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脱東京暮らし

北海道『知床』で母子3人山村留学!!
オホーツク・ブルーのでっかい空の下で「子育て」ついでに「自分育て」

久々の新宿

2006-03-27 06:49:57 | 子育てスタイル '05
しかしすごいヒトひと人‥‥
日曜日の新宿東口。どこからこんなに人が出てきているんだぁ~と叫びたくなるくらいの人の波。
学生時代はバイト漬の日々をおくっていて、頻繁に新宿にきていた。あの時は何にもかんじなかったのに‥‥。これって歳をとったってことなのかな?

向ったのは紀伊国屋ホール。中国語のスクールでお世話になったサクさんが「北海道へ行く前に‥‥」とユー、リーと私を息子さんの所属する人形劇団プークの公演に招待してくださったのだ。
演目は『すてきな3人組~もうひとつの話~』
人形劇をこういうちゃんとしたところで見るのは初めてだったけど、とってもうまく出来た舞台であっと言う間の2時間だった。ユーもリーも色々と思うところがあるようで、帰りの電車の中では人形劇の話でもちきり。二人の話を聞かないフリして聞いていると、私がおもしろかったところと若干ズレがある。子どものツボと大人のツボって違うんだなあ‥‥
ユーもこの人形劇のコメントをしているのでどうぞ。

修了式

2006-03-24 09:30:16 | 子育てスタイル '05
今日は修了式。
4月から北海道の小学校へ行くユーは、クラスのみんなとサヨナラ。

「そうだ、あれ、みんなに渡そう!」

とユーがランドセルに入れたのは、去る4日に『道産子』として参加した表彰式のレセプションで配っていた名刺
北海道へいってから、東京のみんなとうまく交流できるといいね、ユー。

ところで、終業式っていえば、通信簿。ポイントはどうするのかな?二学期は20ポイントをゲットしたけど‥‥

「10ポイントにするよ。特に音楽、自信ないし」

だって
私も音楽、ダメだったなあ‥‥リコーダーはいつも居残りだったし‥‥
ま、いっか。

保育園に通うリーも、今日で『卒園』。ほんとは31日までいってもいいんだけど、少しは引越し準備をさせたいし。

「みんなにお手紙、書く!」

といって、昨晩、眠い目をこすりながら1人1人にメッセージを書いていたリー。
みんなに気持ちが伝わるといいね

反面教師

2006-03-14 06:32:38 | 子育てスタイル '05
リーン、リーン、リーン
電話の音が深夜の重い空気の中に響く。
バクバクする心臓を手で押えながら、もう一方の手で受話器をとる。

「も、もしもし」

「意識あったよぉ。もうお父さんったら‥‥」

母の安堵した声。

‥‥脱力ぅ。よかった‥‥。

翌朝早く、父は熱海の病院から実家近くの病院に搬送された。
病院から一度家に戻りわずかばかりの仮眠をとった母とともに、私は病院へ。

まだICUにいた父。でも意識はしっかりしていた。日焼けしたシミのある手、あったかい。

「ごめんね」

酸素マスクをした口から、小さいけどしっかりとした声。

「もう、まったくぅ。しっかりしてよ‥」

柔らかい声で答える母。
夫婦っていいもんだなあ、しみじみ感じた。

父は基礎体力があるから経過もよく、思ったよりも早く退院できるかもしれない。
ほんとによかったよぉ‥‥


今回の一件で決意したこと。

『北海道へいったら、子どもが起きている間は飲酒しない』

ラマダン中のイスラム教徒みたいだなぁ‥‥
だけど、子どもには何が起るか分からない。北海道ではいつも私が頼りきっている主人がいない。
私ももう三十路半ば過ぎ。今までの健康を過信せず、しっかり考えて行動しないといけないのだ。

父のこの一件で、自分の責任とか義務とかそういうものを再確認させられたような気がした。


2006-03-13 14:34:02 | 子育てスタイル '05
「え?倒れた?意識がない?はい、今すぐいきます」

真夜中の電話。
たまたま泊まりに行っていた実家での異変。
突然の出来事に、うろたえる母。
友人と一緒に熱海の温泉にいっている父に、何が起ったの?


小さい頃から母によくいわれてた。

「お父さんとケンカばっかりするけど、兄妹のなかであなたが一番お父さんに似ているんだよ」

と。
私は三人兄妹のまん中。いつも勝手なことばかりやってた。だから父にはよく叱られた。でも、自分が道理に叶わないと感じた時はおおいに反論した。納得いかないと絶対謝らなかったから、父に殴られたこともあった。髪の毛を掴まれて、家から放り出されたこともあった。そんな本気のぶつかり合いをしたのも、やはり性格が似ていたからだと思う。


母が妹と共に熱海に向ったあとの、長い長い夜。
ボーっとした目の先に映ったのは、20年ほど前、父と喧嘩した腹いせに蹴っ飛ばしてあけたドアの穴。

何もできない自分、どうしようもない無力感。

ただただ父の無事を神に祈った。

異国の地で

2006-03-12 17:51:07 | 子育てスタイル '05
友人のDさんはモンゴル人。修士の時の大学で知り合ったのがきっかけでおつきあいをさせてもらっている。
Dさんが帰国した年=ユーが6歳の時、ユーと私でウランバートルにあるお宅にお邪魔させていただいた。ユーは帰る時、

