脱東京暮らし

北海道『知床』で母子3人山村留学!!
オホーツク・ブルーのでっかい空の下で「子育て」ついでに「自分育て」

『まち』と『ちょう』

2006-03-31 23:25:14 | 準備!準備!'05
荷物ってのは意外と多くなるもので、気付けば段ボールがあちらこちらに…‥
あまり車に詰め込み過ぎるのもなあ、と思い、振り込みがあったついでに『ゆうパック』の料金と送ってから現地に着くまでの日数を確認すべく、風邪っぴきのユーを家に残し、リーと散歩がてら郵便局へ。

対応してくれたのは、ちょいと茶髪のお姉さん。

「ここから北海道に荷物送りたいんですけど、日数はどれくらいかかりますか?」

「北海道のどこですか?」

「斜里郡です」

「斜里郡のどこですか?」

「斜里ちょうです」

(カチャカチャカチャとPCで検索しているお姉さん

「あぁ、すいません、斜里郡にはあいにくまちしかありませんが‥‥」

じゃ、斜里まちで‥‥」

‥‥あたし、何か間違った???

あったかいんです

2006-03-31 06:37:39 | 周りの反応 '05
30日。出発まであと3日。
午前中に『歯』の最終ケアにいく。

「ごめんね、終わらなくて‥‥現時点でできる限りのことはしておいたから‥‥上京した時に(歯を)見せてね」

私の歯は放置していた間に相当悪化していた。特に根っこの方がかなり悪くなっていたのだ。
3月末までに!という私の勝手な治療計画に、できる限り沿うようにしてくださったセンセイ、ほんとにありがとうございました。

午後、自分の部屋の片づけに着手。
が、何を持っていこうか考えていると思考停止状態に陥ってしまい、作業は進まず。
ボッとしていても仕方がないので、今、リーがはまっている縄跳びを見学。

その後、現地で配付しようと考えている名刺を作成。プリントしたシートから、名刺を一枚一枚剥がしていく作業はリー。

お手伝いポイント、ゲット!

うれしそっ

いつのマにか日がくれ、本日の荷作りの成果は段ボール箱1つ‥‥
冷蔵庫に残っていたピクルスをくわえながら今ある現状にため息。
そこに『ピンポ~ン』の音。
玄関には御近所に住むケンちゃんとママさん。

「これ、あちらで使ってね」

と差し出してくだっさったのは、同居するおばあちゃまが編んだベストだった。グレーで細かい編みこみがたくさん入っている。す、すごいその場で早速試着。

あったか~い

心も身体もポッカポカ。幸せ~
ほんとにありがとうございました

よし、今日こそ気合いをいれるぞぉ~

後悔するよりも

2006-03-30 07:07:39 | 我が研究 '05
私の所属する学会の春期学術大会。28、29日の2日間、@埼玉にある大学。

北海道出発まで時間がないなぁ、でもしばらく東京を離れるから行っておきたいなあ‥‥

行かずに後悔するよりは行くべき、と判断、電車に乗り込んだ。

久しぶりの学会、ホットな情報を得、新たな考え方、手法を垣間見る。
私がサボって立ち止まっていても、周りはどんどん進んでいくんだな、ってことを実感。
すぐにヘタレてしまう私の研究心は、大いに刺激を受けた。

学会会場には多くの知人が来ていて、久しぶりにゆっくりと話をする機会がもてた。
貴重な時間を私のような不真面目人間のために割いていただき、ほんと感謝感謝

帰りの電車の中で、満開の桜を眺めながら思った。

行ってよかった~


この気持ち、研究に対する適度な緊張感、しっかり持続させよっと

表札

2006-03-29 06:54:48 | 準備!準備!'05
「んじゃ、表札お願い」

引越しにあたりプレゼントをくれるという義兄御夫婦。年下の義姉はセンスが良いので、ここは北海道のyibu家の顔となる表札をお願い

義父母の家で親戚が開いてくれた壮行会。
いつもよりグレードの高いお寿司を囲んでの歓談。
まわりでは久しぶりにあったいとこ同志でうれしさ余って大暴れ
ま、いっか。北海道へ行っちゃうとしばらく会えないだろうから、大目にみましょ。

