小学生の時に初めて観ました。
あのときは、面白いな〜って思いました。
ファンタジーで、子供向けなんだなと思いました。
あんなことあり得ないしって。
大人になって、子供を産んで、あらためて真剣に観ました。
親目線で観ると、また、違うんですよね。感じ方が。
サツキはまだ小学生なのに、お母さんがいない寂しさを見せず
幼い妹の世話をして、お弁当も作ったり、本当にすごく頑張っているしっかりした女の子。
こんな子供に、ここまで負担を掛けてしまうなんて、
大人として胸が痛くなってしまうほどです。
事情が事情だし、周りの協力を得ながら、お父さんも頑張っているわけですが
子供には荷が重いよね。
本当は、いっぱいお母さんに甘えたい子供時代なのに。
お母さんもお母さんで、すごく辛いだろうなって思いました。
その当時は、とにかくサツキが不憫でならなかったのが、一番の感想です。
そして、今回また久しぶりに観ました。
ある程度、子育ても経験してきての今日です。
あ〜、トトロかわいいな〜。
表情も豊かで、無邪気で。
ネコバスに、ぜひとも乗りたい。
いいな〜いいな〜、私にもトトロ見えないかなあ、見えるかなあ。
妖精みたいなもんだから、もしかしたら見えるんじゃない?
もしかしたら、大人でも、
目に見えない存在がこうやって、私のことを助けてくれてるんじゃない?
信じたら、それもあるんじゃない?
今までで一番、純粋な気持ちで観られました。
みんなが、あたたかくて、とても良い気分で観られる映画ですね。
お父さん、お母さんの二人も、子供達の話をしっかり聞いて
信じているところも素敵ですよね。
息子も一緒に楽しんでいました。
また十年後くらいに観たら、違う感想を持つのかな~。
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