ブルーベリー 11月26日 2009-11-26 18:49:19 | 景 原っぱのブルーベリーの紅葉です。 移植をくり返していたので成長が今一でしたが、今年は大豊作でした。初めはせっせと収穫していたのですが、そのうち飽きてしまい大部分は鳥の餌となったようです。 背後の白い石壁は蝶の舘の東南角部です。 照りはゆるブルーベリーの葉の先の 白き石壁あき日に映えり
池の冠水 11月14日 2009-11-14 16:11:44 | 景 大雨による池の冠水です。もともと原っぱの南端は敷地内の降雨を流出させなよう造成しているので、大雨になるとこの状況になります。新しい花園の花壇はぎりぎりのところで沈まないよう盛り土していますので、さながら湖面に接した畔の態とあいなったわけであります。 溢れみず池を隠してみずうみに つくれる花園ほとりになすとや
花園(3) 11月12日 2009-11-12 17:58:15 | 景 南の花園の完成です。拡張や土壌調整に対応するよう、勾玉(まがたま)に似た島状平面の集まりとしました。本当のところは老建築家が単に曲線が好きだから、と言えなくもありません。 しかしながら、雑草が生い茂るばかりの小さな生き物の世界である丘の上の原っぱは、ガーデニングを楽しむ妖しい園に替わってしまうのでしょうか。 勾玉の花床つらなる花の園 ともしき原はあやしき園に
花園(2) 11月10日 2009-11-10 18:50:01 | 景 ガーデニングでも重機登場です。南の花園に花壇をつくっているうち、規模が大きくなり、スコップでは手に負えなくなりました。日向の花壇、木陰の花壇、葉陰の花壇、等々、植える花の見通しのたたないままつくってしまったのでした。 重機にて南の花園つくりしは 淡きあおぞら広ごる秋日
花園 11月7日 2009-11-07 19:50:23 | 景 引き続きのガーーデニング、原っぱの南に新しい花園をつくっています。点在している花株を掘り上げ、幾つかの花壇をつくり、土壌を改良して、球根類を主とした花の園にしたいと考えています。 しかし、ビルド作業での辛い土掘りが、ガーデニングでは大して苦にならないのは何なのでしょうか。 陽をあびて土掘り返し整えて あたらしき園原につくれり
草刈り 10月22日 2009-10-22 17:26:16 | 景 今年最後の原っぱの草刈り。今回も芝刈り機を使っての作業です。 まだ生き続けている小さな生き物たちのため、ススキとカルカヤの繁りを一部残しておきました。 草の原いくたび目かの草を刈り そこはかとなく秋は暮れなん
原っぱ 10月7日 2009-10-07 20:21:35 | 景 明日は台風がくるという日の原っぱ。 ここのところビルド作業に精を出していたので原っぱは手付かずの状態でした。草木は自然の摂理に従って競いあい繁りあって、小さな生き物たちのすみかを豊かなものにしています。 木も草も競いて繁る丘の原 ことなく静けく秋は行くらし
草刈り 6月13日 2009-06-13 21:48:55 | 景 今年、三回目の原っぱの草刈りです。草払い機ではなく芝刈り機で行っています。エンジンの音が凄まじいのですが、草を細かく切断することから刈った後の始末が不要なので捗ります。 梅雨どきの荒草どもを刈り払う 静もりのなかエンジン響き
常盤木 5月22日 2009-05-22 21:41:13 | 景 蝶の館の東南方向の常緑樹の新緑です。椎や樫の木は、新しい葉が芽吹いてから前の葉が落葉するので、古い葉の鯉緑と新しい葉の瑞々しさが一層際立ちます。 青葉にまた若葉かさなる常盤木の 木々の芽ぶきはもゆるがごとし
青葉 4月28日 2009-04-28 22:39:45 | 景 館の西側の雑木の芽吹きです。手前の、壁と柱のエリアは昨年となんら変っていまぜんが、いま、屋根を架ける準備をしているところです。果たして、来年は向うの雑木が見えなくなっているでしょうか。 なら椚うわみずざくら椋えのき 若葉青葉に時移りけり
若葉 4月27日 2009-04-27 18:19:49 | 景 やすんばの南西側の芽吹きの遠景です。やすんばの斜面は、常緑樹、落葉樹、針葉樹、広葉樹が混生した、里山のいわゆる谷津斜面林で構成されています。 常葉の間若葉のいずる春の日は 空青々と限りもなしに
田植え 4月26日 2009-04-26 22:09:26 | 景 今年も放耕された田圃が広がっていますが、やすんばの近くではなんとか田植えが行われています。正面の明るい部分、両端の電柱に挟まれた小山が、やすんばの谷津斜面林です。 やすんばの木々は芽ぐみて春なれや 谷津の水面はどよもすがごと
西の花園 3月28日 2009-03-28 21:37:06 | 景 原っぱの西側の花園。原っぱは雨水が流れ出ないよう周囲を土手状に盛り上げています。西側の土手は朝日があたり樹林で西日を遮る、花々にはよろしき環境にあります。四季を通して花々が咲き続けるようにしたいと思っているのですが…。 原っぱの朝日をうくる低き土手 ときの移りを見るは楽しも
杉葉の道 2月28日 2009-02-28 20:33:57 | 景 里の森の道は、数日前の強風で落とされた杉の枝葉で茶色に染まっています。杉のふさふさとした枯れ葉や枯れ枝を踏みつつ歩くのは、浅春の浅の幸せなひと時なのであります。 風吹きて杉葉の積もる森のみち あさなゆうなの歩み楽しも
池の氷結 1月28日 2009-01-28 22:19:09 | 景 原っぱの池も凍りついています。ゆず肌に切り藁をばら撒いたような奇妙な氷結をみせ、朝陽があたると微妙で複雑な煌きを放っていました。 冬枯れの凍てつく原の池面は 妖しき光り放ちたりけり