八ヶ岳キリスト教会 牧師ファミリーのブログ

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田舎牧師の父

2013年06月18日 21時50分26秒 | 日記

田舎牧師は小さい時、祖母の子守唄を聞きながら眠ったそうだ。その子守唄は非常におも

しろく一回聞くと忘れられない。時々、私が寝付けないので、田舎牧師に子守唄を歌ってほ

しいと頼むとそれを歌ってくれる。おもしろすぎてゲラゲラ笑ってしまう私。しかし、なぜだか

その後、ぐっすり眠れるのだ。田舎牧師の父はとても真面目な人なので祖母が歌う子守

唄を聞くたびに「そんな、意味のないくだらん子守唄を歌うな」と真剣に怒っていたそうだ。

 私は4人の子供達を育てる時、いつも聖歌の<主がついてれば>を歌っていた。抱っ

こして背中をトントンたたきながら「主がついてれば、怖くわないと聖書のうちに、、、」

と、4人とも聖歌の子守唄を歌うと安心して眠った。

 田舎牧師の父といえば今から20年前60歳代でクリスチャンになった。つらい病いの中

にあっても聖書を読み、祈り感謝していた。やさしい人であったが、やさしさだけではなく

厳しさをもった父だった。田舎牧師に「お前は、日本一の牧師だ」と言い残して天国へ

行った。私には「おばあさんを頼む、しっかり仕事をしろ、子供たち4人をしっかり教育し

ろ。」と言い残してくれた。

<目の光は心を喜ばせ、良い知らせは人をすこやかにする」 箴言15;35

 

                            2013.6.18       トマトでした。