アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ホルトン ポケットトランペット T-650 3

2010-08-04 11:33:51 | 楽器
すぐに修理を始めました。

半田付け面をキサゲできれいにして、0.1mm抜き差し管のピッチを広くして仮組みします。

その第3抜き差しを本体のポケットトランペットに組んで動きチェツクします。

問題なくスムースに動きました。

そのまま、フラックスをつけて半田付けです。ヤマハ製品のラッカーの様に被膜が強くないので短時間で仕上げないとラッカーが焦げたり、薄くなったりします。

ガスバーナーの火が他の部分に回らないように注意しながら付けます。下手すると半田付けしたい場所は付かず、他の場所の半田が外れてしまいます。

写真のような出来上がり、自分の採点では90点ラッカーを焦がさずにすみました。ラッカーは最初かけないつもりでしたが、幾分ラッカーが薄くなった様なので最終的にラッカースプレーをかけ仕上げとしました。

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ホルトン ポケットトランペット T-650 2

2010-08-02 17:11:38 | 楽器
入手したホルトン ポケットトランペット T-650の状態はほとんど未使用で、長在品(長期在庫品)の感じです。

楽器を手入れしているうちに第三抜き差しの動きが気になりだしました。

ノギスでよく調べてみると内管のピッチが外管のピッチより0.1mm狭いです。(何とか動きを出すために内管、外管ともわずかにハの字にセットしてありました。)

外管、内管を正しく平行にすると0.1mmのピッチの違いでまったく動かなくなりました。

内管を0,1mm広げているうちに半田付けがはがれてしまいました。通常のトランペットより半田付けの“のりしろ”の面積が狭かったからです。


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ホルトン ポケットトランペット T-650 1

2010-07-31 21:31:17 | 楽器
アメリカのインターネットオークションで出品されていたホルトン ポケットトランペット T-650を落札してしまいました。

ホルトン ポケットトランペット T-650は台湾の工場で作られていてジュピターのポケットトランペットと兄弟分にあたります。

私はジュピターのポケットトランペットは買う気になれないのです・・・

理由はつば抜きがアマドウオーターキーを使っていることです。アマドウオーターキーが好きな人もいるとは思いますが私は嫌いです。

アマドウオーターキーはシリンダーを押して唾を抜くのですが、シリンダー部には水分が必ず付き、シリンダーに錆びを発生させます。

シリンダー自体空気が漏れないように精密に出来ているので、少しの錆びや埃の付着でシリンダーが固着します。

本来シリンダーは機械的には潤滑油が必要な部分なのに、そこに必ず水分が付く!

最初から機能的な矛盾のあるつば抜き構造です。

ホルトン ポケットトランペット T-650はアマドウオーターキーではなく通常のつば抜きが付きます。(つば抜きコルクはゴム製。)
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アルプホルン 3

2010-04-12 16:37:36 | 楽器
土曜日はアルプホルンクラブの入会についての話を聞きに行きました。

約束の時間に15分遅れで到着。(早めに出発したのですが、予想していたよりも道が込んでいたのです。)

約束の場所はなにやらパーティーの準備中の様子。担当の人を呼んでもらい話しを聞きました。

次の土曜日から楽器作りが開始される予定です。

パーティーはスイスのイギリス式ブラスバンドの人たちを迎えるためのものでした。

日本人がスイスのアルプホルンを奏で、スイス人が英国式ブラスバンドを奏でているのも興味深いものです。
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アルプホルン 2

2010-03-27 14:17:34 | 楽器
今日アルプホルンの会に行く予定だったのですが、都合が悪くなってしまいました。残念。

二週間後の4月10日に参加することになりました。今はアルプホルンのCDを聞いて雰囲気に浸っています。

まあ、焦らずゆっくり楽しみたいです。
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