アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

横浜ドリームランド吹奏音楽隊 18 冬の板付

2007-11-19 11:27:17 | 音楽
久しぶりに横浜ドリームランド吹奏音楽隊の話を書きます。

だんだん寒くなると冬の板付を思い出します。

横浜ドリームランド吹奏音楽隊に入った初めての冬にスケート場(夏はプールになる)で土日の午後に30分程度椅子に座って演奏したものです。

周りで子供達が滑るなか、スケーターズワルツ、そりすべり、クリスマスメドレー等を演奏しました。

スケート場は北風がふきっさらしの場所で、譜面が飛ばされそうになったり、寒さで楽器を吹くこと自体大変な場所でした。
そんなこともあってか、スケート場での板付は1~2年で終わってしまったと思います。

その後、シャトルループ前の広場に椅子を用意して冬の板付が行われました。
この場所はスケート場ほどは寒くありませんが、やはり北風がふきっさらしの場所です。

ある板付の時、クラリネットソロの曲を演奏しました。
ソロを吹いているのは、あだ名が「トウチャン」と呼ばれていた人です。

指揮者の横に立ってクラリネットを演奏していました。
ソロを吹いている時、突風が!!!!!
トウチャンの譜面台は“ガチャーん”と倒れました。

私はトランペットを演奏しながら一部始終見ていました。“トウチャンはソロを吹き続けるもの”と確信していたのですが、
トウチャンはソロを中止して譜面台を起こし始めました。当然メロディーが消えています。

“何の曲をやっているのかわかりません”

曲は終わりました。

それ以降、冬の板付はなくなりました。


コメント
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