深夜までペラヘラを見て、空腹の限界を迎えていたが、結局祭りが終わる時間帯にキャンディの街はほとんどが眠ってしまっていた。
かろうじて開いていたレストランで大盛りのフライドライスを胃に詰め込んで、ビールを飲むことなく、この日はホテルでバタンキュー。
スリランカといえばライオンビールを飲みにきたようなものなのに、初日は飲むことができなかった…。
スリランカといえばライオンビールを飲みにきたようなものなのに、初日は飲むことができなかった…。
翌朝、ホテルの朝食を食べ終わって、すぐに移動することにした。
キャンディの街は見どころも多いのだろうが、ペラヘラ期間中は完全に祭りモードになっているため、通常の観光はできなそうだったからだ。
さっさとバスターミナルに移動。
並んでいるのは長距離バスなのだが、車体は街の中を走るバスと同じタイプ。
市バスが長距離を走る感じなので、人数は詰め込めるが、窮屈だ。
大きな街へ行く場合は、ワゴンタイプのバスもあり。
値段は高くなるが、おそらく圧倒的に早い。
そもそもスリランカの交通費は非常に安い。
社会主義ということも関係しているのだろうか。
数時間乗っても百数十円なんてこともあるので、VIPバス的なものがあったら積極的に乗りたいところだ。
ただ、このワゴンタイプのバスは、時刻表があってないようなものなので、だいたい満員近くにならないと発車しなかった。
バスに乗り込んだはいいが、なかなか発車しないので、ターミナル内の果物屋で買い物。
色鮮やかな果物が並ぶのは南国ならでは。
バスが発車して数時間、ダンブッラの街に到着。
ダンブッラはスリランカの中でも交通の要衝となる町の一つで、いろいろな方面からバスがひっきりなしに走ってくる。
バスは市バスタイプのものが走っていると前述したが、バスのフロントにはルート番号が記されており、これも市バスっぽい。
長い距離になると丸一日走り続けるルートもあるようだ。
ダンブッラの町にはバスターミナルもあるのだが、ターミナルは近郊行きのバスの発着がほとんどで、長距離を走るバス、旅行者の利用率が高いバスは、幹線道路沿いに一時停車するだけで、次々と走り去っていく。
上の写真は、ただの路上だが、ダンブッラのバスターミナルである。
ここから世界遺産のシーギリヤロックや首都のコロンボなどに行くバスに乗ることができる。
スリランカのバスは路線バスを乗り継いでいく、太川・蛭子のバス旅と同じスタイルなので、方向が一緒だったらとりあえず乗って、途中で乗り換えてということが簡単にできるようだった。
僕らはこの日はシーギリヤに宿泊予定だったが、時間があったので、昼間の間にダンブッラ遺跡を見学することにした。
善良そうな店を選んで、数時間荷物を預かってもらうことを交渉(もちろんお礼は払った)。
身を軽くして、いざトゥクトゥクで、世界遺産の寺院へ。
(つづく)
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