放浪日記

刮目せよ、我等が愚行を。

詩人からの伝言

2005年08月24日 | アジアな日々
田村隆一という詩人がいた。

僕が彼の存在を知ったのは、高校のとき。

購読していた「ダ・ヴィンチ」に『詩人からの伝言』という連載をもっていた。
そのなかの詩人・田村隆一は、江戸弁で快活に、そして小難しい人生の「愛」とか「死」なんていう問題をわかりやすく、おもしろく、ときにはスケベでだらしなく語ってくれる、ダンディなじいちゃんだった。

「男はラヴレターなんて書くな。そんなもの書いたら終わりだぞ。女はそれを80になっても持ってるぞ」なんて語ってくれるじいちゃんだった。

酒をこよなく愛した田村翁。その語り口も、人生も、そしてもちろん詩も、めちゃくちゃかっこいい。

こういう生き方をしたいもんだ。

以下のサイトでは、初期の詩を読むことができます。
田村隆一詩集


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