「モンゴル、大好き、帰りたくない」

といって泣いていたっけ。
その後Dさんは結婚し、待望の男の子を出産。子育てをしながら、更に勉学に勤しんでいた。そして昨春、日本最高峰の大学での博士の学位を目指し、再び単身日本に来ていたのだ。
今春からは子どもと御主人を日本に呼び寄せ、一緒に生活しながら学位を目指すとのこと。

先日、一時帰国する前日に一緒に食事をした。

「で、御主人、仕事の方って大丈夫なの?」

「モンゴルは日本と違って男の人が仕事を長期で休むのは全然問題ないのよ」

だって。でっかい大地に住んでいると、考え方も大雑把でよろしい。

子どもを保育園に預けることについて、こんなこともいっていた。

「こないだの中国人の母の幼児殺傷事件、すごく迷惑!全部の外国人が敵視されちゃうよ!」

Dさんは日本語が堪能だし、性格もメチャメチャいいけど、あんな事件があったあとだと、やはり構えられてしまうだろうね。日本人の1人として、何だかとっても申し訳ないし、とっても悲しい。

助けてあげたい時に、ちょうど北海道へいってしまう私、後ろ髪を引かれる思いがする……

異国の地での子育て、それだけでも大変なのに、更に自分の研究。
でもDさんなら、きっとできるよ!応援しているよ

哈利・波特 

2006-03-04 06:42:07 | 子育てスタイル '05
上海で買いたかったものは本とCD。
私が欲しい本は、神田なんかで買うと定価の10倍以上の値がついている。中国にいるんだから、買わないテはない。
CDはこないだコンサートにいったジェイのが欲しい。日本にはあまり置いてないし、やはり高いからね。

あちらに滞在している先生に案内してもらい、上海でも最大級の上海書城という本屋さんへ。紀伊国屋書店みたいな感じ。とってもキレイで広い。

まず、本。
あるわあるわ。どれがいいのか選ぶのに一苦労。あまり欲張っても読み切れないから、とりあえず5~6冊をゲット。

次にCD。
ネットで2000円以上していたのが、たった300円ほどで売っている。安い!というか、日本が高すぎるのかもね。DVDもたくさ~ん。

「ママ、これ買って~」

リーが持ってきたのは、『ドラえもん』
音声は日本語で字幕が中国語らしい。おもしろそうなのでゲット。
『風之谷』=ナウシカもあったからゲット。但しこれは中国語音声。

CDやDVDをかかえ、ホクホクしながら会計のところに行くと、脇に『哈利・波特 与火焔杯』=『ハリーポッターと炎のゴブレット』のDVD。

もう売ってるの?
先生曰く、

「中国はすぐ海賊版がでちゃうから、どんどん販売するんだよ」

だって。流石、中国
全部中国語で話が進むハリーポッターもいいか、とゲット。

帰国後、ユーとみたけど、結構おもしろかった。迫力がちょいと不足してたけどね

親ばか度

2006-02-20 10:43:13 | 子育てスタイル '05
誰でも自分の子は一番可愛い。そう思っていなけりゃ子育てなんてやってられない。みんな『親ばか』でいいと思う。でもその度合いが問題。

昨日、リーの保育園の親ぼく会があった。私は幹事の一人。貸しきりのお店だったとはいえ、あまり騒がしくなっても迷惑なので、簡単なビンゴゲームを企画。子どもたちも大人も結構楽しんでくれた。が、なかなかビンゴにならないことに腹を立てた一人の男の子、すっかりへそを曲げてしまった。でも仕方ない、だってゲームなんだから。しかしそうは思えないのは子ども‥‥だけじゃなかった。
へそ曲げ君の母、バカでっかい声で、

「大丈夫よ、もうすぐだから!大丈夫よ!」

と必死の形相。ビンゴにならないのが私たち幹事のせいだ!と言わんばかりなのである。ま~じ~??
ゲーム後もへそ曲げ君の機嫌はなおらず。むしゃくしゃしたのか彼は、我が愛する主人が用意したビンゴゲームの紙を水浸しにし、私の目の前でびりびりと破りはじめた。へそ曲げ君の母は見て見ぬふり。そのうち、ビンゴゲームの景品として配った『笛ラムネ』というお菓子をもっとよこせ!といってわめき、違う種類のお菓子を店の床に叩き付け、粉々に‥‥

