チェーンソウ

「トマトさん、時間があったら、髪の毛を切りに連れて行ってくれるけ？

久しぶりに鏡を見たらあまりにもボサボサで自分でもびっくりしただよ」と

田舎牧師の母・・「ほんとだ、まるでやまんばみたいだ」と思った私・・

そんなわけで、今日午後、母を美容院に連れて行った、「どんな感じに

カットしますか？」と美容師さんが聞いてくれたので、「うんと短くして

ください、例えば、お婆さんではなく、お爺さんみたいにしてください」と私、

カットし終わった母は上機嫌「短くしてもらってよかったよう、あーすっきりした」と母、

よかった、よかった、その後、母が一番行きたいと思われる場所に母を連れて行った・・

今日は、少しだけ親孝行できたかも・・

さて、夕方、家に帰ると、田舎牧師が、おもむろにチェーンソウの刃を研いでいた

しかも、テーブルの上で独り言を言いながら「これが切れるようになったとしたら、

オレは、もしかしたら、天才かもしれない」と・・必死で真剣な様子だったので、静かにしていた私、

だが、残念な事態が・・「あーあ、チェーンソウの刃を研いだら、よけいに

切れなくなっちゃった、買ってもいいかな？」と田舎牧師、「ガク・・いいよ」と私、

ところで、今日も夕食後、ボケ防止の散歩に行った田舎牧師とベルーバとチビ太と

私、このところ、とてもまじめにちゃんと散歩に行っている私たちです、

まあるい月に照らされて、ベルーバとチビ太はウキウキと歩いた、

散歩から帰ってくると、チビ太は、すかさず、田舎牧師の袖なしのダウンジャケットを

パックリくわえて階段の踊り場で関所をした「ウーーーー、ガオ、ガオ、ガオ、ぼくは

父ちゃんの汗臭いダウンジャケットをパックリくわえている、これは、まきばリホームで

直してもらったやつだ、グチャグチャにされると困るはずだ、返してほしいのなら

おいしいものちょうだい」とチビ太・・

それではまた明日。イエス様の祝福があなたの上にありますように。




わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、

生ける水の川が流れ出るようになる。　　　　ヨハネ、７，３８。





　　　　　　　　２０１７，１，１３．　　　　　　　　　　　トマトでした。