「これ、飾ってね」

義姉が手渡してくれたのは、縦30cm横50cmほどの大きな包み。
包みを開いてみると、木の枠の中に浮かび上がる文字。文字の周りには花なんかを飾れるようになってる。すんごくかわいいおまけに、これ、手作りしてくれたそう、さすが
ほんとにありがとう

旅立ちの日まであと4日。何しよう‥‥

当たっちゃった

2006-03-28 07:08:47 | 準備!準備!'05
「当たったら、行こうね」

新聞やさんのチケットプレゼントへの応募。
サンリオピューロランドへ行きたい!というリー、引越し準備をしないといけないから、時間がないんだよ~。だから『当たった』らいくとお約束。

そしたら数日後、来ちゃったんだよね、チケットが‥‥

「女の子の楽しむところへいってもしょうがないよ~」

というユーを残し、リーと2人で出かけた。
春休みに入ったばかり、会場は人でごった返している。
1時からのショーだけみれればいいや、と思っていたので、一旦外にでて食事を済ませ、12時半ころに戻る。すでにショーを見るために多くの人が集まり、場所を確保している。人に酔いそう‥‥
このショーだけの為に来ているんだから、と大勢の人とともに30分間、じっと床に座る。リーはきょろきょろ、ワクワクしていたようだからいいけど、私にとっては無駄に時間を費やしているような気がして仕方がない。隣に座っていたオトーさんは待ち時間からショーの上演中、しっかり睡眠をとっていた。
25分ほどのショータイム。雑技団なんかの演技もあって、そこそこ楽しめたかな。

「キティちゃん、きれいだったね~。ドレス、すてきだったね~。チケット当たってよかったね~」

帰りの電車でリーが言ったこの言葉が救い。
ほんとはもっとたくさんのアトラクションがあるんだよ~、などとは口が裂けてもいえないわぁ。

さてと、荷作り荷作り!

久々の新宿

2006-03-27 06:49:57 | 子育てスタイル '05
しかしすごいヒトひと人‥‥
日曜日の新宿東口。どこからこんなに人が出てきているんだぁ~と叫びたくなるくらいの人の波。
学生時代はバイト漬の日々をおくっていて、頻繁に新宿にきていた。あの時は何にもかんじなかったのに‥‥。これって歳をとったってことなのかな?

向ったのは紀伊国屋ホール。中国語のスクールでお世話になったサクさんが「北海道へ行く前に‥‥」とユー、リーと私を息子さんの所属する人形劇団プークの公演に招待してくださったのだ。
演目は『すてきな3人組~もうひとつの話~』
人形劇をこういうちゃんとしたところで見るのは初めてだったけど、とってもうまく出来た舞台であっと言う間の2時間だった。ユーもリーも色々と思うところがあるようで、帰りの電車の中では人形劇の話でもちきり。二人の話を聞かないフリして聞いていると、私がおもしろかったところと若干ズレがある。子どものツボと大人のツボって違うんだなあ‥‥
ユーもこの人形劇のコメントをしているのでどうぞ。

積む技

2006-03-26 06:58:45 | 準備!準備!'05
食器やら衣服やらを荷作りし始め、クリアケースとかカバンとかにつめたら家の中が歩きづらくなってきた。どうせ積み込むんだから、少しくらい早めでもいっか、と車へ。

我が家の愛車はスバルのトラビック。全長4mほど、ここに大人3人子ども2人の計5人が乗っていく。荷物の収納スペースは後方部1mほどの空間。+足の短いリーの足もと&それぞれの膝の上。かなり限られているなあ、というのが実感。

スキー板×3、ブーツ×3、スキー小物×1、ホットカーペット、時計×3、台所用品×2ボックス

ここまで積み込んだ時点ですでに1/2が埋まってしまった‥‥

だめだだめだ、やり直しだあ!
インカ帝国の石積みがごとく隙間を許さずつめれば、まだまだいけるぞ!