‥‥用意するの結構大変だったんですけど

「あらあ、もう疲れちゃったのね~」

と、へそ曲げ君の母。自分の子は何一つ悪くないらしい。5歳ってものの分別がついてくる頃だと思うンだが‥‥

いるんだあ、こんな親‥‥あまりの親ばかさ加減に唖然‥‥。

あまり顰蹙をかわないように、適度な『親ばか』していこ

たいへんな事件

2006-02-18 09:09:07 | 子育てスタイル '05
「ねえ、聞いた?5歳の子2人が殺されたでしょ?殺ったの、同じ幼稚園のお母さんだったらしいよ」

「えっ??」

リーのバレエ教室先で聞いたニュース。
帰宅後急いでテレビをつけてみると、ニュースでこの話題が‥‥。
5歳と言えばリーと同じ年。背筋が凍った。

殺した犯人は中国籍の女性だという。幼稚園のお母さんたちと馴染めず、悩んでいたらしい。外国籍でなくとも小さい子を抱えたお母さんたちは、今とっても悩んでいる。子どもの成長のこともあるけど、それよりもお母さん同志の付き合いがつらい、って話をより多く耳にする。育児雑誌なんかで「公園デビュー」とか何とかがアドバイスされちゃうくらいだもんね‥‥。核家族化が進んでいるし、相談する相手もいないし‥‥相談できないからどんどんどんどん自分を追い込んでく。そして爆発。その鉾先がどこへ向うかはストレスの受け方により人それぞれだと思うけど、残念なことに、今回の事件で犯人が選んだ鉾先は小さな子どもだった‥‥。

確かにいろんな母親がいる。リーの通う保育園でも田舎出身の被害妄想大、自己チュウで自分の子ども命のバカ母がいる。周りに迷惑かけなきゃいいんだけど、甚大な被害があるので困ったもの。以前、保育園の通路にデンッと巨大な荷物があって通行の妨げになっていた。仕方ないので(足で)その荷物をどかした。自転車も道路に思いっきりはみだして停めていた。もうっ、と思いながら整列した。これをきっかけに、バカ母は私を目の敵にし始めた。自分の行動を否定されたと大きな勘違いをしたのだ。
鉾先がこちらに向いた。
すれ違う時におもいっきり『ふんっ』ってするのはまだよかったが、次第にエスカレートし、自転車で通り過ぎる時に『バカ~~~』って叫んだりし始めた。これはあきらかに異常行動。保育園園長に相談し、登園時間を15分ほどはやめてもらった。接触しないことが一番だと考えたからだ。
がこの園長、2週間ほどして、「もういつもの時間に戻してもいいんじゃないですか」っていってきた。疑った。あんたほんとに教育者か?心理学とかやってこなかったの?そんな簡単じゃないんだよ、人の心は‥‥込み上げてくる怒りを抑えながら、だけどハッキリと目では訴えた。

新聞記事を読んでいると、これまでの行動からこの犯人がかなり追い詰められていたであろうことは想定できたはず。幼稚園はもちろんのこと、行政や病院の対応の不適切さも今後問題になっていくだろう。



バレンタインデー

2006-02-15 20:09:57 | 子育てスタイル '05
バレンタインデー。リーは女の子だから、好きな人にはチョコをあげたいという。チョコレート会社の作戦にまんまとのってる気がしないでもないけど、リーと相談して誰にあげるのか決定し、チョコを用意。

そしてバレンタインデー当日。
リーは保育園だったので、私がお届けできるところは朝のうちにポストに投函させてもらい、リーが帰宅後に徒歩でいけるところには自分で渡しにいくことにした。

夕方、保育園から帰宅。
早速お向かいのGくんちにチョコを持ってったリー、ちっとも帰って来ない。何してるのかと思えば、自分で持っていったチョコをGくんと一緒に食べてたそうな。
Gくんママ曰く、

「ウチのGは1時間かけて食べてたけど、リーちゃん10秒だったよ~」

早っ‥‥
こんなところで自分の血を感じるとは‥‥
でもGくん、喜んでくれたよう。よかった~。

テレながら電話をくれたケンくん、お手紙をくれたレイくん、何度も何度もありがとうっていってくれたりょうくん、大喜びしてくれたコーくん‥‥
リーのチョコもらってくれて、ありがとね。

リー、チョコをあげたお友達に『ありがとう』って言ってもらえたことがとってもとってもうれしかったよう
うれしい気持ちを抑えきれず、

「北海道いったら、今度は鮭をあげようね!」

チョコの次は鮭だって‥‥なんか違うような‥‥
ま、いいや。リーからの鮭、待っててね

オリンピック

2006-02-13 09:21:04 | 子育てスタイル '05
トリノオリンピックが開幕。
モーグルやハーフパイプ、アルペンを見たけど、ほんとすご~い。
世界のトップを争うまでになるには、才能はもちろんのこと、強靱な精神力がないといけないんだろうね。

リーはフィギュアスケートしか頭にない。

「ママ、リーはね、金色のウエアにする。金メダルとるからね

はいはい、楽しみにしてるよ~。
でもさあ、スケートやらないとねぇ‥‥やったことないし‥‥

スキー大好きのユーは、じっとアルペンの画面を見つめている。

「ユー、これやれば?時速120キロだって!ビュ~ンって風のようにかっ飛ぶの、かっこいいじゃん!」

「いやだよ、危ないよ。転んだらどうするの?下手したら死んじゃうんだよ!命かけてまでスキーやりたくはないね」

‥‥‥
まあね、そうよねぇ‥‥


ともかく、日本人選手のみなさん、がんばれ~