6月20日に発生した西京区洛西地域における水道管破裂によるガス供給停止事故(模様は私の6月21日ブログにアップしています)の補償ガイドラインが9月12日に京都市から発表されました。
詳細は[京都市ホームページ京都市情報館⇒市の組織⇒上下水道局⇒各課の窓口⇒管理課⇒水道部管理課からのお知らせ]を参照。ってこれはホームページ上で容易にわかりににくいぞ(怒)!
京都市は9月20日から被害世帯へ案内ビラを配布しており、早速ご覧になった洛西地域の市民の方から問い合わせやご意見をいただきましたが...その多くは市への苦言でした。
以下、私見による今回の補償の問題点です。
①事故から補償案内までの期間3ヶ月は長すぎる。(当方の申し入れにも関わらず市によれば補償基準を念入りに検討したためと)
②補償案内ビラが事務的な文面にすぎ、被害者の気持ちを慮った箇所がみえない。(せっかく入浴費や交通費について領収証など証拠書類がなくても柔軟に補償に応ずるとしているのに、それが市民に全く伝わらない)
③一般の補償対象家庭にとっては、補償金額は多額ではないにも関わらず、申請などの手間を相当に要す。
などと、行政側の事務処理が先にたち、市民への誠実な姿勢が薄いと感じます。
原因も規模も異なりますが、原子力発電所事故に対する東電の対応と状況がダブります。京都市の対応いかんでは市民の信頼を大きく損なうことになりかねません。公明党市会議員団では10月5日の市会代表質問で、「(洛西地区の水道事故補償について)補償受付の対応如何によっては、市民との信頼関係を再構築できる機会に、返って水を差すことにもなりかねません。どうか補償を求められる市民に対しては、損害補償の妥当性についての証拠書類の提示だけで終わることなく、面談による聞き取り等、誠実かつ柔軟に対応していただきたいことを強く求めておきます。」と市長へ要望しています。
この問題については、市民の皆様の声をしっかり届けてまいります!
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