雪の原 2月18日 2010-02-18 17:36:53 | 景 2月に入って9日目の降雪とのこと、一面に積もったのは3度目でしょうか。前の2回は陽の光りで融けていったのですが、今回は雪から変わった雨で消えていきました。 今朝もまた薄化粧する雪の原 木の下かげに春は見えたり
雪の沈床 2月2日 2010-02-02 19:07:28 | 景 沈床庭園も周辺の木立の隙間から射しいる日差しで融け始めています。昨年は花壇の役を担えなかった十二菱二十四稜の縁木は、純白に変化して、なにか意味ありげに訴えている気がしないでもありません。今年はなんとか役立てたいのですがどうなりますことか。 黒きふち真白に化けてなに言わん 沈床のにわ如何になるなり
雪の森の道 2月2日 2010-02-02 18:59:19 | 景 森の道では常緑樹でさえぎられ、下にまで降ってこなかったのか雪が積もっているところとそうでない落葉のみの、地面にパッチワークのような様相をみせていたのでした。 雪のあさ木の下かげは落葉みせ まばらまばらに雪ある森路
雪の原 2月2日 2010-02-02 18:54:31 | 景 原っぱも一面雪景色となったのですが、朝日が昇るにつれて湯気をあげてどんどん融けはじめ、春菜の緑が雪原を追いかけるように色変わりしていくのでした。 雪のあさ陽あたる原は春菜もえ 白き雪はら湯気はたなびく
雪のやすんば 2月2日 2010-02-02 18:25:56 | 景 やすんばに雪が積もったのは久しぶりのことです。周辺の常緑樹を覆った雪もすでになく、大した積雪ではなかったのですが、蝶の舘の屋根は完全に白化粧し、屋根を葺いてから初めての光景を望むことができました。 久にして雪積もりたるやすんばは 常葉のなかに雪景色みせ
坂の道2 2月1日 2010-02-01 18:42:05 | 景 坂道にニホンズイセンを植え始めたものの、分球では数が足りず、あちこち駆けずり回って何とか譲り受け、一通り植え終わりました。柵の外側は未開拓地ですが、日あたり地なので水仙で埋め尽くしたいと思っておりますが、いつのことになりますことか。 水仙の花咲き匂う坂のみち あゆむ喜びまた一つ増え
坂の道 1月29日 2010-01-29 19:58:41 | 景 ニホンズイセンを原っぱから沈床庭園に下りる坂道に分球移植しているところです。本来は葉が消えてからが適期なのですが、その頃だと何の球根だか判らなくなるので無茶を承知のガーデニングです。丈夫な花なのでなんとかなるはずです。 和水仙うつし植えたる坂のみち 原から南へ沈庭に至り
朝の道 1月27日 2010-01-27 17:41:55 | 景 ビルド作業から遠のいている今日この頃、毎朝園内を一巡しています。時計の逆回りで進むと森の道では朝日に向うことになります。冬の樹々を通して射しいる光の中に、落葉を踏みつつ歩みゆく心地はなかなかのものであります。 朝な朝な森をめぐりて落葉ふみ さやけきふゆの光のなかへ
春菜 1月26日 2010-01-26 14:24:22 | 景 やすんば西側の冬の遠景です。手前の平地はトウモロコシ畑で、この地区で飼育盛んな乳牛の飼料として栽培されています。秋に牛糞を一面に撒き、冬は寝かして春先に耕作するのですが、それまではナズナやホトケノザ、ハコベラなどの春の菜が緑の絨毯を萌え広げます。 冬の日のもろこし畑は春菜萌え あわきみどりの絨毯をしく
落葉かき 1月8日 2010-01-08 20:35:14 | 景 森の路の手入れと落葉掻きです。久しぶりに森の中でゆったりと時を過ごしていると、ビルド作業では覚えることの無かった自然の気を感じます。 木漏れ日の蔭を踏みつつ掃き清む こもり静もる冬の森みち
冬の落葉 12月19日 2009-12-19 21:05:30 | 景 やすんばの南西斜面の師走の黄葉です。落葉樹の黄葉はあと一風吹けば冬姿になります。 白雲の三つ四つ浮かぶ空の下 常葉に照り葉消え入らんとす
黄葉 12月6日 2009-12-06 19:11:17 | 景 やすんばの南端を谷津田越しに眺めた初冬の光景です。樫や杉の常緑樹に混じってた雑木の黄葉が錦を織りなしています。 澄み透る空の下にて錦なす やすんばの丘落葉の木々
野葡萄 12月5日 2009-12-05 19:21:24 | 景 野葡萄の実は野草の中で最も艶やかな彩りをもつのではないでしょうか。その多彩な複雑な微妙な色合いを言葉で表現するのは至難であります。 そう言っておきながら何ですが、今回の写真は今一つぱっとしません。盛りを過ぎて熟れ始め本来の煌きがうしなわれております。 野葡萄は吾が石壁に茂りなし 五色の彩りきらめきてあり
西の雑木 12月3日 2009-12-03 16:37:40 | 景 雨の日の、西の雑木林の黄葉です。今年は新しくつくりあげた鉄の間仕切り壁を透かしての光景です。いまだ壁を這うジャスミンの葉影はみえず、屋根の覆いもないこの光景は、はたして今年限りになりますでしょうか。 なら榎うわみずざくら椋くぬぎ 鉄のアーチの向うを照らし
朝の園 12月2日 2009-12-02 17:07:37 | 景 このところ、毎朝、珈琲を片手に原っぱに立ち入り、今は何も芽生えていない土くれ花壇を、花々が咲き競う春の姿を夢想するひと時を過ごすのが日課となっています。油断すると昼近くまで居座ることがあり、そろそろ園離れをしたいのですが、原っぱの片すみでは和水仙やクリスマスローズが咲き出す気配をみせており、さてどうなりますことやら。 朝な朝な原に立ち入りながむるは つくりし園の花咲く春日