‥‥でも疲れたから、明日やろうっと。


諸手続き

2006-03-25 07:51:50 | 準備!準備!'05
「1コ、下がったぁあああ

修了式を終え、たくさんの荷物をぶら下げて帰ってきたユー。
3学期、10ポイントを賭けた通信簿、25ある評価のうち、体育の一つが『大変よい』から『よい』へと下がってしまった。たった1コだから…とも思うが、約束は約束、心を鬼にして、

「ざんね~~~~ん!10ポイントマイナス!」

さてさて。
4月から新しい学校へいくユー、今まで通っていた小学校から在学証明書と教科書給与の証明書、健康手帳とゴム印を預かってきた。これらを住民票と一緒に送ってくれ、っていってたっけ。

住民票の転出書をとりに、役所へ。こういう手続きの過程をみることはあんまりないだろうから、ユーも連れていく。
@役所の市民課。
記入例にしたがい、必要事項を書いていく。

現住所、転出先住所、転出予定日、世帯主名などなど…

ここで気付いたこと。新住所での世帯主はこの私なのだ…
いつも何でも主人におまかせの私、『責任』感じるなぁ

転出届けをゲットし、帰ろうとすると、

「リーさんの医療証の手続きをしてください」

と。現在の自治体ではリーの医療費はかからない。が、引越すことでその権利はなくなるという。

「3月30日が転出予定日とのことですので、29日までしか医療証をお使いいただけません」

そうなのか…
留学先の自治体ではどうなっているのかなあ…

私の隣でこれまでの諸手続きをみていたユー。
保育園からリーが帰宅すると、一言。

「リーちゃん、風邪ひくなら29日までにしてね

よくお分かりで‥‥

修了式

2006-03-24 09:30:16 | 子育てスタイル '05
今日は修了式。
4月から北海道の小学校へ行くユーは、クラスのみんなとサヨナラ。

「そうだ、あれ、みんなに渡そう!」

とユーがランドセルに入れたのは、去る4日に『道産子』として参加した表彰式のレセプションで配っていた名刺
北海道へいってから、東京のみんなとうまく交流できるといいね、ユー。

ところで、終業式っていえば、通信簿。ポイントはどうするのかな?二学期は20ポイントをゲットしたけど‥‥

「10ポイントにするよ。特に音楽、自信ないし」

だって
私も音楽、ダメだったなあ‥‥リコーダーはいつも居残りだったし‥‥
ま、いっか。

保育園に通うリーも、今日で『卒園』。ほんとは31日までいってもいいんだけど、少しは引越し準備をさせたいし。

「みんなにお手紙、書く!」

といって、昨晩、眠い目をこすりながら1人1人にメッセージを書いていたリー。
みんなに気持ちが伝わるといいね

贈る言葉

2006-03-23 06:46:29 | 身辺整理 '05
東京の小学校へ通うのも残りあとわずか。
ユーのクラスからは4人も転校する子がいるから、クラスの想い出に、とお楽しみ会をやったそう。
それぞれが手品やらクイズやらをやったようで、楽しかった~、とうれしそうに帰って来たユー。

「ママ、これもらったんだよ」

と見せてくれた膨らんだ封筒。中にはクラスの子が書いてくれたメッセージ。

『ぼくのこと、わすれないでね』
『北海道へいっても元気でね』
『ユーが1年間いなくなるのはさびしいです』
『帰ってきたらまたあそぼうね』
『もっといっしょにあそびたかったよ』
しっこししてもわすれないでね』
 
などなど‥‥

ユー、長い時間かけて、ニコニコしながら読んでいた。

夜、ユーは日記にこう記した。

「ぼくはみんなからもらったメッセージを一生の宝にします」