | 実施地とその周辺 '05
留学予定の小学校では、総合学習の時間に地域に関連する様々な研究をしていて、その成果を積極的にコンテストに応募しているそうな。
その中の一つ、2003年度の高学年=5、6年生の研究成果が、なんと松下教育研究財団賞に輝いたのだそう
すばらしい!
この件に関連して、留学予定の小学校の先生からメールが届いた。

「東京で表彰式があります。ユーくんもこちらの子として一緒に参加しませんか?」

3月4日にお台場で行われる表彰式には、卒業した子どもたちの代理として、中学年=3、4年生児童の希望者5人が参加することになったそう。ユーと同級生になる子どもたちだ。

ユーも私も思わぬ申し出に大喜び。表彰式には全国から200人ほどが集まるそう。

「ユーくんの名刺、作っておきますね!」

先生、ありがとうございます!

予定より1ヶ月ほど早めに道産子(?)としてデビューするユー、がんばれ

スキー大会

2006-02-17 06:29:12 | 実施地とその周辺 '05
山村留学に行く予定の小学校で、スキー大会があったことがHP上にアップされていた。

「いいなぁ、学校の授業でスキーだよ早くいきたいなあ」

ここんとこ学校で砂鉄取りに夢中になっているユー、ドロドロの服でPCを覗き込んでいた。熱中できることはいいけど 私としては砂鉄より『砂金』のがいいなあ‥‥

それはさておき、
留学先の小学校では、授業でのスキーのほか、スキー遠足で近郊のスキー場へ遠征したり、スキー少年団の一員として週末にスキーをしたりする。スキー場までは徒歩15分とのこと。上手くなるのも当然っていやあ当然よね。

今までスキーをやろうとしなかったリーもデビューできるかなぁ

流氷

2006-01-27 11:10:59 | 実施地とその周辺 '05
山村留学へいく小学校のブログ日記に流氷接岸の記事があった。二階建てのお宅だと窓辺に流氷の海が見えるよう。なんとも贅沢。

今月の『Newton』は知床特集。友人のユーコが教えてくれたので、即本屋へGO
鳥瞰図やら写真やら図解やらが豊富でとってもきれいで見やすい。ユーやリーが見てもいいわね。
流氷についてもちゃんと記載あり。

『知床半島は流氷が見られる場所として世界的に有名』

そうね、同じ緯度でも海が凍らないところあるもんね。
でも何で海氷ができて、流氷になるの??

『凍る理由その1:シベリアからの厳しい寒気』

マイナス40度にも達する寒気だそう。さぶい、、、

『凍る理由その2:オホーツク海表面は低塩分水の層がある』

アムール川から流れ込む水のせいだって。でっかい川だもんね。

『凍る理由その3:オホーツク海は池のような海』

確かにサハリンとかカムチャッカ半島とか千島列島とかが周りを囲んでいるねえ。

こんな理由が複合的に作用して、あの知床の流氷を作り出しているんだね。

来年はいつ接岸してくれるかな。
楽しみだねっ

世界自然遺産登録とその問題

2006-01-07 21:17:22 | 実施地とその周辺 '05
昨年7月、南アフリカはダーバンの会議で世界自然遺産に登録された知床。
これに続け!とばかりに小笠原が推薦されることがきまったそうな。

小笠原は大陸と地続きになったことのない特異な場所。植物や動物にも固有種が多くいる。世界自然遺産に登録されたら、その『ブランド』だけで観光客が倍増することは必至。知床なんかよりも規模が小さい場所だけに観光客が増えることによる弊害も大きいだろう。世界遺産に登録されたことで観光客が増加し、問題になっている場所(白川郷などは有名)での事例をしっかり把握し、考えていくべき。世界遺産登録の一大目的である『保護』が小笠原で果たしてどこまでできるのか、世界遺産に登録されることが本当に小笠原にとって必要なことなのか、今一度しっかり考えてもらいたい。

開拓地『知床』

2006-01-04 11:22:36 | 実施地とその周辺 '05
久々に熱なんぞを出してしまったので、お正月というのにお酒も飲めず‥‥
お正月番組はつまんないから、「積読(つんどく)」してあった本を読むことに。

菊池慶一『もうひとつの知床~戦後開拓ものがたり~』道新選書 2005

知床では大正から戦後期まで、計3回にわたる開拓の試みがあったという。本書では特に第三回目に当たる戦後開拓に焦点をあてていた。
政府の場当たり的な戦後の政策に、振り回されながらも死にものぐるいで努力した人々。しかし努力が報われない過酷を極める知床の自然環境、そして最終的にはすべてが失敗。二度の過去の歴史に学ぶことなく繰り返された過ち。時代に翻弄されながら、現地を赴き、開拓せざるを得なかった人々の苦悩。また、開拓した土地を離れざるを得なかった無念さ。ひとつひとつの事実が重く、私に語りかけてきた。

今、世界自然遺産登録で湧く『知床』。
過去の事実をしっかり見つめていかないといけないな、そう考えさせられた一冊だった。

へき地保育所の卒園式

2005-12-27 06:40:53 | 実施地とその周辺 '05
来年、ユーは地元の小学校で学ぶが、リーはいわゆる『年長さん』に当たる年令のため、現地の保育所に入れていただくことになる。『へき地』保育所と呼ばれ、全園児は10名ほど。
今月26日にその保育所の卒園式が行われたとのこと。そう、『へき地』ゆえに、開園しているのは4月から12月の間のみ、季節営園なのだ。

ネット上の小さな卒園式の映像には、3人の卒園児。この子たちがそのままユーの行く小学校へ上がる。
来年、ここにならんでいるのはリ-なんだなあ、時間が経つのはほんとに早いなあ‥‥なんて感じる今日この頃。

極寒期の間休みだから、卒園してから小学校入学までは3ヶ月もある。その間、みんなどんなことしているのかなぁ。寒くてあまり外遊びもできないだろうし。
とにかく、1年生になるまで3ヶ月あるっていうのはリ-にとっていいことだと思う。小さいころから保育園へ行っていて、やっぱりどこかで我慢させていたところがあるだろうから‥‥
やみくもに一緒にいる時間が長いことがいいとは思わないけど、でも貴重な時間が過ごせそうせっかくのチャンスだもん、大事にしたいわ